作成:2019.1.10 更新:2023.7.5
【 エコギアバグアンツ のインプレ】
エコギアのバグアンツ!ロックフィッシュ定番ワームを徹底インプレ
エコギアの甲殻系ワームバグアンツ。豊富なサイズとカラー展開によって、初心者からトーナメンターにまで愛されているロックフィッシュの大定番アイテムです。5年以上のロックフィッシュ歴の中でももっとも活躍したワームについて徹底インプレしていきます。
目次
エコギアから販売されているバグアンツとは?

出典:Fishing Pro
エコギアから販売されているバグアンツ 。2、3、4インチの3種類展開となっている甲殻系ワームです。豊富なカラーバリエーションと甲殻系ワームの基本となるアクションが最大の魅力となっており、価格も非常に安価であることからロックフィッシュなどを中心に人気を集めています。
バグアンツはロックフィッシュに最適のワーム
出典:Fishing Pro
筆者は北海道をフィールドにロックフィッシュを楽しんでいるため、バグアンツは必須アイテムの一つと言っても過言ではありません。特にアイナメなどを狙ったボトムでのアプローチでは非常に釣果実績が高く、初めてロックフィッシュに挑戦する方にもおすすめのアイテムです。
サイズは2インチ、3インチをメインに使うことが多いため、はじめて購入する方はこれらの2サイズのさまざまなカラーバリエーションで用意しましょう。
バグアンツのサイズよる釣り分け
出典:FishingPro
バグアンツを使って一番驚いたポイントの一つがサイズによる釣り分けです。バグアンツは3種類のサイズが用意されていますが、4インチは磯場などの特殊なフィールドを除けばあまり使われることのないサイズ。
2インチはもっともサイズが小さいためプレッシャーの高いフィールドはもちろん、産卵期のナーバスな魚に対して非常に釣果実績が高いです。
3インチは2インチに比べるとアピール力が高いため、広範囲を素早く探りたいシチュエーションや食い気のある魚が多いシーズンにおすすめ。
基本的にはこれを基準にサイズの使い分けをしていますが、バグアンツの面白い点は大きいサイズを使えば大きい魚が釣れるわけではないという点です。実際僕の過去の釣果でも40センチを超える大型の魚の実績は2インチが圧倒的に高く、それぞれのスタイルに合わせたサイズを選ぶことで魚の釣り分けも可能なワームです。
4インチはロックフィッシュには不向き?
出典:FishingPro
バグアンツのラインナップの中ではもっとも大きな4インチサイズ。私も実際に購入しさまざまなフィールドで使用しましたが、大きめのサイズ感やアピール力が強すぎるため漁港などのフィールドでは釣果が急激に下がる印象を持ちました。万能で使い勝手が良い甲殻系ワームとして知られているバグアンツですが、4インチモデルに関しては使い所が難しいです。
あえてあげるとするならば磯ロックやボートロックなどの、漁港よりもプレッシャーがかかっておらず、大きめの個体が狙えるフィールドでは活躍するシチュエーションも考えられるかもしれません。
バグアンツのカラーバリエーション

出典:FishingPro
バグアンツにはシチュエーションやフィールドによって使い分けができる豊富なカラーバリエーションも魅力の一つ。ここでは私がこれまで使ってきたカラーの得意なシチュエーションを簡単に説明していきます。購入するカラーを検討している方はぜひ参考にしてください。
プレッシャーが高く活性が低い状況 | ハイプレッシャーマジック、ボトムバーサタイル、ボトムクローラー |
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威嚇系のバイトを引き出したい状況 | チラチラ挑発クロー、三陸リアスレッド、ロックフィッシュインパクト |
濁りがきつい状況 | 魅惑パープルカモ、北陸レッドプラム、パールグロウ |
サーチベイトにおすすめの万能カラー | ロックベイトシナモン、ソフトシュリンプ、ウォーターメロンバグ |
バグアンツにおすすめのフックは?

出典:FishingPro
私がバグアンツを使った際に一番迷ったポイントがフックのセッティングです。基本的にテキサスリグでの使用を前提としているため使用する際はオフセットフックを組み合わせることがほとんどです。
2インチを使用する際は対象魚が30センチ以下の比較的小さい魚の場合は4サイズのオフセットフックがおすすめ。ワームに対してややフックが小さいセッティングになりますが、小さめの魚であってもしっかり丸呑みできるメリットもあります。
40センチ以上の大型の魚が対象になる場合は2サイズを使います。私の場合はこれが基本的なセッティングになります。ワームの動きを損なわないサイズと大型のロックフィッシュにしっかりフッキングできるためバラシも少なく安心したファイトが可能です。
3インチを使用する際は1サイズのオフセットフックがおすすめです。こちらもフッキング力が高くワームにもぴったりのセッティングであるため、大型の個体を狙う際も安心したファイトが可能です。
オフセットフックはメーカーによって若干サイズに違いがあるため、自分の中で相性の良いフックを探して試してみることでよりバグアンツの魅力を引き出せます。
私のおすすめはオカッパリフック、インフィニなどのバス用として販売されているオフセットフックとダンプロッカーなどのロックフィッシュ専用のオフセットフックです。
バグアンツにぴったりの定番オフセットフック
オーナーから販売されているオフセットフック。
非常にベーシックなアイテムとなっており、ロックフィッシュとのファイトにもしっかりと対応できる耐久性も兼ね備えています。
太軸のオフセットフックでは貴重な4番サイズがラインナップされているため、バグアンツ2インチに合わせた喰わせ重視のセッティングには間違いなくおすすめです。
フッキングに不満を感じる方はこれがおすすめ!
リュウギから販売されているオフセットフック。
オカッパリフック同様、さまざまなワームに合わせやすい汎用性の高いアイテムになっています。サイズこそ2番からの展開になっていますがフッキングの決まりやすさが抜群に良く、フッキング率をアップさせたい方にはおすすめのアイテムです。
大型のロックフィッシュを狙う際の専用フック
ジャングルジムから販売されているオフセットフック。
ロックフィッシュ専用の太軸設計となっているため、磯場やボートロックなどで大型の個体を狙う際にぴったりのアイテムです。バグアンツで使用する際は3インチに1番サイズを使った大型専用セッティングがおすすめです。
バグアンツはロックフィッシュに必要不可欠な定番ワーム
バグアンツはエコギアから販売されている甲殻系ワーム。2、3、4インチという絶妙なラインナップとカラーバリエーションはフィールドやシーズンを問わず活躍すること間違いなしのアイテムです。
おすすめのカラーはそれぞれのアングラーによって好みがあるものの、ハイプレッシャーマジック、ソフトシュリンプ、ウォーターメロンバグなどが自分の中では定番として愛用しているカラーです。はじめてバグアンツを購入される方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
低活性の魚にも効果的なナチュラル系
バグアンツのカラーの中ではナチュラル系に属するハイプレッシャーマジックカラー。
私の経験の中でもフィールドやシーズンを問わず低活性な魚が多いフィールドで活躍するカラーです。ロックフィッシュをする際のメインフィールドが人気ポイントであるアングラーの方には用意していただきたいアイテムです。
リアクションバイトを引き出す万能選手
エコギア バグアンツ ウォーターメロンバグ
カラー:408(ウォーターメロンバグ)
全長:82mm
全長(インチ):3
タイプ:ワーム
釣り方、フィールド:ソルトルアー(ショア)
代表対象魚:アコウダイ・キンメダイ(金目鯛)
代表対象魚(詳細):ロックフィッシュ、バス
バグアンツの中ではさまざまなシチュエーションで活躍する万能カラー、ウォーターメロンバグ。
ロックフィッシュトーナメントで活躍する有名アングラーのオリジナルカラーとなっており、重めのシンカーを使ったリフトアンドフォールなどの速めのアクションでリアクションバイトを引き出す際にも重宝するアイテムです。