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マゴチのベストな時期は夏場!ベストシーズンに爆釣を狙おう!

マゴチは春から秋にかけてシーズンとなり、初心者でも数多くつれます。しかしもっともよく釣れるベストシーズンは夏の時期で、この時のマゴチは市場に出回るものも高級魚の扱いです。今回はそんなマゴチのシーズンについて解説していきます。

マゴチのトップシーズンは夏!6月から10月ごろまでがチャンス

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出典:Foter

マゴチは、ホンゴチ、クロゴチ、ゴチゴロウ、ゼニゴチなど地域によってさまざまな名前が付く馴染みの魚で、大きさは50cm位から場合によっては80cmの大型になります。このマゴチのシーズンは春から秋にかけてと長いのですが、最もよく釣れるのは夏の時期です。春の産卵時期が始まると本格的に釣れ始め、暑い夏場になっても昼夜関係なく大量のマゴチが釣れます。

なぜ夏の時期にマゴチのトップシーズンになるのか?

マゴチのシーズンは産卵時期とほぼ重なります。マゴチは春の5月くらいから産卵の時期になり、浅瀬に来るのでそこからが狙い目です。マゴチの産卵時期は夏の7月ごろまで続きます。さらにこの魚は「照りゴチ」とも呼ばれ、夏の高水温に強い性質があります。したがって旬を迎える夏場がトップシーズンでそして釣れたマゴチも美味しいのです。

トップシーズンのマゴチの魅力はこれだ!

夏が旬を迎える「マゴチ」ですが、この時期は魚がおいしいだけでなく、昼も夜も釣れるのが特徴です。浅瀬の海底に潜みながら、彼らの大好物である餌のシロギスを狙っています。マゴチの食欲は大変旺盛なので、そのタイミングで釣り針を垂らすと面白いようにマゴチが食いつてくれ、ガンガン釣り上げることが可能です。

マゴチの生態について解説

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出典:Foter

マゴチは、海岸から水深30m程度の浅瀬の周辺に生息します。基本的には砂泥(さでぃ)の底に腹ばいになって生息しています。冬場はやや沖合にいますが、産卵期の春以降夏場にかけては海岸近くにやってきます。場合によっては河口近くにまで来ることがあります。マゴチの頭部には実は小さな棘(とげ)が多いので、釣りの初心者が不用意に手で頭の部分を触ると、けがをすることがあるので注意してください。ちなみにかつてマゴチは大きくなるとメスになる「性転換」する魚といわれていましたが、これは誤りでオスは雄のまま性転換は行いません。

シーズンによるマゴチ釣りの違いを細かく解説!

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出典:Foter

繰り返しますが、マゴチのシーズンは春から秋にかけてその中でも夏場がベストになります。ここでは各シーズンごとの、マゴチの釣り方や傾向について述べていきます。

春から釣れるマゴチがトップシーズンを迎えるまで~春から6月~

マゴチは5月ごろから産卵のために海岸近くに移動してきます。場所にもよりますが、その頃になってくるとマゴチが釣れ始め、シーズンに突入します。卵を持った個体は非常に大きく、大型を狙うのはこの時期の方が良いでしょう。釣り方はサーフ(海岸)から狙うのが一般的で、他にも堤防からでもマゴチを狙えます。後半になるとマゴチの大好物であるシロギスも海岸に近づきます。そうなるといよいよトップシーズンになります。

夏の序盤からは日中も夜もガンガン釣れる!(7月から8月)

夏本番を迎えるとマゴチ釣りも本番です。産卵時期は長く7月ごろまで続きますが、同時に大好物のシロギスも近づいているので、よりマゴチが多く海岸近くに来ていて荒食いを行っています。この頃になると夜のマゴチ釣りも楽しいシーズンになります。漁港の常夜灯周辺にマゴチは多く接近しますので、そこにワームなどをボトムクロール(ズル引き)すると、マゴチが面白いようにかかってくれます。

夏の終盤も意外なターゲットを目指したマゴチを狙おう!~8月から9月~

8月も後半ごろになり、マゴチの産卵時期も終わりますが、それでもマゴチの食いつきの勢いに衰えは見えません。「照りゴチ」との異名をとるマゴチは、食べても美味しい正しく旬の真っ盛りの時期です。日中でもガンガン釣れるマゴチで最も有効なのは、「泳がせ釣り」と呼ばれる生きた魚を釣り針にひっかける方法です。小型のキスやハゼを生きたまま針につけて泳がせば、それを見たマゴチは真っ先に飛びつきます。そういった餌が用意できなくても小型のマゴチ(30cm)位であれば、青イソメなどの餌でも釣れます。

意外な敵は台風?秋が深まるまでマゴチは釣れる!~10月以降~

秋になると意外な邪魔者がやってきます。実は台風がそれで台風が来て水が濁ってしまうと、それを嫌うシロギスが沖合に移動してしまい、でマゴチもそれを追いかけるようにして深場に行ってしまいます。こういう時には、サーフではなく、思い切ってボートなどで沖に出ると意外に釣れることがあります。水の濁りが収まれば、再びシロギスとマゴチは戻ってくれます。しかし11月以降、寒い冬の時期になるとマゴチのシーズンも終わり。中々つれなくなります。しかし水深30m位の場所までしか移動しないので、条件がうまく合えば全く釣れないわけではありません。

まとめ

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出典:Foter

マゴチは、春から秋にかけて釣れる魚です。特に産卵期以降の夏場が最もよく釣れます。基本はサーフ釣りですが、場合によってはボートで狙う方法もあります。ヒラメと比べると「外道」扱いのマゴチですが、実はヒラメよりもマゴチの釣りのシーズンが長いですし、夏場は高級魚として扱われる夏が旬のマゴチ釣りは意外におすすめです。暑さに負けずに頑張って釣り上げたらその日の夜は美味しい食事が待っているでしょう。

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