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マダイの釣り方徹底解説!百魚の王を狙うタックルや仕掛けはこれだ!

マダイは船上からだけでなく、磯や堤防なのど陸側からも1年を通して釣れるうえ、釣法も多いというのが釣り人を魅了する理由でしょう。いかにも「釣った」という醍醐味を味あわせてくれるうえ、様々に料理できるマダイの基本的な釣り方をまとめてみました。

「百魚の王」マダイの釣り方の前におさえておきたいこと!

出典:Visual Hunt

日本では古来からいろいろな面で重要な食用魚として知られる鯛が、これから釣り方を紹介するマダイのことです。「腐っても鯛」という諺があるように、傷みが遅いため、その価値を失わないことで知られ「百魚の王」ともいわれているとか。また、食卓に登場する際、刺身はもちろん、天ぷらやフライ、煮つけ、塩焼きなど様々な調理法で味わうことができることからも、日本人の食生活に切っても切れない魚なのです。

マダイの釣りシーズンは4~11月、産卵は春

マダイは日本全国の沿岸部の水深20~200mに生息しており、基本的に年間を通して釣ることができます。一般的な釣りシーズンとしては、地域によって差があるものの、4~11月が該当します。産卵期は春で水温が関係しているのは他の魚と同じです。マダイの場合は岩礁帯などで越冬したあと、水温が12度前後になると活動をはじめ、15度ぐらいになると沿岸の比較的浅い場所で産卵します。

マダイの寿命は15~20年で最大70㎝以上、10kg以上に成長

産卵のための浅い場所は、藻などが漂うような環境となっており、稚魚がエサを探しやすく、また外敵に狙われにくいためです。エサはプランクトンから始まり、成長するにしたがって甲殻類や小魚、イカなどを食すようになります。寿命が15~20年と長いのが特徴で10歳を超えると体長70㎝以上で重さも10kg以上にもなります。

船釣りが一般的なマダイ釣りだが、陸からも狙える

寿命が長く、体もどんどん大きくなっていくマダイを釣るには、どのような釣り方があるのでしょうか? 生息する水深を考えると船釣りがメインですが、沿岸部からも釣ることができます。船からですとコマセ釣り、ひとつテンヤ釣り、タイラバ、シャクリ釣りが有名です。沿岸部からは投げ釣りのほか、ルアー釣りやカゴ釣りで狙えます。まずは船からの釣りを説明します。

船釣りで狙うマダイ、人気の釣り方などを紹介

出典:Visual Hunt

昨今はラバージグを使ったタイラバが人気の釣り方

「タイラバ」または「タイカブラ」と呼ばれるラバージグを使った釣り方が、数年ほど前からマダイ釣りなどで人気となっています。タイラバは、一説によると九州や四国地方のマダイ釣りの伝統的な漁法で、鉛玉につけたハリスにエサをつけて釣っていた方法から派生しました。その後、エサが疑似餌に変化し、ルアーのように使って釣る方法が全国に広まっていったのです。

ダイワ(Daiwa)タイラバロッド紅牙X69XHB

標準全長(cm):206
継数(本):2
仕舞(cm):109
標準自重(g):128
マダイを狙うロッドとして人気の最適な1本です。全国的な盛り上がりを見せるタイラバには欠かせないアイテム。姿形の美しさに加え、力強い引き、食味も絶品と三拍子そろった海魚の王マダイ用として、格的にタイラバを始めたいアングラーだけでなく、サブロッドとしても便利です。

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沈めた仕掛けを船でゆっくり引いて釣るタイラバ

タイラバは、船からの釣りに特化したといえる方法です。簡単に言うと、竿の先に付けた疑似餌を含む仕掛けを海底まで沈めて、船でゆっくりと引いて釣るという方法です。疑似餌は、ルアーのようにエサとなる昆虫や小魚などを模したデザインでなく、マダイをはじめとする魚の目を引きやすい色と形をしているのが特徴です。ただし、仕掛けのみは陸からでも使えるようになっています。

タイラバのタックルはレンタル利用で簡単に

フライデー タイラバ入門フルセット

【セット内容】
●ロッド
フライデー タイラバ 652M
●リール
PEライン付 ベイトリール Friday 150
●タイラバ
フライデータイラバ60g 3色セット
●リーダー
オーナー EZショックリーダーライト 4号 16lb ZA-100

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タックルは、タイラバ専用の一式が出ているので、それを使うのがいいでしょう。
ただ、初心者や、まずは楽しみたいという方は、釣り船などが提供しているレンタルタックルを使う手もあります。
レンタルを何度か使ってみて、自分に合ったタックルを見つけるのもいいかもしれません。

タイラバの竿は専用の長さ2mで両軸リールを

竿は、タイラバ専用の長さ2m前後のものがいいでしょう。素材はカーボン、ソリッド、チューブラーなどがあり、素材や長さの違いがロッドの特性になります。リールは小型の両軸リールか、2500~3000番のスピニングリールを使います。ラインはPEラインという編み込まれたものをメインとし、太さは1号が主流です。錘はマダイの活性や潮によって変えますが、60~100gから選びます。

仕掛けは固定式か遊動式でできるタイラバ釣り

仕掛けは、固定式か遊動式を使います。固定式はラバージグのようにハリとヘッド、ラバースカート部分が一体となっているのが特徴で、道糸からリーダー部分に結んだ先に、タイラバの仕掛けを結ぶという簡単な構造です。他方の遊動式は、昨今はやっている仕掛けで、固定式とは逆にハリ、ヘッド、ラバースカート部分が分かれているタイプで、リールを巻いている時でもヘッドが上下に動くのが最大の特徴です。

電動リールがついた3m前後の竿でマダイのコマセ釣り

出典:Visual Hunt

マダイの船釣りで、釣りの醍醐味を楽しめることから最もポピュラーな釣り方がコマセ釣りです。マダイ釣りならではのタックルとして、3m前後の長い竿で胴調子が6対4から5対5という比率が使われます。リールは、スムーズな滑りと巻き上げを期待できる小型の電動、あるいは中型両軸タイプが主流です。200~300mを巻けるサイズが安心です。

コマセ釣りは10mごとにマーキングあるラインが使いやすい

道糸はタイラバ同様、PEラインで3号ぐらいの太さとし、距離やラインの位置が分かりやすくように10mごとなどでマーキングされているタイプにします。仕掛けのうち、ハリスの長さは6~10mの間で海域や気象によって使い分けます。糸の素材はフロロカーボン3~4号の間からがベストですので、同じく状況により使い分けます。ビシは40~120号の間で選びます。

放出量が分かるプラビシがマダイのコマセ釣りに最適

ビシはステン缶の60~80号を使います。ただ、穴の個数により詰め方を変える必要が出てくるので、使い方に慣れていないと難しいかもしれません。ですので、中身が見えてコマセ放出量を調節できるプラビシがいいかもしれません。サイズはMまたはLサイズです。ハリはマダイの6~10号を選びます。エサはオキアミで、尾からハリを刺します。身が真っすぐになるところから腹側にハリ先を抜くようにします。

錘とハリが一体化した「ひとつテンヤ釣り」

出典:Visual Hunt

船釣りの最後は、ひとつテンヤ釣りです。テンヤとは錘とハリが一体化した道具のことです。マダイ釣りのために考えられた釣り方と言って過言ではなく、江戸時代から行われているそうです。ひとつテンヤ釣りは、そんな古い釣り方とルアー釣りを融合させた新しい釣法といえ、シンプルな仕掛けが特徴であることから、釣りの腕前が要求される釣り方といえます。

シンプルなタックルがいかにも釣りの趣の一つテンヤ釣り

タックルは竿とリール、PEラインの先にテンヤ、という構造で、いかにも釣り、といった趣を味わえるひとつテンヤ釣り。竿は長時間持っても疲れない軽めの専用ロッドを使い、タメが効くこと、アタリが取りやすいことなどが求められます。長さは2.5m前後で素材はカーボソリッドがいいです。リールは2500番前後のサイズで200mが巻ければ十分です。

細い道糸が理想だが強度もほしいテンヤ釣り

道糸は、潮の影響を受けにくい細いものがいいのですが、強度もある程度ほしいので0.8号ぐらいにしておきます。また、テンヤは自然に沈む感じの小型が選んで号数を決めます。テンヤの号数選びは、水深に影響されますので、40mぐらいであれば5~8号で重さは20~40ℊになります。以上が船から狙える3つの釣法です。

堤防や磯などの陸側からのマダイの釣り方は?

出典:Stockvault

続いて堤防や磯などの沿岸部からマダイを狙う釣り方を紹介します。いわゆる陸から竿を投げ入れて釣るため、「おかっぱり」という呼び名が定着しています。そんな「おかっぱり」のうち、一般的な投げ釣りに加え、ぶっこみ釣り、ルアー釣りの3つについて解説しました。

マダイの投げ釣り、時には1m近い大物がかかることも

まず、投げ釣り。言葉通り、竿を海に向かって投げるような方法でラインを飛ばします。竿を固定させてアタリを待つこともできることから、複数の竿を投げ入れて対応するベテランも少なくありません。というのは沿岸部からの釣りにもかかわらず、70㎝~1m近い大物マダイがかかることもあり、有名なマダイの引き具合も楽しめる醍醐味があることから、釣りを満喫できるためです。

竿を投げ入れる距離が近いマダイの釣り方「ちょい投げ」

そんな投げ釣りは投げる距離で呼び方を変えることも。堤防や磯などからで50m以内と近いのを「ちょい投げ」と呼び、砂浜などからの50m以上の距離で投げるのを遠投として区別します。両方とも仕掛けはほとんど同じですが、距離の違いによりタックルの基本数値が変わることも違う点です。

遠投用のマダイの投げ釣り、竿は4mで

ちょい投げについては詳しく説明しませんが、砂浜などからの遠投の投げ釣りの場合は、最低でも4mという長い竿になります。錘は25~33号程度を使い、投げ専用のスピニングリールで、道糸はPE3号やナイロン5号を選び、200mは巻けるようなものにします。ハリは流線や丸セイゴで、枝針がついた市販の仕掛けが勝手がいいようです。リールはドラグ付きの4000番級で、最低でも長さ150mないと合いません。

最低限の仕掛けでも釣れる「ぶっこみ釣り」

出典:foter

「ぶっこみ釣り」とは、竿を投げて待つという意味を指すようで、用意したタックルを海に向かって投げ入れるシンプルな釣りです。仕掛けも最低限の錘とハリだけでも大丈夫、というほどです。ただ、市販のセットには、釣り糸同士を連結させたり、よじれを防ぐサルカンが入っているものがあるので、不便でなければ、そのまま使います。

3~5mの磯竿にナイロンラインを使うぶっこみ釣り

タックルは、竿が磯竿で3~5m、リールはナイロンラインの150m以下でメーカーにより若干異なりますが、3000番前後になります。道糸はナイロン2~3号ですが、大きめのマダイを狙うのであれば太目を選びます。錘は釣り場に合わせて5~15号前後でしょう。ぶっこみ釣りの場合は遠投は想定外ですが、マダイ狙いならパワーのある竿を選んだ方が無難です。

ルアー釣りもできるおかっぱりは夜間が狙い目

出典:foter

おかっぱり(オフショア)でのマダイ狙いは、ルアー釣りでもできます。狙うポイントは、潮通しが良く、水深があり、海底は岩が点在する防波堤のようなところが良いポイントになります。狙う時間帯は夜がおすすめで、釣り場所によっても違いますが、海底の形状、潮の満ち引き、回遊ルートも関係してきます。ルアー釣りで陸から狙うマダイ専用のロッドは多くないので、ショアジギング、チヌ用などでも代用できます。

意外とシンプルな仕掛けのルアーでのおかっぱり

リールは3000番以上のスピニングリールにPE1.2号前後を150m前後巻けるものがあれば安心です。その先のリーダーラインには、3 mほどの4号前後のフロロカーボンやナイロンのラインを付け、クッションの役目を担わせます。ルアーは40~120ℊの一般的なジギングだけでなくキャスティング、インチクなどのほか、一つテンヤやタイラバでも行けます。仕掛けは竿にリール、PEラインにリーダーを付けた先に、ルアーを付けるというシンプルな構造です。

マダイは一度は釣りたい!躊躇せず、一度釣りに行ってみよう!

「百魚の王」と言われ、年間を通して日本列島沿岸で釣れるというマダイは、極めて日本的な魚です。かかった時の引きが強いうえ、釣果となれば様々なメニューでおいしく食べられるのも、釣り人が一度は釣りたい魚となっているのです。初心者には難しいかもしれませんが、さまざまな条件を考えて竿を入れる場所を決め、マダイを釣った時の気分というものは、何物にも代えがたいはずです。まずは、船上が苦手でなければ、船釣りから試してみるのをお勧めします。

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