作成:2018.11.8 更新:2023.7.4
エギングをサーフでやると意外に釣れる?サーフエギング徹底解剖!
エギングを広大なサーフでするのは一見すると無謀な挑戦のように思えます。
しかし、エギングブームの昨今では希少な竿抜けポイントになっている場合があり、貸し切り状態で爆釣するなんてこともあります。
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目次
なぜサーフでエギング?サーフエギングのメリットとデメリットを知る

出典:visualhunt
なぜサーフでエギングなのか。
それは時として爆釣することもある可能性を秘めているからです。
エギングをサーフでやるメリットデメリットについて解説していきます。
サーフエギングのメリット
広大なサーフエリアはアオリイカへのプレッシャーが低い!
サーフエリアは広大が故にエギを見た事のない初なアオリイカがいる事が多いのが最大のメリットと言えるでしょう。
サーフでアオリイカに出会うと、着水直後からラインが恐ろしい勢いで走っていく事も多々あります。
サーフはアオリイカの餌となるベイトが溢れている!
サーフにはアオリイカの餌となる小魚等が多く生息しています。
潮の流れに乗ってアオリイカの大きな群れが餌場であるサーフへとやってきます。
サーフは基本的に砂地で根がかりし難い!
サーフは当然ですが砂地メインになりますので、ほとんど根がかりをしません。
初心者の内でもエギのロストに怯えることなく安心してアオリイカのアタリに集中する事が出来ます。
もし、広大なサーフで大きな沈み瀬や人工物に根がかりしたら、その周辺には必ずアオリイカがいますので周辺をくまなく探って下さい。
サーフは水深が浅くアオリイカがエギを見つけやすい!
サーフは水深の浅い所が多く、エギの射程範囲内の水深は3mまでの所が多いです。
となれば、目の良いアオリイカにエギの存在を見つけて貰いやすいのです。
サーフエギングのデメリット
サーフは波の攻略が必要
サーフの難敵として波の存在があります。
波に道糸を巻き込まれるとエギが意図せず動くことがあります。
道糸にラインスラックが生まれやすくなり、アオリイカのバイトを逃してしまう事があります。
少し波高があると濁りが出たりしてしまいます。
意外な敵は波打ち際の小石や漂流物
サーフの意外な隠れた敵としては波打ち際で巻き上げられる小石や漂着物です。
エギをしゃくった時に張った道糸が小石や漂着物に触れてしまうといとも簡単に道糸が切れてしまいます。
充分に注意を払ってしゃくるようにしましょう。
エギングをサーフでする時のポイント選び!

出典:visualhunt
竿抜けの可能性が高く釣りやすいアオリイカがいるサーフといえども、どこででも釣れるとは限りません。
サーフエギングにとってオイシイポイントは「何か変化がある場所」です。
広大なサーフを効率良く攻めていけるようにいくつかサーフのポイントをご紹介していきます。
1 瀬周り
広大なサーフにおいて僅かな岩場や沈み瀬は格好の隠れ場所兼餌場になります。
アオリイカも、その餌となるベイトフィッシュも同様でその周辺には必ずついています。
根がかり感やしゃくる時に固さを感じたらその周辺は丁寧に探るようにしましょう。
2 テトラや堤防
サーフに飛び出た堤防やテトラポットが積まれている所は必ずアオリイカがついているはずです。
堤防やテトラポットにはベイトフィッシュやエビ・カニ類の甲殻類が必ずいます。
それらを餌とするアオリイカがその周辺にいないはずがありません。
丁寧に周辺を攻めましょう。
3 潮目(ごみ溜まり)
潮目やごみ溜まりには必ずと言って良いほどアオリイカがついています。
時には大型のアオリイカが群れている事もあります。
アオリイカの餌となるベイトフィッシュも潮目の周囲には豊富です。
4 ブレイクライン
海底の落ち込み部分にはアオリイカが潜んでいる事が多いです。
ベイトフィッシュ等に対して身を隠す事が出来るからです。
ブレイクライン周辺を中心に丁寧に攻めていきましょう。
サーフエギングのタックルはロングレングスが有利!

出典:freeimages
サーフエギングの場合は、水深の浅いフィールドが大半を占めます。
横の釣りで広範囲を探るのがメインメソッドになりますので、遠投が出来るタックルを使用しましょう。
サーフエギングに適したタックルをご紹介していきます。
サーフエギングに適したロッド
横の釣りで広範囲を探るために、遠投して飛距離を稼ぐ必要がありますので、9ft以上のロングレングスモデル・エギ適合3.0号以上が必要スペックです。
サーフエギングでは引き波の力も加わってアオリイカのサイズ以上のファイトになりますのでパワーはMクラス以上が良いです。
サーフエギングのリールはハイギヤの2500番台で決まり!
サーフエギングで使うリールのスペックは、2500番台のWハンドル・ハイギヤ仕様・PE0.6号を150m巻けるスプールです。
Wハンドルはしゃくりの安定感やリーリング時の安定感が得られます。
ハイギヤ仕様はリトリーブの際、抵抗がハンドルに伝わりやすく底の状態が分かりやすいのでおすすめです。
サーフエギングのPEラインは遠投重視で0.6号
サーフエギングでは広範囲を探る事がサーフのアオリイカに出会う近道になります。
道糸は飛距離を重視して0.6号を150m程巻いておけば安心です。
PEラインは0.8号でも良いのですが、波切を考えると0.6号を上限にするとストレスなくサーフエギングを出来ます。
リーダーに関しては通常のエギングと同様に、フロロカーボンハリスの2.5号前後で充分です。
サーフエギングでの釣り方!横の釣りで狙え!

出典:visualhunt
サーフエギングでは基本的に水深の浅い場所が多いので、縦のシャクリをするとエギが飛んで来てしまいます。
サーフエギングの基本的なメソッドは2つです。
- 横方向へのシャクリ
- タダ巻き(ずる引き)
サーフは基本的に水深が浅いのでエギを高く跳ね上げる必要がありません。
底をつついて餌を食べているベイトフィッシュを演出してあげれば良いのです。
サーフや浅場にいるボラやキスを思い出してみて下さい。
砂地の底をつついているのを見た事がありませんか。
そのイメージでエギを横方向の動きでアクションさせてやれば良いのです。
タダ巻きは少し弱った食べやすいベイトフィッシュのイメージでのアクションを心掛けましょう。
堤防や磯場では横への動きは根がかりや水深の問題からあまり使ったことのない動きだと思います。
ぜひサーフエギングで横の動きに対するアオリイカの反応を楽しんでみて下さい。
サーフエギングにおすすめのエギ5選
サーフエギングは浅めの水深が中心になることと高活性のイカをテンポ良く狙う釣り方になります。
サーフで使いやすいエギはレギュラータイプかシャロータイプの3.0号を基本に考えて頂ければ良いです。
以下サーフエギングにおすすめのエギ5選をご紹介します。
サーフで使うエギ選びの参考にして頂ければ幸いです。
ラグゼエヴォリッジ シャロー 3.0号
ラグゼが送り出す基本性能を高次元で追求したエギの新定番エヴォリッジのシャロータイプ。
ボディ形状は起伏を可能な限り抑えたオリジナルの流線型ボディ形状になっており、向かい風や横風を受けやすいサーフエギングにおいても安定した飛行姿勢を保ち、遠投を可能にしてくれます。
ラグゼ独自のニードルノーズ設計により、入力アクションに対してレスポンス良く反応し、驚異のダートを可能にしています。
アクション直後の復元性にも長けており、ダート後にはいち早くステイ姿勢に戻るようになっており、アオリイカが抱きつきやすい姿勢を保ってくれます。
シンカ―デザインは斧の形をモチーフにしたアックスシンカ―となっており、低重心かつ惰性による無駄な移動を防いでくれる仕様となっています。
ヤマシタ エギ王 シャロー 3号
ヤマシタエギ王Kシャロータイプ。
安定のスローフォールでサーフエギングをよりオートマチックにしてくれる。
シャローに潜むアオリイカに絶大な威力を発揮する安定したスローフォール。
アクティブバランサー採用でアクションが小さくなりがちなシャロータイプのエギに、ダイナミックなメリハリのあるアクションを実現してあります。
更に、視認性を良くするために背中の模様を排除してあり、抜群の視認性を与えてあり、サーフでもその視認性の高さは強力な武器になるとともに、エキサイティングなサーフエギングを可能にしてくれます。
ツリケン エギスタ スロー 3.0号
ツリケンが基本性能をひたすら磨き上げたスタンダードエギ「エギスタ」。
スタンダードエギの頂点を極めるべく、そのダート性能と安定したフォール姿勢を極限まで高めたハイスタンダードなエギです。
タイプはサーフでのエギングに適したシャロー(スロー)タイプです。
ダイワ エメラルダス ラトル シャロ―タイプ 3.0号
ダイワエメラルダスシリーズのエギです。
山田ヒロヒト監修第3段のラトル入りのハイアピールエギです。
広大なサーフエリアでのアピール性に長けているエギになります。
スローフォールでゆっくりと抱かせるをコンセプトに開発され、テールを上に向けてやや急角度にゆっくりとフォールするように設計されています。
遠浅+ストラクチャーを攻めるにはスーパースローモデル
ダイワの定番エギ「エメラルダスダートII」の超スローシンキングモデルになります。
エギング界のカリスマ山田ヒロヒト監修モデルです。
スロータイプのフォールスピードでは攻め切れないストラクチャー絡みの遠浅サーフで抜群の威力を発揮します。
そのフォールスピードは8.0秒/mです。
サーフエギングにおいて、表層の超高活性のアオリイカをテンポ良く探るのに非常に重宝するフォールスピードです。
カンナには刺さりの良いSaqSasカンナを搭載しており、アオリイカのショートタッチも逃さずフッキングに持ち込みます。
エギングをサーフでする意外性が面白い!

出典:visualhunt
サーフエギングについての解説はいかがでしたか。
サーフエギングの以外な可能性については期待を持っていただけたでしょうか。
釣って良し、食べて良しのアオリイカは近場でお手軽に狙える最高のターゲットです。
皆さんもサーフエギングでのアオリイカに挑戦してみませんか。
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