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カサゴの餌決定版!種類から使い分け・付け方までこれで丸わかり!

カサゴは獰猛なフィッシュイーターとはいえどんな餌を持っていけばいいか迷うもの。そこで今回はカサゴ釣りの餌の種類や使い分け、付け方やおすすめの持っていき方まで全て紹介します。この記事を読んで高級魚カサゴをみんなで釣りに行こう!

カサゴは獰猛なフィッシュイーター!餌は小魚や切り身を使おう

カサゴは陸釣りと船釣りの両方で狙うことが出来ますし、基本的に口に入る大きさであればどのような餌にもアタックしてきますが、陸釣り・船釣りともに使用する餌はどちらも小魚や切り身餌となります。
こちらでは具体的にどのような餌が使えるのかをまとめてみました。

代表的な餌4つと、それぞれの特徴を解説していきます!

カサゴ釣り餌1:キビナゴ

キビナゴはカサゴ釣りでは最もオーソドックスな餌になります。
特徴としては表面の光沢と独特の匂いによる集魚効果が抜群で、身持ちが良い点が挙げられます。
また、基本的にどの釣具店にも冷凍保存されて大量に売られているため大変入手しやすく、値段も数百円ほどとコストパフォーマンスにも優れている点が嬉しいです。
そして、実釣の際にも大型を狙う場合は1尾掛けで使用して、活性が低い場合は半分にカットして使用するなど同じ餌で臨機応変に対応できることからも、まさに最高の餌と言えます。

カサゴ釣り餌2:サバの切り身

サバの切り身も昔から根強い人気を誇る餌です。
身に脂を多く含むので匂いという点ではキビナゴよりも強く、皮を残した状態で針に掛けることによって餌持ちも良くなります。
ちなみに、ハラミの部分などは脂は乗っているのですが身がその他の部位に比べて薄く、小骨が含まれているのでそれほど釣り餌には向いていません。
餌の欠点としては実際に使用する短冊の状態で釣具店に売られていることがほとんど無く、自分でスーパーや魚屋で購入して加工しなければならないので、時間と手間が掛かるという点が挙げられます。

カサゴ釣り餌3:小イワシ

小イワシはどちらかと言えば堤防釣りなど浅場を攻めるのに向いている餌です。
その柔らかさから食い込みは抜群で、食い渋り時に大きな効果を発揮しますが、どのような付け方をしても身持ちが非常に悪いので、べラなどの餌取りがいる場合や船釣りなどで深場を攻める場合はフォール中に外れたりして使い物にならないのが欠点です。
もし使う場合は、冷凍物を完全に解凍されていない状態で針に刺すか、釣行前日から塩で身を引き締めておくと無駄な水分が抜けて多少餌持ちが良くなります。
ちなみに、スーパーなどで売られている生のイワシは身が柔らかすぎて特に夏場などは手に持っただけで大きく崩れてしまうような状態になることも珍しくないのでおすすめしません。

カサゴ釣り餌4:イカの切り身

イカの切り身は餌持ちという点においては、カサゴ釣りの餌の中でも最高と言えます。
餌取りが大量に発生しているような状況であればあるほど効果を発揮して、保存方法にもそれほど気を使わなくて良いのが嬉しいところです。
欠点としては、やはりキビナゴなどに比べると食いが多少落ちるのと、こちらもサバの切り身と同様に自分で調達して加工する時間と手間が掛かるという点が挙げられます。
イカの種類はどのようなものでも問題ありませんが、切り身に出来る量や値段などを考えるとスルメイカやケンサキイカがおすすめです。

カサゴ釣りの餌の付け方は縫い刺しが基本!食いが悪いときはチョン掛けも有効に使おう

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出典:Foter

カサゴ釣りは餌の付け方も非常にシンプルなのに加えて、付け方によって食いが大幅に変わることもありませんので、こちらで紹介する付け方をマスターしておけばひとまず安心です。

縫い刺しは基本の付け方で餌取りにも強い

どのような種類の餌でも縫い刺しを基本にしておけば、餌取りにも強くカサゴのアタリがあった際にしっかりと本アタリまで持ち込みやすいのでおすすめです。
まず針をチョン掛けにする形で刺して、出た針先をもう一度刺して反対側から抜けば完成です。
小イワシやキビナゴのような頭が付いている餌の場合は、最初に針を刺す際に目の部分を貫く形にして2回目に刺す際に身の部分を貫けば餌持ちが向上します。
ちなみに、半分にカットして尻尾側の身を使用する場合は尻尾の辺りに最初に針を掛けてから2回目に身の部分を刺すと良いです。

チョン掛けは手返しを優先したい&食いが悪いときに有効!

縫い刺しはしっかりと固定できる反面、海中での餌の漂う動きがどうしても悪くなるので、食いが悪い場合や手返し速度を上げたい場合はこちらのチョン掛けを使うと良いです。
チョン掛けは餌の端の辺りに一度針を引っ掛ければそれで完成という非常にシンプルな付け方です。
キビナゴや小イワシを使用する際には1尾掛けであれば目の部分に、半分にカットする場合は尻尾の少し硬い部分に掛けることをおすすめします。

カサゴ釣りの餌はキビナゴで決まり!複数持って釣果を上げよう

出典:photo-ac

ここまで複数種類の餌を紹介してきましたが、入手のしやすさや食いの良さなどを総合的に考慮すると、やはりキビナゴが一番おすすめです。
しかし、キビナゴでもすぐに餌が取られるような状況が続くようであればイカの切り身を、逆にしっかりと食い込むようなアタリが出ない場合は小イワシなどを使うのも良いですが、結局の所イカや小イワシでしか通用しない状況というのもそうそうあるものでは無いので、どれか1つ持って行くのであればキビナゴを選択した方が確実に釣果は良くなります。

カサゴ釣り用の餌をしっかり用意して高級魚をゲットしよう!

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出典:FreeImages

特定の餌をある程度使い込めば、たまには別の餌を試してみるというのも1つの楽しみ方なので、今回紹介したような餌を使って皆さんも手軽にカサゴ釣りを楽しんでみて下さい。

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