作成:2018.7.20 更新:2023.7.5
大興奮!水面を割るトップウォーターでバス釣りを更に楽しもう!!
トップウォーターを使ったバス釣りはルアーにバイトする瞬間が見えるため他のルアーにはない迫力があります。
今回はトップウォーターの魅力、種類や使い方などをご紹介します。
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目次
トップウォーターは水面で活躍するルアー

出典:FOTER
トップウォーターは水面で活躍する浮くタイプのルアーのことを言います。
ルアーフィッシングの中でもゲーム性が高くバスがバイトする瞬間はとても迫力があります。
その楽しさを知ってしまったアングラーの中にはトップウォーターしか使わないスタイルの人まで居るほどです。
トップウォーターの種類は非常に豊富!

出典:FOTER
1言でトップウォーターと言ってもその種類は豊富にあります。
小魚の形をしたものから、虫型、カエル型のルアーなど、各ルアーの特性と使い方を紹介していきます。
ポッパー

出典:SHIMANO
ポッパーは口の先端がカップ状になっていて、アクションを加えるとカップ部分に水を受けて「ポコッ」という音を発します。
まるで小魚が虫などの小さいエサを捕食しているような音に聞こえます。
リアフックにフェザーがついているタイプなどもあります。
ポッパーのメリット
移動距離を抑えて狭い範囲のバスにアピールすることができます。
ポッパーのデメリット
移動距離が短いため一投に時間がかかり、広範囲をサーチしたい場合には不向きです。
ペンシルベイト

出典:SHIMANO
ペンシルベイトはペンのような形をしていて、アクション加えると首を左右に振って水面を滑るようにドッグウォークします。
ペンシルベイトのメリット
素早く広範囲をサーチすることができます。
ペンシルベイトのデメリット
バスの活性がそこまで高くない時はルアーを追い切れない場合があります。
スイッシャー

出典:visualhunt
スイッシャーはルアーの後ろ、または前後にペラがついていてルアーを引っ張るとペラが回転しスプラッシュ音を発します。
ルアーの後ろにペラが付いているものをシングルスイッシャー、前後に付いているものをダブルスイッシャーと呼びます。
スイッシャーのメリット
素早く広範囲をサーチすることができ独特なサウンドはバスに効果的にアピールします。
スイッシャーのデメリット
ペラの回転する方向やルアーのバランスよっては真っ直ぐ引くことが難しいことがあります。
クローラーベイト

出典:FOTER
クローラーベイトは左右に羽のような部品が付いていて、まるで水面をクロールをするような動きをします。
羽物とも呼ばれ、近年非常に人気が高いルアーです。
クローラーベイトのメリット
ただ巻きするだけで勝手にアクションしてくれるので難しいテクニックが必要ありません。
クローラーベイトのデメリット
ルアーを構成する部品の多いこともあり他のトップウォーターより価格が高くなる傾向があります。
ウッドタイプのクローラーベイトになると更に高額になります。
フロッグ

出典:DAIWA
フロッグはその名の通り、カエルを模したルアーです。
フロッグのメリット
根がかりしにくくリリーパッドやゴミ溜まりの上など、フローティングカバーでも臆することなく使えます。
フロッグのデメリット
フックが隠れていることもありフッキングしにくい。
虫系

出典:DAIWA
虫系ルアーは小型の虫を模したルアーでトリプルフックのついたハードタイプとワームのようにフックをセットするソフトタイプもあります。
虫系ルアーのメリット
小型の虫を忠実に再現しているため、プレッシャーを与えにくく数釣りも楽しめます。
虫系ルアーのデメリット
小型でアピール力も弱いため、大場所やバスの居場所が絞れていない状況では不向きです。
バズベイト

出典:DAIWA
バズベイトはスピナーベイトにペラがついたような見た目で、水面を引くとペラがが回転し音で魚にアピールします。
他のトップウォーターとの大きな違いは巻き続けていないと沈んでしまうことです。
バズベイトのメリット
素早く広範囲をサーチすることができ、活性の高い魚だけを拾うことがでます。
根がかりしにくいのも特徴です。
バズベイトのデメリット
アピール力が強すぎて魚がスレやすい。
ルアーによって違う様々な素材を理解しよう
トップウォーターはトリプルフックのついたハードタイプで大きく分けて3種類、虫系ルアーのようにワームのような素材で出来たものや、フロッグのような柔らかい素材まで様々です。
ルアーによって違う様々な素材を解説します。
ABS樹脂
大量生産が可能で仕上りにムラがなく強度があります。
ウッド
高浮力の素材を用いることでキレのあるアクションが出せる反面、 製品にバラつきが出たり強度面で不安があります。
バルサなどが代表的な素材です。
発泡ウレタン
ABS樹脂に近い強度と、ウッド並みの高浮力を実現した素材です。
その他
フロッグや虫系のソフトルアーには柔らかい中空素材が使われていて、水に浮かぶ特性があります。
内部に水が入り込んだ場合は水抜きするとともに、防水処理を施せば余計な水抜き作業に時間をとられることもありません。
トップウォーターを使うべき3つの状況
トップウォーターが効果的な3つの状況について解説します。
1.魚の活性が高いとき

出典:FOTER
バスは低水温期から水温が上がるにつれて積極的にエサを追って捕食するようになります。
季節の進行具合や地域によってお代わりますが、3~11月頃までがその時期にあたります。
この間でも特に5~9月頃はトップウォーターが活躍する時期となります。
2.人的プレッシャーで魚がなかなか口を使わないとき

出典:FOTER
クリアレイクや釣り人の多いフィールドではバスがなかなかルアーに対して口を使ってくれません。
そういった状況下では下記のような理由からトップウォーターが非常に効果的となります。
・ルアーが水面に浮いているためラインの存在感を消すことができる
・最もエサを追い込みやすい水面にエサが浮いていると思いバスの捕食スイッチが入る
3.表層付近に居るベイトを捕食しているとき

出典:FOTER
表層付近を小魚が浮いている時や、木から蝉などの昆虫が落ちているとき、リリーパッドやゴミ溜まりの上にカエルが居るときなど。
他のルアーフィッシングでも同じことが言えますが、魚が食べているエサにルアーや釣り方を合わせることは非常に重要なことだと言えます。
ルアーの選び方
トップウォーターを選ぶ時に重要なポイントを解説します。
タイプ
トップウォーターには様々なタイプのルアーが存在します。
狭い範囲を時間をかけて丁寧に釣ることが出来るポッパーや、広範囲を素早くサーチ出来るペンシルベイトやバズベイト、カバーに強いフロッグなど、
最初に解説した各ルアーの特性をよく理解し、状況に応じたルアーを選びましょう。
色
トップウォーターは魚の目線からはお腹しか見えないため、他のルアーとは違いお腹のカラーが重要となります。
透明度の高いフィールドや、晴れた日に釣りをする場合は、クリア系やリアルカラーが効果的です。
逆に濁ったフィールドやシルエットをはっきり見せたい場合は黒や濃いカラーが効果的です。
天候やフィールドの状況に合わせて様々なカラーを使ってみましょう。
大きさ
ルアーの大きさ=アピール力と考えて問題ありませんが、
タックルとのバランスも考え、ストレスなく使えるルアーを使いましょう。
トップウォーターに適したタックル

出典:FOTER
筆者が考えるトップウォーターに適したタックルについて解説します。
シマノ ゾディアス 1610M
ロッドは遠投することができ、且つ操作がしやすい7フィート程度のミディアムアクションのロッドがおすすめです。
14g以上の重ためのルアーをよく使う場合は1ランク強いミディアムヘビークラスのロッドにすれば、ロッドにルアーの重さをしっかりと乗せることができさらに飛距離が出ます。
シマノ ゾディアス 1610M
全長(m): 2.08
継数(本): 2 ※グリップジョイント
仕舞寸法(cm): 178.2
自重(g): 110
適合ルアーウェイト(g): 7~21
適合ライン ナイロン・フロロ(lb): 8~16
リール シマノ スコーピオンDC
余分な糸フケや魚とのやりとりをしやすくするためハイギアのリールがおすすめです。
DCブレーキを搭載したリールを使えば細かいブレーキ調整をすることなく様々な重さのルアーに対応することが可能です。
シマノ スコーピオンDC 150HG RIGHT
ギア比:7.4
最大ドラグ力(kg):5.5
自重(g):215
ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):79
ライン1 Rapala PEライン ラピノヴァXマルチゲーム
トップウォーター用のラインには水に浮くPEラインがおすすめです。
伸びが少ないため高感度で、離れた位置からでも手元の操作がしっかりとルアーに伝わります。
しかし根ズレに弱く、ライントラブルがナイロンやフロロカーボンに比べ多いというデメリットもあります。
Rapala(ラパラ)PEラインラピノヴァXマルチゲーム200m3.0号39.6lbライムグリーンRLX200M30LG
素材:PE/全長:200m/3.0号/39.6lb
ライムグリーン
ライン2 サンライン ナイロンライン シューターマシンガンキャスト
他のルアーとタックルを兼用したい場合はPEラインの次に比重が軽いナイロンラインがおすすめです。
PEラインに比べてライントラブルも少なく、初心者の方も扱いやすいラインです。
ベイトタックルで使う場合は10~14lb程度がいいでしょう。
サンライン(SUNLINE)ナイロンラインシューターマシンガンキャスト150m3号12lbニューアットブラウン
主な対応魚種:バス
素材:ナイロン
全長:150m / 号数:3号 / 強度:12lb
カラー:ニューアットブラウン
おすすめルアー10選
筆者おすすめのトップウォーター10選です。
1.メガバス POPX(ポップX)
ポッパーいえばまず思い浮かべるのがPOPXでしょう!
かなり昔から販売されていますが、筆者も未だに1軍で使っています。
2.シマノ バンタムチャグウォーカー
シマノバンタムシリーズのポッパーです。
トータルバランスに優れていてビギナーから熟練者まで使いやすいポッパーです。
SHIMANOシマノ バンタムチャグウォーカー ZH-106P SHIMANOBANTAMCHUGWALKER
ルアーの種類:ポッパー
対応魚種:ブラックバス
タイプ:フローティング
サイズ:62mm / 重さ:8g
カラー:オイカワ 105
オフセットフックアイ:フックポイントとボディの隙間を広げ、ボディの干渉を軽減するための構造。
リアフックアイ一体型ウエイト
多重ラトル
テールウィング
ST36BCフック#6
3.メガバス GIANTDOG-X
メガバスGIANTDOG-Xは中型のペンシルベイトで飛距離も出るため、広範囲を素早くサーチすることが出来ます。
メガバス(Megabass)ルアーGIANTDOG-X(ジャイアントドッグX)
慣性バランサーはタングステン化され、ドッグウォーク時にボディ内壁とヒットした時に発生する衝撃波をアップ。
GIANT・DOG-Xならではの、あの独特なヒラウチドッグウォークは、より水面に切れ込み食らいつく鋭いクイックターンへとファインチューニング。
Length 98.0mm。
Weight 1/2oz。
4.シマノ バンタムラウドノッカー
シマノバンタムシリーズのペンシルベイトです。
マグネット重心移動が搭載され飛距離とバスに効果的なラトル音を実現しています。
SHIMANOシマノ バンタム ラウドノッカー ZH-211P SHIMANOLOUDKNOCKER
ルアーの種類:ペンシルベイト
対応魚種:ブラックバス
タイプ:フローティング
サイズ:110mm / 重さ:20g
カラー:オイカワ 105
マグネット重心移動2ノックラトル:バスを誘うラトル音と、確かな飛距離を両立した2ノッカータイプの新構造。
スプラッシュギル
オフセットフックアイ
TBL930フック#4
5.ノリーズ ビハドウ 110
通常のスイッシャーのように派手なスプラッシュ音も出せますが、
ゆっくりただ引きすればその名の通り微波動を発し、バスが思わず口を使ってしまします。
ノリーズ ビハドウ 110 クリスタルオーロラゴースト
Type:Floating/Silent
Depth:Surface
Length:108mm
Weight:14.0g
6.ジャッカル ポンパドール
ジャッカルのクローラーベイト、ポンパドールはクロールアクションと同時に後部のペラが回転しバスを誘います。
7.レイドジャパン ダッジ
レイドジャパンのダッジは比較的大きめのクローラーベイトです。
デカバス率も高くよく釣れますが入手しずらいのが難点です。
8.デプス スリザーク
スリザークはテールの素材がラビットゾンカーと呼ばれる兎の毛で出来ており、水面では艶めかしく広がります。
デプス(deps)フロッグスリザーク3/8oz61mmチャートペッパー#03
主な対応魚種:ブラックバス
重量:3/8oz / サイズ:61mm
カラー:チャートペッパー #03
フラットなベリー部がローリングを抑制し、サイドのカップが力強く水を押す独自のボディフォルムがフロッグとしては破格の存在感を実現すると共に、強く水を掴むサイドカップはロッドティップに適度な抵抗を生むことで操作感が向上。
ダブルで配されたエアホールは、バイト時にはスムーズにボディ内のエアを排出しフッキング性能を高め、またボディ内に溜まった水がキャストと同時にオートマチックに排出される、チューニング不要のセッティングが施されています。
スリザークの高レスポンスが可能にするクイックなノンストップドッグウォークは、目の前をハイスピードで通過するベイトを逃がすまいと、ビッグバスが本気で襲い掛かる激しいバイトを誘発。
群を抜くストライク率と激しく深いバイトがフッキング率を向上させ、従来フロッグには成し得なかった「獲るためのフロッグゲーム」を確立させています。
テールのラビットゾンカーは、天然素材にしか成し得ないナチュラルな波動を残し、引き波を増幅させます。
キャスト時には水を吸ったテールがボディに張り付くことで空気抵抗を軽減、同クラスのフロッグを上回るキャスタビリティーを生み出します。
センターポジションウェイトによる喫水の深い水平の浮き姿勢が、あえて旋回レスポンスを抑え水押しを強くすると同時に、直進性を高めることで幅広いダートを生み出します。
9. ジャッカル バグドッグ
ジャッカルのバグドッグは虫を模したルアーです。
虫を偏食しているシチュエーションでは無敵です。
10.ゲーリーヤマモト ジャンボバズ
ワームのイメージが強いゲーリーヤマモトですが実はハードルアーも手掛けています。
中でもジャンボバズは大きな音と波動でアピール力に優れています。
まとめ
今回はバス釣りで使うトップウォーターについて解説しました。
ルアーの特性を理解し、状況に応じたトップウォーターを使うことが出来れば更にバス釣りが楽しくなるでしょう。
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