作成:2019.2.14 更新:2023.7.5
磯釣りは大物も狙える!磯での釣り方やタックルを完全・網羅的に解説
磯釣りは堤防や漁港とは全く違う大自然での釣り。そんな磯には様々な魚種が潜んでおり、アングラーにとっては夢のような世界です。今回は磯での釣り方やタックルの選び方など、磯釣りに関して徹底解説!見所満載なのでぜひチェックしていってくださいね!
目次
磯釣りは大物ゲットのロマン溢れる宝庫!

出典:PEXELS
磯釣りは堤防や漁港などとは違い、岩場で出来た磯の上で行う釣り。歩いていくことの出来る地磯や、渡船でなければ行くことの出来ない沖磯があります。磯には大型の魚が多く潜んでおり、フカセ釣りやイシダイ釣り、ヒラスズキゲームなどを楽しむアングラーが多いです。そんな磯釣りはロマンに溢れる世界なので、一度行くと病みつきになること間違いありません!それでは早速チェックしていきましょう!
カンパチやヒラスズキなど磯釣りで狙える魚は魅力に溢れるものばかり!

出典:PEXELS
磯釣りでは非常に多くの魚を狙うことが出来ますが、代表的に狙われる魚と言えばグレ。フカセ釣りで狙われる人気のターゲットで、尾長グレは引きが強く多くのフカセ師が追い求めているターゲットです。他にはサザエなどをエサにして狙うイシダイ釣りも人気を呼んでいます。磯にはルアーマンも多くおり、ショアジギングでカンパチやヒラマサを狙ったり、シーバスタックルでヒラスズキを狙うアングラーもいます。磯は根が荒いポイントが多いため根魚も豊富に潜んでおり、ハタ類も人気のターゲットです。堤防や漁港ではなかなかお目に掛かれない魚が豊富にいる磯は、アングラーにとってまさに夢の様な世界です!
磯釣りではフカセ釣りにフィットしたタックルがおすすめ!

出典:PEXELS
磯釣りでは主に磯竿を使ったフカセ釣りが代表的な釣法。不意に大物が掛かる可能性が高いため、磯でのフカセ釣りのタックルは堤防や漁港で使うものよりも、強めにしておくことが得策です。また、ルアーフィッシングではヒラマサやカンパチなどの大型青物が掛かる可能性も高いので、こちらに関しても強めのタックルが必要不可欠。そんな磯釣りでのおすすめのタックルをご紹介しますので、ぜひチェックしていってくださいね!
磯でのフカセ釣りにはこんなタックル!
磯でフカセ釣りを楽しむならロッドは磯竿の1.5‐1.75号がおすすめ。長さは磯竿では一般的な5.3メートルが長さ的にも使いやすく、岩場が無数にある磯場ではアドバンテージをアングラーに与えてくれます。リールはレバーブレーキリールが好ましく、番手は2000番がバランスが良いです。ラインはナイロンラインの2号を150メートル程度巻いておけば安心です。ハリスは細いものだと不安が残るため、最低でも1.75号、太くても3号程度にしておくことがおすすめです。
コスパ抜群の磯竿!リーガル!
ダイワ リーガル1.5-53
標準全長:5.33m / 仕舞:101cm
継数:6本
標準自重:205g
先径:1.1mm
元径:21.4mm
おもり負荷:1.5-4号
適合ナイロンハリス:1.5-4号
カーボン含有率:92%
磯竿にはしなやかな竿の曲がりで魚をいなす性能が求められますが、リーガルはコストパフォーマンスに優れていながらもその期待に応えることが出来る磯竿です。磯での使用にはなんの問題もなく、尾長グレが掛かったとしても対等にファイトすることが出来ます。コストパフォーマンスの高い磯竿を探しているアングラーにおすすめです!
レバーブレーキで魚をいなす!トライソ!
ダイワ 16トライソ2000H-LBD
標準巻糸量 ナイロン(号-m):2-150/3-100
自重:280g
巻取り長さ(ハンドル1回転あたり):91cm
ギア比:6.2
最大ドラグ力:6kg
レバーブレーキリールは高価なものが多いですが、トライソは価格を抑えることに成功したレバーブレーキリールです。レバーブレーキリールは魚の急激な引きをいなすことが出来るリールなので、不意の大物が掛かっても安心してやりとりすることが出来ます。そんな高性能なレバーブレーキリールをコストパフォーマンス重視で手に入れることが出来るので、まだレバーブレーキリールを持っていないアングラーにおすすめです!
大容量かつ視認性の良いカラーが嬉しいジャストロン!
フカセ釣りで使用するナイロンラインはラインの巻き替えを頻繁に行うため、大容量のものがコストパフォーマンスが良いです。ジャストロンは大容量でありながらも価格が抑えられており、カラーもイエローなので視認性が非常に良いです。サスペンドタイプなので潮馴染みも良く、フカセ釣りとの相性はばっちりですよ!
プロ御用達!屈強なフロロカーボン!
フロロカーボンはハリスとして使われるラインですが、ハリスに求められる性能は根ズレや切られにくさ、仕掛けを比重で馴染ませることです。その全てを高次元で達成しているのがH.D.カーボンPRO100です。100メートル巻いてあるためロングハリスをとっても長持ちし、価格も抑えられているのが嬉しいポイント。コストパフォーマンスも良く性能も求めたいアングラーにおすすめです!
磯でのルアーフィッシングにはこんなタックル!
磯でルアーフィッシングを楽しむならショアジギングロッドを使うことがおすすめ。長さは10フィート前後が好ましく、硬さはMH‐Hがおすすめ。メタルジグの80グラムを投げられるようなスペックのものが好ましく、パワーの強いものが磯釣りではおすすめです。リールはPEラインの2‐3号を300メートル巻けるもので、ハイギアのものが使い勝手が良いです。番手はメーカーによって変わってきますが、ダイワなら4000番、シマノなら5000番が扱いやすくおすすめです。磯釣りでは根ズレなどのリスクが高まるため、ショックリーダーは40lb程度あると安心ですよ!
メタルジグをかっ飛ばせ!ジグキャスター!
ダイワ ジグキャスター106H
標準全長ft.(m):10'6"(3.20) / 仕舞(cm):165
継数(本):2 / 標準自重(g):300
先径(mm):2.4 / 元径(mm):17.9
ルアー重量(g):50~120
ライン(lb.):30~40
カーボン含有率 (%):96
ジグキャスターはコストパフォーマンスに優れたショアジギングロッドで、10フィートの長さを活かした遠投性能が魅力的。120グラムまでキャストすることが出来るパワーを持っているので、大型青物が掛かっても魚に主導権を譲ることはありません。メタルジグだけでなくプラグの操作性も良いので、様々な攻め方をしたいアングラーにおすすめです!
価格以上の性能を持つ人気リール!BG!
ダイワ 16BG4000H
標準巻糸量 PE(号-m):2.5-300/3-250
自重:405g
巻取り長さ(ハンドル1回転あたり):101cm
ギア比:5.7
最大ドラグ力:8kg
ハンドル長さ:65mm
BGはショアジギングに対応するスピニングリールでありながらも、価格を驚くほど抑えたスピニングリール。急激な引きにもドラグがきちんと対応し、ラインブレイクを防いでくれます。デザインも黒を基調としているため高級感があり、所有者の気持ちを高めてくれます。価格を抑えつつも高級感のあるスピニングリールが欲しいアングラーにおすすめです!
コーティング加工で初心者も扱いやすい!弾丸ブレイド!
PEラインは高級なラインという認識がありますが、弾丸ブレイドは驚きのコストパフォーマンスを誇るPEラインです。ラインをコーティングしてあるため張りがあり、初心者でも扱いやすい様に仕上がっているのが大きな特徴です。初めてPEラインを使う初心者にも、ルアーフィッシングに慣れているアングラーにもおすすめです!
根ズレはもう怖くない!バリバスフロロカーボン!
ショックリーダーは根ズレに弱いPEラインを保護するために主に使われるラインです。磯釣りでは根ズレの恐れが非常に高いですが、このショックリーダーは根ズレに強いラインになっているので磯釣りでも安心して使用出来ます。ラインもしなやかなのでPEラインと結束しやすく、扱いやすいラインに仕上がっています。強度と扱いやすさを求めているアングラーにおすすめです!
ウキフカセが磯釣りでの仕掛けの定番!

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磯釣りではフカセ釣りが人気の釣法ですが、どんな仕掛けが良いのか分かりにくいところ。使用する小物も多く、初心者にはハードルが高いポイントです。そんな磯釣りではどんな仕掛けが良いのかをご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!
磯釣りでのフカセ釣りの仕掛けはこれだ!
磯でフカセ釣りを楽しむ場合の仕掛けは、円錐ウキを使ったウキフカセ釣りが一般的。円錐ウキは風の抵抗や潮の抵抗を受けにくいため、フカセ釣りとの相性はばっちりです。ウキの号数は釣りしている海の状況にもよりますが、3Bがおすすめです。ハリスは2-3ヒロとっておき、仕掛けが馴染みやすくするのがポイント。道糸、ハリスは2号を基準として使用し、食いが悪ければハリスの号数を落とせば問題ありませんよ!
初心者もこれで簡単フカセ釣り!
キザクラ ウキ釣り速攻セット(チヌ鈎)3B
セット内容:ウキパーツ(ウキ止め/シモリ/ウキ/水中ウキ)+仕掛セット(ヨリモドシ/ハリス/ガン玉/鈎)×2組み
仕掛:チヌ鈎1号/ハリス1.5号約2m
フカセ釣りの仕掛け作りは慣れるまで難しいもの。様々な小物を順番通りにラインに組み込んでいくため、初心者には壁となるポイントです。そんな初心者でも簡単に仕掛けをセットできるのがこのアイテム。一連のアイテムが全てセットになっているため、初心者でも簡単に仕掛けを組むことが出来ます。仕掛け作りに慣れていない初心者におすすめです!
磯釣りの釣り方!コマセワークとキャストするポイントが成功の鍵!

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磯は魚影が非常に濃く、釣り方を知っておかないと外道ばかりが釣れるなんてことも珍しくありません。フカセ釣りで重要なのはコマセワークです。コマセを足元に撒いておき、外道となる魚を一か所に集めておきつつ少し沖にコマセを撒いて本命を寄せることがコツ。こうすることで魚影の濃い磯でも本命の魚を狙っていくことが出来ます。あたりがない場合はこまめにタナを変えていくことも重要なポイントですよ!
ルアーフィッシングでは潮目にルアーを投げたり、ボトムを集中的に攻めたり、さらしを狙ってキャストするといったことがポイントです。大型青物は潮目を泳ぐ小魚を捕食していることが多いため、潮目を見つけたら積極的にルアーをキャストすることをおすすめします!
必須アイテム集!磯釣りをするなら必ず持っておきたいアイテム紹介!

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磯釣りを楽しむ上で、ぜひとも揃えておきたいアイテムがあります。それはランディングネット、磯靴、浮力体の入ったフローティングベストです。ランディングネットはフカセ釣りには必ず必要なアイテムで、磯竿で魚を抜き上げるとロッドが折れてしまったり魚をばらしてしまうリスクが高まります。磯は滑りやすい場所なので、スパイクやフェルトで作られた磯靴は命を守るために必要不可欠なアイテム。フローティングベストはもちろん必要ですが、膨張式のものでは岩場で裂けてしまう恐れがあるため浮力体の入ったフローティングベストを揃えておくようにしましょう!
携帯しやすくコスパ抜群のランディングネット!
ランディングネットはランディングポールとネットで構成されるアイテムですが、このランディングネットはランディングポールとネットがセットになったお得なアイテムです。価格が抑えられていながらもネットの形状にこだわっていたり、携帯しやすい長さであったりと至れり尽くせりです。まだランディングネットを持っていない方にはおすすめですよ!
デザインがとにかくかっこいい!磯釣りするならこれを履こう!
磯釣りでは必需品である磯靴は、アングラーの命を守る大切な装備です。このシューズは裏面に40本のスパイクピンを装着しているため、滑りやすい磯でも安定したグリップ力を得ることができます。デザインにもこだわっており、かっこいい磯靴が欲しいアングラーにはうってつけです。デザイン重視で磯靴を探しているアングラーにおすすめですよ!
収納力抜群!フローティングベストになんでも入る!
フローティングベストは本来アングラーの命を守るためのアイテムですが、近年ではフローティングベストに小物やルアーを収納できるものが人気を高めています。このフローティングベストは非常に収納力が高く、様々なものが収納出来るだけでなく身体へのフィット感もあるため着心地が良いのが大きな特徴。収納力と着心地を重視したいアングラーにおすすめですよ!
磯釣りで大物を追い求めて大自然での釣りを満喫しよう!

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磯には大物が多く潜んでおり、アングラーにとっては夢を追い求めることが出来る場所です。珍しい魚種が釣れることもあり、何が釣れるか分からないのも磯釣りの魅力。磯は大自然に溢れる場所なので、都会でのことを忘れてストレスを発散することにも向いています。大自然の磯で大物を追い求める磯釣りは、ロマンに溢れる世界です。一度磯釣りを体験すると病みつきになってしまうアングラーも多いです。そんな磯釣りをぜひ心行くまで楽しんでくださいね!フローティングベストと磯靴は必ず着用する様にしましょう!