作成:2018.11.20 更新:2023.7.3
メバリングの6つアクションと動かし方を徹底解説!初心者におすすめ
メバリングはソルトゲームでの人気のルアーフィッシング。繊細なメバルのバイトを取るためにはワームやルアーのセレクトはもちろん、アクションや動かし方も大きく影響します。ここではそんなメバリングのアクションについて詳しくみていきます。
ヤマガブランクス ブルーカレント 74II Amazonで詳細を見る |
|
シマノ 18 ソアレ SS S76UL-T Amazonで詳細を見る |
|
ダイワ 月下美人 EX AGS 610LS-SMT・E Amazonで詳細を見る |
目次
メバリングのアクションはワームやジグヘッドによってさまざま

出典:photoAC
メバリングはソルトルアーゲームの中でもアクションが釣果に影響を与える釣りです。ただ巻きはもちろん、トゥイッチやフォールなどのアクションをワームやジグヘッドに合わせて使い分けることで、よりメバルのバイトを引き出すことができるのです。またワームだけでなく、プラグ類などにも同様のアクションを取り入れることでメバルを飽きさせずサイズ、数ともに大きな釣果を期待できます。
ここではそんなメバリングにおけるアクションについて詳しくみていきます。
メバリングの基本はリトリーブ

出典:Fishing Pro
ルアーフィッシングではもっともポピュラーなただ巻き、リトリーブアクション。小魚などのベイトフィッシュをイミテートしたいときに取り入れられるもっとも定番のアクションです。
メバルが浮いているシチュエーションには表層リトリーブ
ライズが目視できるなど、メバルが表層付近まで浮いている際や水深の浅いシャローエリアで積極的に使いたい表層リトリーブ。基本的にはキャストした後にリトリーブをするのが一般的ですが、巻くスピードがあまりに遅いとワームやルアーが沈んでしまうため、スローで引きたい場合にはロッドを立ててゆっくりリーリングするのがおすすめ。
ジグヘッドの重さとしては1~1.2グラムの軽めのジグヘッドが定番です。
表層リトリーブにぴったり!
ジャッカルから販売されているジグヘッド。
水の抵抗を受けることで引き心地が感じやすいジグヘッドになっており、表層のレンジコントロールにもぴったりのアイテムです。
メバルが好む絶妙なサイズ感!
ダイワから販売されているメバリング専用ワーム。
ソフト且つ高強度の素材を採用することでフグなどから噛み千切られにくく、僅かな水流で波動の発生することができます。
様々なワームがありますが、フグに強くズレにくい。一本あればその日の釣行は間に合うくらいの持ちです。大型アジ、メバルにはこれですね。
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01EO0JJ9E/
数釣りにおすすめのレンジキープリトリーブ
メバルがいるレンジがしっかり見極められているシチュエーションでは、狙いたいレンジまでワームを落としそこから一定の層を巻き続けるレンジキープリトリーブがおすすめ。レンジをしっかりとキープするためには、風や潮などのその日の状況に合わせて、その日にあったジグヘッドの重さを選ぶことが非常に大切です。
使用するジグヘッドの重さは表層リトリーブよりもやや重めの1.5~1.8グラムのものが定番です。
抜群のレンジキープ力が魅力
イッセイから販売されているジグヘッド。
一定の層を引いてこれるよう設計されているため、狙いたいレンジをしっかりとキープしながら水平スイミングでアピールできます。
集魚効果抜群の極細のテール
エコギアから販売されているメバリング専用ワーム。
スイミング時には不自然な尻下がり姿勢にならず、水平姿勢をキープ。
極めて弱い波動を生み出し、スレたメバルにも違和感を与えずバイトへと導きます。
ナチュラルなアピールがしたい時にはフォールアクション

出典:photoAC
ワーム本来のアクションを重視し、よりナチュラルなアピールがしたい方にはフォール系のアクションがおすすめ。リトリーブに比べるとややスローな誘いができるため、食いが渋い状況にも活躍します。さまざまなレンジを一度に探ることができるため、メバルのついているレンジを探りたいシチュエーションにもぴったりのアクションです。
食いが渋い状況にはカーブフォール
リトリーブだけではメバルの反応が鈍い状況で活躍するカーブフォール。リトリーブした後にロッドを高く上げある程度沈ませてから、再度リトリーブを繰り返します。メバルのバイトはリトリーブ中はもちろん、フォール中に出ることも多いため注意が必要です。カーブフォールは大型のメバルに対しても効果的とされていますが、リトリーブに比べるとアタリがわかりずらいため慣れるまでは練習が必要なアクションです。
使用するジグヘッドは1.5~2グラムがおすすめです。
レンジの把握に長けたジグヘッド
アピアから販売されているジグヘッド。
視界の悪い夜でも水の抵抗を感じやすくレンジの把握能力が高いアイテムです。
低重心構造によって針が上を向き根がかかりがしにくく、フォール中のフッキングにもぴったりの構造です。
フォールアクション専用ワーム
メジャークラフトから販売されているワーム。
比重やフォールスピードにこだわった、カーブフォールにぴったりのアイテム。
ちぎられにくい強度を保った、スーパーソフト素材によって抜群のナチュラルアクションが可能です。
しまなみ海道にて使用しました。
出典:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01DIHNAHQ
柔らかいのに丈夫で20cm〜のメバルたくさん釣れましたw
もっと長い時間やってたら20lクーラーパンパンになったかも…?素晴らしい商品です。
荒れたボトムを中心に探りたい時にはリフト&フォール
通常のリトリーブでは根掛かりが多発する荒れたボトムなどを探りたい時にはリフト&フォールがおすすめ。キャストしたリグを着底させてからロッドを高く上げて、カーブフォールさせまた着底させるという流れを繰り返し行います。これを応用しリトリーブの間にリフト&フォールを組み込むことで表層から底までの反応を同時に確かめることが可能。
使うジグヘッドはボトムのストラクチャーなどに合わせて1.2~1.8グラムを使い分けましょう。
操作性の高いジグヘッド
バークレイから販売されているメバリング専用のジグヘッド。
ヘッド部分にくぼみをつけることで軽量のジグヘッドながら引き抵抗を感じやすく操作性が高いです。
繊細なロッドワークが必要なリフト&フォールにはぴったりのアイテムです。
自由なセッティングでアプローチ
ダイワから販売されているワーム。
セットする向きでフォールスピードを変えることができるため、メバルの活性に合わせた繊細なリフト&フォールが再現できます。
プラグを使ってリアクションバイトを誘うトゥイッチ
メバリングはプラグなどのハードルアーを使ったアプローチも魅力の一つ。プラグを使う際は通常のリトリーブにトゥイッチなどのロッドワークを組み合わせることでメバルのリアクションバイトを引き出せます。
メバリングは繊細なトゥイッチアクションが釣果アップのポイント
リトリーブ中に不規則な動きを与えることでメバルに口を使わせるトゥイッチアクション。通常のルアーフィッシングにおけるロッドワークを使った激しくアクションではなく竿先を少し動かす程度にすることが大切。激しいトゥイッチはルアーが早く動きすぎてしまいメバルが食いきれないことがあります。
抜群の飛距離が魅力
ジップベイツから販売されているメバリング専用ルアー。
大きさや重さを勘違いするほど抜群の遠投性能が魅力です。
またリトリーブだけでなくトゥイッチやポーズを入れたりすることでメバルに対して食わせの間を与えることができます。
表層のメバルを独り占め!
バスデイから販売されているメバリング用ルアー。
表層のメバルをターゲットとし、リトリーブに時折トゥイッチを入れることで光を拡散し周囲のメバルの本能を刺激します。
潮の流れに乗せてアプローチするドリフトアクション

出典:photoAC
河川での釣りに使用されることの多いドリフトアクション。メバリングでは潮の流れにルアーを乗せるように流すことで、流れてくる餌を待つメバルにナチュラルにアプローチできます。
軽めのジグヘッドを使ったナチュラルドリフトアクション
ドリフトアクションは定位置でエサを待つメバルに対し最も有効なアクションです。流す際は潮の流れの上流から下流へルアーを流し、潮の流れが下流方向から上流方向へ切り替わるときにアタリが出るため、潮の流れをしっかりと把握することが大切です。
使うジグヘッドはナチュラルに海流に漂わせるため0.3から0.8グラムの極小サイズがおすすめ。近年は遠投先でのドリフトアクションが可能なフロートリグの人気も高いです。
フロートリグの定番
ティクトから販売されているフロートリグの専用アイテム。
軽量のジグヘッドに合わせて使用することで、遠投性能を高め沖目のポイントまでジグヘッドをキャストすることができます。
これによりナチュラルなドリフトアクションで沖目の尺メバルに対してもアプローチが可能です。
メバリング専用のマイクロジグヘッド
ジャズから販売されているメバリング専用ジグヘッド。
メバリングではベーシックタイプのジグヘッドになっており、0.3グラムといった非常に軽量なウエイトが用意されているためドリフトにぴったりのアイテムです。
フラッシング効果でベイトを演出
フィッシュアローから販売されているワーム。
細身のシルエットとアルミによるフラッシング効果でドリフトアクションで小さいベイトフィッシュを演出できます。
意外と見落としがちな鉄板アクション、ステイ

出典:photoAC
メバリングではややマイナーなアクションとも言えるステイアクション。ボトムにメバルがべったりとついて動かない状況で、他のアクションでは食い気が全くたたないメバルに対しても爆発的な釣果を発揮します。
ステイアクションは根掛かりの回避性能が大切
ステイはボトムにルアーを着底させたまま止めることで、海流の微妙な動きでメバルにアピールするアクション。ルアーをボトムに着底させたままになるため、他のアクションに比べて非常に根掛かりがしやすく、ステイをする際は根掛かりの回避性能が高い1から1.5グラムのジグヘッドがおすすめです。またワームもわずかな水流でアクションがでるピンテール系がおすすめです。
抜群の根掛かり回避性能
オーシャンルーラーから販売しているジグヘッド。
通常よりも特殊な形状になっており、ボトム着底時に針先が上を向くことによってストラクチャー周りを果敢に攻めることができ、ボトムでのステイアクションにもぴったりのアイテムです。
匂いと味による抜群のアピール力
バークレイから販売されているピンテールワーム。
いわゆる汁物系ワームの元祖とも言えるアイテムで、その集魚力は他のワームをはるかに凌ぎます。
僅かな流れにもテールが反応しステイ時のアピールにも有効です。
リアクションバイトでメバルを誘惑するダートアクション

出典:Fishing Pro
ワームを使った釣りでメバルのリアクションバイトを引き出すためにはダートアクションも有効です。竿先を繊細に動かすトゥイッチとは違い、大きなロッドワークでしゃくるようにしてアクションさせるためそのアクションの違いは要チェックです。
ダートアクションには専用ジグヘッドが必要不可欠!
ダートアクションは狙いたいレンジまでリグを落とし込みそこからロッドをしゃくることでメバルに対してアプローチします。トゥイッチとは違い、非常にアピール力の高いアクションになるため、周囲のメバルにリアクションバイト的に口を使わせることができますが、そのアピール力ゆえにスレるのが早いというデメリットもあるため注意しましょう。そのポイントにいるメバルに対しすぐに反応させることができるため釣り場をテンポよく変えるランガンスタイルにはおすすめです。
ジグヘッドはダート専用モデルを選ばないと、アクションが再現できないため注意が必要。使用する重さは1.2~2グラムがおすすめです。
狂乱のダートアクションでメバルを誘惑
イッセイから販売されているダート専用ジグヘッド。
ライトゲーム用のジグヘッドながら、ダート幅が非常に大きくとなっており、なかなか口を使わない大型の尺メバルに対してリアクションで口を使わせたい方におすすめのアイテムです。
エビをイミテートしたダートアクション
イッセイから販売されているメバリング専用ワーム。
ワームに的確なフックセッティングができるようガイドがついており3対の小さい足がメバルの本能を刺激して誘います。
ハネエビの名前の由来の通り、激しいダートアクションで飛び跳ねるエビを演出できます。
ハネエビヘッドの2gにつけ、接着剤で固定して使用。他のワームがダメでもこいつは確実に結果を出します。
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B016K2RWP2
メバリングの基本とも言える6つのアクションをマスターしよう!
メバリングはメバルの活性やレンジに合わせて6つのアクションを使い分けることで大きく釣果をアップさせることができます。はじめてメバリングに挑戦する方はワームやプラグに合わせたアクションをしっかりと身につけることでサイズ、数ともに大幅に釣果をアップさせることも夢ではありません。
これからメバリングに挑戦される方はもちろん、メバリングで釣果に悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
ヤマガブランクス ブルーカレント 74II Amazonで詳細を見る |
|
シマノ 18 ソアレ SS S76UL-T Amazonで詳細を見る |
|
ダイワ 月下美人 EX AGS 610LS-SMT・E Amazonで詳細を見る |