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イシダイ用の両軸リールの解説と、おすすめのリールを紹介!

イシダイ釣りに使う両軸リールは、種類によりますが、タナを把握するためのカウンターが搭載されていて、クラッチの位置がルアー釣りに使うベイトリールと異なります。今回はイシダイ釣り用の両軸リールの解説と、おすすめのリールを紹介いたします。

イシダイ用の両軸リールはパワーが大事!

出典:Visual Hunt

イシダイ釣りに使われる両軸リールは、ルアー釣りに使われるベイトリールと違って、タナを見つけてフォールして止める、巻いて止める「タテの釣り」が基本となります。あとはイシダイのパワーに負けないドラグ力、スプール回転のONとOFFができるレバー型のクラッチ、リールの種類によってはタナがわかるラインのカウンターなど付いているのが特徴です。これから詳しく解説いたします。

イシダイ用の両軸リールに必要なスペック!

出典:pexels

イシダイのパワーに負けないドラグ力

イシダイは、ファイト中に急に深く潜ったりすることがあり、その際にラインブレイクする場合があるので、急なパワーに対応できるドラグ性能が大切になります。

レバー型のクラッチ

ルアーキャスティング用のベイトリールのクラッチは、ちょうど親指で切ることができる位置に付いていますが、イシダイ用の両軸リールのクラッチは、ハンドルやドラグが付いている面にレバー型で付いています。キャストするときはクラッチをオフにして、親指はスプールにつけて、投げるタイミングで親指を離します。

また、キャスティング用に比べ、しっかりとスプールのONとOFFが切り替えられるので、タナに合わせやすくなります。

タナを把握するためのラインカウンター

イシダイで釣りで重要なのがタナを把握することです。タナがわからないと、イシダイは釣れません。ラインカウンターは、エサの位置を表示する(水深を調べる)機能で、最近の両軸リールに搭載されているラインカウンターは、精度が高いものが多く、正確なタナを知ることで釣果も変わります。

力強く巻くためのパワーハンドル!

イシダイはパワーがある魚なので、巻くときは力強く巻けないと、釣り上げるのは一苦労です。イシダイ用の両軸リールは、大体がパワーノブを搭載したハンドルなので、しっかりと握って、強く巻くことができます。

イシダイ用の両軸リールの番手やサイズ

リールのサイズの表記はメーカーによって異なるので、ここでは「ダイワ」と「シマノ」に分けて解説いたします。

ダイワの場合

出典:DAIWA

ダイワのイシダイ用の両ジクリールの番手は、30・40・50があります。
30は軽量タイプで、40は遠投や置き竿に使えるタイプで、50は太いラインで大型のイシダイを狙うタイプです。数字が大きい番手になるほどサイズも大きくなり、ウェイトも重くなります。また、ダイワの場合「20H」など数字の後にHがつくものがありますが、これはハイギアモデルのことを表します。

シマノの場合

出典:SHIMANO

シマノのイシダイ用の両軸リールの番手は、2000T・3000T・4000Tがあります。数字が大きくなるほどスプール径などが大きくなり、ラインの糸巻き量が増えます。

イシダイ用の両軸リールの一番重要なポイントは?

イシダイ用の両軸リールの一番重要なポイントが「ドラグ性能」がです。イシダイは急に深く潜ったり、パワーがある魚なので、ドラグでうまくラインテンションのコントロールをしないと釣り上げることは難しくなります。

イシダイ釣りに使うラインの種類と太さ

イシダイを釣る場合に使用するラインはナイロンラインが基本で、太さは16〜30号を使います。タックルのシステムによってはPEラインを巻くこともあり、その場合、PEは10〜15号を巻きます。その先に根ズレに強いワイヤー製のハリスを付けるのが基本です。

おすすめイシダイ用両軸リールを紹介!

出典:Visual Hunt

入門者の方は、まずはイシダイ釣りの仕組みから覚えることが大切なので、とりあえず基本性能が搭載されたリールをおすすめします。ラインカウンターが搭載された両軸リールのほうがタナを把握しやすいですが、ラインが出た量でタナを把握すれば、後のイシダイ釣りに役立てるので、逆にラインカウンターがない方が覚えやすいというメリットにもなります。

中級者から上級の方は、ハードな環境でも耐えられる強靭なボディと、ラインカウンターが搭載されたハイスペック機能が入ったリールで、釣りをサポートしてくれるリールをおすすめします。

コンパクトなのにパワフルに巻ける!

ダイワリール幻覇王石鯛LIGHT20H

自重:470g
巻取り長さ:100cm
ギア比:6.4
最大ドラグ力:8kg

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防水性と耐久性を兼ね備えたダイワテクノロジーの「マグシールド」により、リール内部への海水の侵入を防ぎます。さらに滑らかなドラグ性能により、イシダイのパワーにも余裕で対応するラインコントロールで、パワフルに巻ける両軸リールです。

高精度デジタルカウンターを搭載!

シマノ(SHIMANO)チヌ・石鯛リール スピードマスター石鯛4000T

自重:715g
巻取り長さ:116cm
ギア比:6.2
最大ドラグ力:7.0kg

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高精度のデジタルカウンターを搭載しているので、正確なタナ取りが可能で、ローラークラッチの滑りなどをサポートする、万が一のアクシデントも想定したアシストストッパーを搭載。快適にイシダイ釣りが楽しめるリールです。

滑らかなドラグ性能!

ダイワ(Daiwa)チヌリール(タイコリール)シーライン石鯛40

自重:585g
巻取り長さ:92cm
ギア比:4.9
最大ドラグ力:15kg

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滑らかなドラグ性能で、イシダイのパワーにも耐えることができます。ボディも剛性に優れ、様々なフィールドで安心して使うことができ、イシダイ専用のリールの中でも軽量なので、ストレスなく釣りができます。

次世代ドラグを搭載した最高峰リール!

ダイワ(Daiwa)チヌリール(タイコリール)幻覇王石鯛40

自重:705g
巻取り長さ:111cm
ギア比:5.9
最大ドラグ力:15kg

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ダイワの防水・耐久のテクノロジー「マグシールドボールベアリング」を採用することにより、海水や小さい異物まで完全にシャットアウトし、魚とのファイト中でも滑らかにドラグが効く「ATD(オートマチックドラグシステム)」を搭載し、パワフルにイシダイとファイトできる、最高の耐久性をもつリールです。

強さと駆動力を兼ね備えた黄金リール!

シマノ(SHIMANO)チヌ・石鯛リール 15海魂3000T

自重:650g
巻取り長さ:116cm
ギア比:6.2
最大ドラグ力:12kg

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オールアルミ製の強度があるタフネスボディに、スムーズな巻き心地を考えたクランクハンドル、そして急な潜りに対応する全天候型カーボンクロスドラグワッシャを搭載しているので、安心してイシダイとファイトすることができます。

イシダイのパワフルな引きを楽しみましょう!

イシダイ釣りは、過酷な環境でも釣りをするので、魚とのファイト中にクラッチの操作やドラグ設定などミスするトラブルもあります。イシダイ釣り用の両軸リールに一番必要なのは「ドラグ性能」と解説しましたが、良いドラグ性能であれば大型魚が相手でも余裕が出るので、ミスも少なくなるという点でも、やはりドラグ性能が一番重要です。

磯の岩に万が一ぶつけても耐える剛性が備わっていれば安心です。イシダイはパワーがあるので、そのパワーに負けないように巻けるパワーハンドルもポイントです。安心してファイトできるイシダイ用の両軸リールを見つけて、イシダイの強い引きを楽しみましょう!

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