作成:2019.1.22 更新:2023.7.5
【 メジャークラフトスカイロードエギング のインプレ】
スカイロードエギングを使ってみた!ソリッドティップの使用感などインプレ!
メジャークラフトの中ではミドルクラスに位置するスカイロード。しかしそのクオリティーは非常に高くて人気です。今回はそのスカイロードのエギングカテゴリーからソリッドティップモデルSKR-S862ELの使ってみた使用感についてまとめました!
目次
スカイロードエギング ソリッドティップは超高感度モデル!

出典:Amazon
名称 | 全長 | 継数 | エギ | PEライン |
---|---|---|---|---|
SKR-S862EL | 8.6ft | 2 | 2.0号〜3.5号 | 0.4号〜1.0号 |
スカイロード エギング ソリッドティップモデルとは、メジャークラフトから発売されているショアエギング用のロッドです。メジャークラフトの中ではミドルクラスのエギングロッドで、中級者が更にステップアップするのにおすすめのモデルです。穂先がアオリイカの繊細なアタリが取れる超高感度ソリッドティップになっているため、チューブラーロッドとは違い、シビアな状況でもとても明確にアタリを取ることができます。また、キャスティング性能も高く、ソリッドティップ搭載モデルながら力強いキャストが出来るのも魅力です。
以下では、実際の購入に至る経緯と実釣時のインプレッションを紹介します。
スカイロードエギングを買った理由と購入後の感想

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私がこのスカイロード エギング ソリッドティップモデルを購入した理由は、ズバリ「ソリッドティップロッドが欲しかったから」です。ソリッドティップロッドと言えばボートのティップランエギングのイメージがありましたが、ショアからでも出来ることを知り一度試してみたいと思うようになりました。当時は、エギング入門からしばらく経ってある程度釣果は得ていたのですが、シャクったら掛かっていたというパターンが多く、アオリイカのアタリをとって掛けたことがほとんどありませんでした。エギングでレベルアップするために、しっかりとアタリをとって掛けたいと思い、超高感度のソリッドティップモデルを購入することにしました。
実際手に取ってみると、ティップ部分は非常に細くそして柔らかく作られており、感度は思っていた通りの高感度でした!同時に、とても柔らかいため「本当にこれでキャストできるのか?」というの不安もありました。しかし、その不安は実釣に行った際に完全に払拭されることになります。
スカイロードを使って実釣!ソリッドティップの感度がすごい!

出典:Fishing Pro
念願のソリッドティップモデルのエギングロッドを購入し、いよいよ実釣です。ここでは、実釣の際に私が感じたことを紹介します!
ソリッドティップは想像以上の敏感さ!
このロッド最大の特徴であるソリッドティップですが、私が想像していたよりもはるかに高感度でした。イカがエギを持っていくアタリはもちろん、触腕でエギに触れただけでもティップに明確にアタリが出ました!実際に、陸に上げてみると触腕1本だけ掛かっているパターンがかなり頻繁にありました。今までアタリが分からなかったという人には、強い味方になってくれそうです。
高いキャスティング性能でエギを遠投できる!
このロッドのティップは細く繊細なソリッドティップでありながら、驚きのキャスティング性能を持ち合わせています。購入前の不安点でもあったキャスティングでしたが、実際に使ってみると全く問題なく、チューブラーロッドと遜色ないくらい思いっきり投げられました。と言うのも、バット部分には「マイクロピッチクロスフォース」というねじれに強い構造を採用しているためです。張りとパワーがありキャストした時やエギをシャクった時にねじれにくいので、しっかり安定してキャストできます!ティップ部分も柔らかいながらも強度があり、キャスト時も安心です。
潮も流れがある時に強い
スカイロード エギング ソリッドティップモデル購入以来、潮の流れが強い時にはほぼ確実にこのロッドを使います。海峡や岬など潮の流れが速いポイントでは、エギを潮に乗せて(ドリフトさせ)ショアティップランをします。ラインに程よくテンションがかかり、ティップのアタリが一段と見やすくなります。また、エギを潮に流すことで普段狙えないポイントも打つことが出来、一石二鳥なのです!
もし潮流が弱かったり、漁港内でショアティップランをしたい時は、フォール時に穂先をサビいて程よくラインテンションを掛けてやります。そうするとティップのアタリがとりやすく、ソリッドティップのメリットを最大限に活かす事が出来ます!
使用してて分かったスカイロードエギング ソリッドティップモデルの注意点

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ソリッドティップのエギングロッドを使うと良い事がたくさんありますが、実は注意すべき点もいくつかあります。実際に使ってみたから分かる注意点やデメリットをご紹介します。
ティップにラインが絡まったままキャストは厳禁!
ソリッドティップはとても細く繊細なため、取り扱いには細心の注意が必要です。特に多いのが、エギをシャクった後、ティップにラインが絡まったままシャクったりキャストしてしまうパターンです。これは大事なティップを破損する原因になります。もちろんチューブラーロッドでもタブーですが、ソリッドティップのロッド使用時は一層敏感になる必要があります。そのほかにも手入れをしている時や車に積み込む時など、扱いには注意が必要です!
ビシバシとキレのあるシャクりには不向き
ソリッドティップデメリットを一つ挙げるとしたら、ビシバシ系のシャクリには向いていないという事です。ソリッドティップは柔らかいため、ビシバシシャクってもティップがその動きを吸収してしまいます。しかし、逆にソフトなシャクリを出したい時にはソリッドティップは向いていると言えます。シャクリの種類や状況に合わせて、チューブラーロッドと使い分けるといいでしょう。
アタリが分からない初級・中級者にこそソリッドティップモデルを使って欲しい!

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いかがだったでしょうか?
今回は、スカイロード エギング ソリッドティップモデルのインプレをご紹介しました。もちろんいい点も悪い点もありますが、アタリの明確さはピカイチで、エギングでアオリイカのアタリが分からないという人には絶対におすすめ出来るロッドです。
全くの初心者が初めて使うには、正直少し高価で扱いきれないかもしれませんが、入門してしばらくした初級〜中級者のステップアップには最適です!今回のインプレを参考に、是非みなさんもソリッドティップのエギングロッドを使ってみて下さい!
手感度が良いチューブラータイプもおすすめ!
今回ご紹介したソリッドティップモデルSKR-S862ELの他に、チューブラーモデルのSKR-862ELも取ってもおすすめです。ソリッドティップは目感度が取りやすく便利ですが、チューブラーモデルは手感度に優れており、穂先が見にくいナイトエギングなんかでもおすすめです。また、ビシバシとしゃくりも非常に入れやすいので、ソリッドティップモデルと合わせて使って欲しい1本です!