FishMasterのロゴ

mondo

サビキ釣りで釣れる魚10選!工夫次第で釣れる魚も多種多様!

初心者の釣りの入門として絶対にお勧めなのがサビキ釣りです。釣りの楽しさを味わうには持って来いのサビキ釣りについて基本的なものから裏技まで、そして釣れる魚も一挙解説します。

サビキ釣りとは

エサに似せた複数の擬餌針の付いた仕掛けに、撒きエサを詰めたオモリ付カゴを付け、防波堤周辺に群れる小魚をだまして釣るコマセ釣りの事です。
サバ子やアジ子が沸いている時期などは擬餌針全部にハリ掛かりするほど釣れる、まさに爆釣も味わえます。

サビキ釣りで使う「コマセ」

サビキ釣りの釣果を左右するのはコマセです。コマセは切れると、驚くほど釣れません。コマセがいかに重要なのかわかります。
一般的にはアカアミと呼ばれるアミエビが無難です。効果的と思って集魚剤を混ぜると、思わぬ餌取りまで集めてしまって本命が釣れないと困ることもあります。集魚剤の効果は良し悪しですね。

サビキ釣り裏技のエサ

サビキ釣りにエサ?と思われるでしょうが、実は生のオキアミを何本かのハリに刺せば、違う魚種の魚が釣れます。コマセには寄って来ても、疑似餌は食わない魚もいるのです。そんな時にオキアミをみれば飛びついてきます!

サビキ仕掛けとは

サビキ釣りはサビキ仕掛けというものを使います。自分で作るとすごく厄介なので、市販の仕掛けを使いましょう。
サイズは色々な号数がありますが、4~6号でいいでしょう!
仕掛けをチェックするポイントはハリスです。ハリスは対象魚によって変える事が大切で、アジやイワシなら0.8~1号、サバやワカシなど狙うなら3号は最低必要ですね。
いまではオモリ付カゴ仕掛けも販売されいているので、とても便利です。
オモリ付カゴを別に購入する場合は、大中小のサイズの中から、自分の好みを選べばいいですが、大はコマセが沢山入り、小は少ししか入らないと言う事です。

サビキ釣りで釣れる魚10種ご紹介

サビキ釣りでは色々な小魚が釣れます。そんな中から厳選した魚を紹介していきましょう。

1. アジ

サビキ釣りのメインターゲットです。5cmほどの豆アジから20cm近い立派なアジまで、その時の群れによって同じサイズが変わります。群れに当たれば爆釣ですね。
タナは中層から下層で良く食ってきます。
豆アジなどの小型はそのまま唐揚げに、10cm以上のサイズは色々な料理に使えます。

2. サバ

アジ同様良く釣れるのがサバです。サイズは10cm~30cmクラスまで釣れますが、その時期の群れのサイズによります。上層~中層で食ってきます。20cmを超えると結構強い引きをするので、初心者は驚きと同時に釣りの魅力に取りつかれる事間違いなしですね。
サバも群れに当たれば爆釣です。
小型は調理せず、そのまま塩茹でして醤油で食べると美味しくいただけます。20cmを超えると普通のサバと同じで、調理して煮物、焼き物に最適です。

3. イワシ

場所によってアジやサバ以上に釣れる魚です。サイズは10cm前後の小型です。主にカタクチイワシが多く、ウルメイワシやトウゴロウイワシも釣れます。上層~中層で食ってきます。
小型のうえ、小骨が多いので、頭と内臓を落として唐揚げがベストですね。

4. ザッパ

瀬戸内に多く、群れで回遊しサイズは10cm前後です。ザッパで何?と思われる人も多いと思いますが『ママカリ』という言葉を聞けば分かる人も多いでしょう。
上層~中層で良く釣れます。小骨が多いので『ママカリ』のように料理するのは簡単ではありませんが、頭と内臓を取って唐揚げにすれば美味しいです。
とにかく小魚の料理法は唐揚げという手段がベストマッチです。

5. タイ

サビキ釣りでタイ?と思われますが、疑似餌バリでも釣れますが、裏技のオキアミを刺したハリに良く食ってきます。タイと言っても15cm前後の幼魚です。
底近くがポイントです。堤防の周辺にはいろんな魚がいることが良くわかりますね。
小型でもタイですから、下ごしらえをして焼き物や煮物にすれば美味しくいただけます。

6. メジナ(グレ)

サビキ釣りの疑似餌ハリでメジナ(グレ)が釣れるのは頻繁にはありませんが、裏技のオキアミを刺したハリには良く釣れます。防波堤の周りに無数にいるメジナ(グレ)の幼魚で15cm前後です。
小型でも下ごしらえをして焼き魚や煮物に美味しくいただけます。

7. ブリの幼魚

地域によってワカナとかワカシ、ツバス、ヤズなどと呼ばれ、時期により20cm~25cmクラスが回遊します。大きくなればブリと呼ばれる魚の幼魚です。サビキで釣れると強烈な引きを味わえます。タナは上層から下層まで遊泳力が強いので、コマセにつきさえすればどのタナでも食ってきます。
刺身、焼き物、煮物と料理用途も広い嬉しい魚です。

8. ボラ

ボラはサビキ釣りで釣れる最大の大物です。30cm前後から40cm超まで食ってきます。細いサビキ仕掛けですと切られてしまいます。今まで釣れていたアジやサバが急に食わなくなった時に回遊してきている場合があります。
上層~中層で食ってきますが、取り込めたら大きさにびっくりしてしまいますね!
ボラは刺身でいただきましょう。

9. カサゴ

サビキ釣りで海底まで仕掛けを落とした時に食ってきます。裏技のオキアミを刺せばさらに食いが良くなります。サイズは10cm弱から20cmクラスまで様々です。堤防の底に石組みやテトラの沈められている場所に多くいます。
料理は何と言っても唐揚げですね!

10. ベラ

カサゴ同様サビキ仕掛けを海底まで落とした時に食ってきます。ベラは釣れ出すと連続して釣れます。サイズは10cm~20cm位が多く、下の針にオキアミを刺せばさらに良く釣れます。
煮付けにしたら美味しい魚です。

その他珍しい魚

サビキ釣りで釣れない魚は無いと言えます。狙っては釣れないものの、釣れる可能性のある魚を紹介しましょう。

クエ

クエといっても幼魚です。サイズは25cm位までですが、近くにクエの養殖イケスがある場所などではたまに釣れます。刺身や鍋物に美味しい高級魚です。

カンパチ

近くにカンパチの養殖イケスがある場所などでは釣れることがあります。サイズは20cm~30cmまでですが、引きも強烈で釣れた時はびっくりしてしまいます。
高級魚ですので刺身で抜群です。

アオリイカ

サビキ釣りでアオリイカ?と思われるかもしれませんが、サビキ釣りで釣れた小魚を釣り上げずに放置している時、たまにアオリイカが食べに来て擬餌針に引っかかることがあります。
サイズも100グラム~1キロ以上とまちまちです。狙って釣れるというわけではないので、本来のサビキ釣りに熱中しましょう。
高級なイカです。刺身、炒め物、焼き物、煮物ととても美味しいイカです。

危険な魚(毒魚)

サビキ釣りには危険な魚も釣れてしまいます。
良く釣れる危険な魚と対処法を紹介しましょう。

ゴンズイ

サビキ釣りで海底近くを釣っていると良く釣れます。ヒレに毒があるので素手で触ってはいけません。市販の魚バサミで挟んで針を外すか糸を切りましょう。食べれないことはないですが危険を冒してまでは止めましょう。

アイゴ

ヒレに刺されると手が腫れあがるほどの毒を持っています。魚バサミでつかみきれないサイズも釣れるので大きいサイズはタオルをかけて足で軽く踏み針を外すか、糸を切ります。ヒレを切って持ちかえれば煮付けに美味しいですが、内臓を出してしまうととても臭いので注意してください。

フグ

フグは手で触っても問題はありませんが、毒ふぐが多くいます。持ち帰って食べるのはやめましょう。フグを料理するのには免許が必要なほどです。このフグは大丈夫と思ってもダメです。万が一を考えましょう。

サビキ釣りで釣れる魚のまとめ

サビキ釣りは初心者やファミリーの釣りと思われがちですが、奥の深い釣りです。裏技を使えば色々な魚が釣れることがわかってもらえたと思います。堤防の周辺には想像以上に数多くの魚がいて、コマセにつられて数多くの魚が集まって来ます。
アジ、サバ、イワシなどのメインターゲットにこだわらず、この下にどんな魚がいるだろうと想像を膨らませながら釣りをするのも楽しいものです。
そんな違う視点でのサビキ釣りを皆さんもトライしてみませんか!

関連記事