FishMasterのロゴ

arusu

カゴ釣りのリールは大型で決まり!入門用から上級者用まで紹介!

カゴ釣りとは、コマセカゴという専用の道具を使用する釣法の事です。初心者でも入門が難しくなく、上級者でも大物が十分に狙えます。今回は、カゴ釣りに選ぶべきリールとそのおすすめ商品を紹介します。

カゴ釣りリールを選ぶ時のポイント

記事270の画像28398

出典:Pexels

カゴ釣りはコマセカゴを使用します。そのため仕掛け部分に重量があり、支えるライン自体も太く強いものを使用することになります。そのため、ラインの太さに比例してリールも大型のものを選択する法が良いでしょう。
今回は、カゴ釣りにおけるリールの選び方を様々な観点、そして上達度に応じて解説していきます!皆様のカゴ釣りリール選びにご活用いただければ幸いです。

カゴ釣りにはスピニングリール!

よく使われるリールにはスピニングリールとベイトリールの2種類があります。
カゴ釣りは飛距離が重要視されるため、飛距離が出やすいスピニングリールが使われます。ベイトリールはスプール(糸を巻いている部分)を引きながら糸が出るので飛距離が出にくいので、スピニングリールのほうが適しているのです。
また、カゴ釣りには両軸リールが使われることもあります。投げると同時にスプールが高速で回転し、簡単に大量の糸が放出されるので、遠投がとても簡単です。しかし、そのスプールの回転速度が凄まじいので、その速度をコントロール出来ないとバッククラッシュになってしまうため、上級者向きといえるでしょう。リールのエッジ部分を指で押さえて速度をコントロールし、糸の放出が終了したら指で強く抑えてスプールの回転を止めましょう。

大きさは5000番台の大型リールを選ぼう!

先程軽く触れたとおり、カゴ釣りには大型の仕掛けを使用します。なのでそれに応じてラインも太くなっていくので、リールも大型になります。
ダイワの場合4000番~5000番、シマノはアクティブキャストの1100番前後とブルズアイの5050番前後を使用します。

カゴ釣りリールは遠投性能が最重要!

カゴ釣りは普通の釣りでは届かないエリアを狙う釣りなので、リールの遠投性能が重要視されます。遠投性能だけに特化している商品が多く存在しています。
皆様の技術に応じて、軽いリールなら遠投がしやすい、ドラグ機能は大物の強力な引きでも糸が切れにくい、などのポイントもありますが、まずはじめに重要視すべきは遠投性能です。

カゴ釣りラインはナイロンの6号かPEの2号!

カゴ釣りでは、強度のPEラインと伸縮性のナイロンラインの2種類から選ぶことになります。
ナイロンラインは伸縮性があるので大きな魚がヒットしてもクッションになってくれます。さらにPEラインと比べて安価です。ただ、カゴ釣りでも使えるようにするとなるとかなり太い6号を使用することになり、それ故に飛距離が出にくいという致命的なデメリットもあります。その他にも劣化が早いというデメリットもあります。
PEラインは、細い糸でもカゴ釣りができるほどの強度に達するので、飛距離が出やすいというメリットがあります。また、伸縮性が少ないのでアタリが分かりやすいメリットもあります。ただ、糸が絡んでしまうとほどくのが困難なためライントラブルに注意しなければならないです。また、擦れにも弱いため岩などの障害物にも注意しなければなりません。

カゴ釣りを始めるならこのリール!入門者用リール3選

記事270の画像28399

出典:Visual Hunt

お待たせしました!ここからは入門者・中級者・上級者とそれぞれに合ったリールを紹介していきます。
まずは入門者用のリールから紹介します。ただ、商品によっては中級者用と比べても遜色のないほどの機能を備えたものもあります。
10,000円以下の商品を3つ紹介するので、自分に合ったリールを見つけてください。

1. ダイワ SHORECAST SS 4500

ダイワ SHORECAST SS 4500

巻取り長さ(ハンドル1回転/cm):94
ギヤー比:4.6
自重(g):545
最大ドラグ力(kg):9
標準巻糸量ナイロン(号-m):6-200、7-170

Amazonで詳細を見る

DAIWA独自の技術で生み出されたファイバー強化特殊プラスチック、DS4で強度は抜群。
リールの逆転を瞬間的に止めるインフィニティーストッパーでライントラブルも未然に防ぎます。
そしてこのリールの一番の持ち味は、クロスラップ。巻き糸角度を大きくする綾巻き方式で、クロスして巻き取ることでスプールの糸が食い込んだりズレを防ぐことができ、楽に巻き取ることができます。
PEラインを使用する場合に特に活かされる持ち味ですので、PEラインの使用をおすすめします。

2. シマノ アクティブキャスト

シマノ アクティブキャスト 1100

ギア比:3.8:1
自重:650g
最大ドラグ力:15.0kg
ナイロン糸巻量(号-m):8-250/10-200/12-160
PE糸巻量(号-m):6-235/8-175/10-140
最大巻上長:82cm(ハンドル1回転あたり)

Amazonで詳細を見る

このSHIMANOのアクティブキャストは、他の上級リールに採用されているアルミスプールや4ボールベアリング装備が装備されており、もちろんドラグ機能も付いています。
アルミスプールは、常温で金属を変形させる金属処理と精妙なマシンカットで作っており、高い強度を誇ります。
強度・スムーズな巻き上げ・飛距離の3つを兼ね備えているにもかかわらず、低価格帯で紹介されているリールです。

3. ダイワ スピニングリール17クロスキャスト

ダイワ(Daiwa)スピニングリール17クロスキャスト4000QD

標準巻糸量 ナイロン:4号-250m、5号-200m、6号-150m
自重:650g
ギア比:4.1
ハンドル1回転あたりの巻取り長さ:82cm
最大ドラグ力:15kg
ハンドル 長さ:85mm
ノブ仕様:パワー

Amazonで詳細を見る

「マグシールドによる新形態の防水加工」「マグシールドの回転軸以外を密封するカプセルボディ」この2つの技術の相乗効果によって生み出されたエアローター技術は、最適リム構造で負担を分散する事で、従来シリーズと同じ強度で大幅な軽量化を実現しました。
さらにドラグノブを一回しするだけで緩めたり締めたりできるドラグ機能で、針掛かりでのやり取りがスムーズです。
他にも、従来のデジギヤ技術がさらに進化した高耐久力のデジギヤII・ツイストバスターIIによるローラー回転での糸ヨレの軽減・ベールを起こしローターを固定するキャストロックマニュアルリターンでラインブレイクが発生するのを防ぐ・糸落ち防止機能など様々な機能を持っています。
さらに、ショアキャスト3にも付いているDS4・クロスラップ・インフィニティストッパー機能が付いています。
糸撚れのしづらさ・軽い巻き・簡単なドラグ調整など、入門用としても中級者用としても申し分ない機能を持っています!

次の一歩にはこれだ!中級者用リール2選

記事270の画像28400

出典:Visual Hunt

ここからは、価格14,000円前後の中級者用のリールを紹介していきます。
カゴ釣りに慣れてきたなら、こちらで紹介する中級者用のリールを使用してみましょう。初心者用にはない使いやすさがあると思います。
2つ紹介しますが、ここからは両軸リールが登場します。自分に合ったリールを選びましょう。

1. ダイワ スピニングリール17ウインドキャスト

ダイワ(Daiwa)スピニングリール17ウインドキャスト4000QD

付属品:リールバッグ/ゴムシート/調整ワッシャー
標準巻糸量 ナイロン:4号-250m、5号-200m、6号-150m
自重:630g
ハンドル1回転あたりの巻取り長さ:82cm
ギア比:4.1

Amazonで詳細を見る

マグシールド・エアベールと、入門者用には付いていない性能が付いています。
マグシールドは、ボディとローターの間に磁性オイルを塗る事で海水やゴミの侵入をシャットアウトし、異音も防ぎます。ボディとローラーが離れているため、初期の回転性能を長い期間維持します。
エアベールは、糸がラインローラーまで流れるように滑らかに送り出される形状です。さらにベールが中空になっているので太くなってしまったのですが、太くて中空のベールは抜群の強度をもたらします。
17クロスキャストに搭載されているすべての機能を併せ持っており、その機能の進化に驚くことでしょう!

2. AbuGarcia リールアンバサダー

AbuGarcia(アブ・ガルシア)リールアンバサダー6500CLSTEELGREY.

自重:410g
ギヤ比:5.3:1最大ライン巻取:65cm
最大ドラグ力:5kg
ラインキャパシティ/0.35mm/約4.5号:250m
ラインキャパシティ/0.405mm/6号:200m
ボール/ローラーベアリング:2/1

Amazonで詳細を見る

カゴ釣り両軸リール最高峰といわれているアブガルシアのリール。
アブガルシアアンバサダーの魅力は、シンプル設計とヘビー素材から構成される強度です。その設計は1952年からほぼ変わっておらず、往年の使用感もアンバサダーの魅力です。
さらにアブガルシアのアンバサダーの魅力はそれだけではなく、飛距離が出やすいというメリットもあります。それが、カゴ釣りにおいてアブガルシアのアンバサダーが支持される理由の1つになります。
調整範囲の広い6点式ブレーキ搭載です。

カゴ釣りを極めるならこれ!上級者用リール3選

記事270の画像28401

出典:Visual Hunt

最後に、上級者用のリールを3つ紹介します。カゴ釣りを極めたいという方向けのリールになります。
価格は20,000円~中には40,000円以上の値段になるものもあり、その買い物は決して安くありません。DAIWA・SHIMANO・その他のメーカーも最高の1台を用意するため、購入を考えている方は慎重に検討してくださいね。

1. シマノ リール14ブルズアイ

シマノリール14ブルズアイ9120

ギア比:3.5
最大ドラグ力:196N/20kg
自重:540g
スプール寸法:76.0径mm/35ストロークmm
ナイロン糸巻量:10号-240m/12号-200m/14号-170m
PE糸巻量(号ーm):8号-200m/10号-160m/12号-130m
ハンドル1回転平均最大巻上長:84cm

Amazonで詳細を見る

金属の塊を約200トンの圧力でプレスし切削なしにミクロン単位の精度で仕上げるHAGANEギア・ボディで入門者用や中級者用にはない強度を持ち、2重の防錆性能のSA-RBで防錆性能も完璧なリール。
さらに、強力な巻き上げができるギアシステム、X-SHIPで軽やかなリーリングを実現します。上級者が持っている技術をさらに活かしてくれます。
さらに、凄く硬いワンピースベールは段差のない構造で、強度だけでなくライントラブルも防ぎます。
ですが、このリールの一番の持ち味は飛距離。まずはスプールの中心線とロッドが平行になっていること。道糸が竿をたたかずスムーズなライン放出が可能になります。これで飛距離の大幅アップを生み出します。その飛距離大幅アップを支えるのが、AR-Cスプール。特殊なスプールリング形状はラインの整流効果を生み、ベストな状態でライン放出させてくれます。さらに軽量カーボン素材CI4をさらに進化させた「CI4+」で、軽量化と強度を両立しました。さらに飛距離が伸びやすくなります。
防錆・トラブル防止・高い飛距離は、最高のカゴ釣りに直結する部分です。

2. ダイワ スピニングリール15プロカーゴ

ダイワ(Daiwa)スピニングリール15プロカーゴ6000遠投

標準巻糸量ナイロン:12号-200m ベアリング:5 高剛性メタルボディ
自重:595g
ハンドル1回転あたりの巻取り長さ:75cm
ギア比:3.5
最大ドラグ力:15k

Amazonで詳細を見る

高剛性メタルボディで更なる強度・アルティメット・トーナメント・ドラグによるラインブレイクの防止は、大物とのファイトでも通用する強度です!滑らかさと堅牢さを兼ね備えたリールは、まさに大物釣りのために生まれてきたかのようなリールです。
さらに、ウインドキャストでも採用されている機能も兼ね備えており、防塵・糸ヨレ防ぎ・ライントラブル防ぎ・食い付きでのスムーズさ・軽さと使いやすさも健在です。
SHIMANOのブルズアイにはない、様々なトラブルの防止は長く使っていけるラインになるのでは?

3. ダイワ ベイトリールミリオネアカゴ

ダイワ(Daiwa)ベイトリールミリオネアカゴ300

ハンドル1回転あたりの巻取り長さ:82cm
ギア比:6.3
自重:370g
最大ドラグ力:8kg
ナイロン標準糸巻量:6号-200m
ベアリング:8ボール/1ローラー

Amazonで詳細を見る

カゴの名の通り、カゴ釣りに特化した両軸リールです。
まずはオールマシンカット一体フレーム。高剛性アルミボディは高い強度を誇ります。大物狙いのカゴ釣りに問題ないほどの強度です。
続いて遠心ブレーキ搭載。スプールの回転数が上がった時に遠心力でブレーキをかけライントラブルやバックラッシュを防ぐ構造です。
6:3のハイギア。魚を釣り上げてから再びポイントに投げ入れる一連の動作(手返しと言います)をサポートしてくれます。
このミリオネアの一番の持ち味は、糸の滑り出しの滑らかさ。糸を巻き取る時に糸が左右に動くので、糸が一か所に偏らず、さらに投げる時も糸がまっすぐに出るため滑らかに糸が出ます。さらにマックス8kgのUTDドラグで、より安定した滑らかな滑り出しを実現。そして独自のカーボンワッシャーとグリスで、針掛かり直後のドラグ効きはじめの食い付きを抑え、ラインが滑らかに出るためファイトを援助してくれます。
強度・ライントラブル防止・快適な糸巻き・滑らかな糸の出だし・手返しのサポートと、値段相応のいいことづくめのリールです。

自分に合ったリールを見つけ、いざカゴ釣りへ!

カゴ釣りのリール選びは「飛距離が出る」「太い糸が巻ける大型のリール」がキーワードです。
1つ1つ商品の個性が違うので、自分がこれだ!と思った商品を見つけてくださいね。

関連記事