作成:2018.9.24 更新:2023.1.8
メッキはルアーで楽しく釣る!道具からテクニック、コツまで丸わかり
ルアー釣りで秋から初冬までに沿岸に回遊し、冬の寒さに弱いから死滅回遊魚と呼ばれるメッキ。
しかし、大人になればロウニンアジと呼ばれ全長180cmくらいになる大型魚なので実は幼魚の頃からでもスリリングなファイトができるのも魅力です。
目次
メッキのルアー釣りとは?メッキはどんな魚?

出典:Foter
メッキはロウニンアジの幼魚で、成魚になれば単独行動しますが幼魚の時は群れで水深100mまでの沿岸部や河口域に回遊していきます。
ルアーで釣れる平均アベレージは10cm台から20cmくらいで最大サイズは30cm程までです。
死滅回遊魚と呼ばれる魚なので冬の寒い時期になると大多数が死んでしまいますが温かい所にいれば生き残ることもできるので工場の温排水が流れる場所に居残って生き延びたり、大きくなることもあります。
ルアーでメッキを狙える時期は秋冬!

出典:Foter
メッキのルアー釣りにシーズンは秋から初冬までがシーズンです。
しかし、温排水等の影響で温排水混じりの場所では寒い時期に釣れることもありますが、秋から初冬のデイゲームで狙うのがやりやすいです。
メッキを狙うルアーとタックルの選び方を徹底解説!

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淡水の釣りから流用できる人はスピニング用のバスロッドやトラウトロッドを使うのも大丈夫です。
海のルアー釣りをやっている人ならアジング用やメバリング用のロッドで始めても大丈夫です。
リールはスピニングリールでダイワなら2000番、シマノなら2500番を基準にして選ぶのが良いでしょう。
ラインはとりあえずやってみたい、という人やPEラインは使いたくないという人はナイロンラインの3ldや4ldを選ぶといいです。
また、PEラインなら0.4号辺りが使いやすいです。PEラインを使う人はPEラインの先っぽにリーダーと呼ばれるラインを結ぶのが必要になるので、そこの辺がハードルは高くなりますが飛距離と感度は良くなるのでゆくゆくはPEラインを使うやり方になればさらにこの釣りも楽しくなります。
使用するルアーは10gまでのメタルジグやミノー等の小さいプラグ系のルアーになります。
メッキのルアー釣りに適しているルアーロッド
現時点ではアジング用やメバリング用のロッドのようにメッキのルアー釣り専用は出回っていないのが現状ですが淡水の釣りをやっている人ならばトラウトロッドやスピニングリールが使えるバスロッドで長さは調子はULからMLまでで長さは長くても7ftまです。
メバリングやアジング等をやっている人は今までのロッドを流用しても全然大丈夫です。
イメージとしては長さは7ftまでで、メバリング用もしくはアジング用のロッドでスピニングリール対応で調子はULからMLまでを選ぶのがいいでしょう。
なお、メバリング用やアジング用のロッドならチューブラータイプとソリッドタイプか?という選択肢も出ていきます。
簡単に説明するとチューブラータイプは感度重視、ソリッドタイプは食い込み重視になります。
それでも、好みの使用感の話になるので実際に触ってみて使ってみるのが一番です。
知識もないし、やったこともないし、道具選びに困っている人はメバリングやアジングの初心者セットを選ぶといいです。
おすすめのメッキ釣りルアーロッド
シマノ ルアーマチック S70UL
長さ:7feet
適合ルアーウエイト(g):0.8-10
適合ライン:[PE/号]0.3-0.8、[ナイロン/lb]2-6
自重(g):83
月下美人 メバル 610L-S・N
標準全長(m):2.08
継数(本):2
仕舞(cm):108
標準自重(g):64
ルアー重量(g):0.5~8
適合ライン:ナイロン(lb) 1.5~4 / PE(号) 0.1~0.4
メッキのルアー釣りに適しているリール
メッキのルアー釣りに使用するリールはベイトかスピニングか?と言われたら、初めてやる人やとにかくメッキを釣りたいという人は断然スピニングリールがいいでしょう。
ブラックバスやナマズ等の淡水のルアー釣りではメジャーなベイトリールですが、現時点のメッキのルアー釣りではスピニングリールほど使われていなく、メバリングやアジング等ができるスピニングリールがあれば海のライトルアー釣りでは何でもできてしまう汎用性があるからです。
なので、スピニングリールならダイワなら2000番クラス、シマノなら2500番クラスまでを選ぶといいでしょう。
細かいことになりますが、ダブルハンドルならシングルハンドルよりも滑らかに回りやすくなったり、ラインの巻き込み方がスムーズになったりします。
また、ハイギアかローギアどちらのほうがいいか?と言われればデイゲームメインでメタルジグやフローティングミノーを激しく動かしたいならハイギア系のリールでいいです。
しかし、メバリング用のリールではローギアもあるのでローギアやワームや軽いルアーでゆっくり誘いたい等のリールになるのでメッキはルアーをすぐ見切る習性があるのでゆっくり誘うというのはアジやメバルに比べたら向いていないです。
だけど、ローギアのリールでも釣りは成立しますのでローギアのリールは激しい動きがハイギアに比べたらゆっくりラインが巻けるんだな、という認識で大丈夫です。
メッキのルアー釣りで使えるリール
ダイワ レブロス LT2000S-XH
ギア比:6.2
1回転巻取り長(cm):81
標準自重(g):200
最大ドラグ力(kg):5.0
標準糸巻量(ナイロン lb-m):2.5-200/3-150/4-100
標準糸巻量(ブレイド 号-m):0.4-200/0.5-170/0.6-150
ダイワ 月下美人MX LT2000S
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):68
ギア比:5.2
自重(g):190
最大ドラグ力(kg):5
標準巻糸量 ブレイド(号-m):0.4-200
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):4-100
ライン選びも地味に重要!メッキのルアー釣りに適したライン
初めてメッキのルアー釣りをやってみたいという人やどんな場所でやるかはっきり決めていない人はひとまずナイロンラインがいいでしょう。
基準としては100m程巻けて、太さは3lbからシーバスの小さい時の魚のセイゴやフッコやクロダイやキビレ等外道が多い場所なら6lbにしたりするといいです。
基本的にラインは細くすれば飛距離は伸びるが強度を犠牲にする、ラインを太くすれば飛距離は落ちるけど強度は強くなるというイメージを持つと選びやすくなります。
しかし、長く楽しみたいとかルアーをちゃんと動かしてる感覚や飛距離を伸ばしたいという人にはPEラインの使用をおススメします。
太さとしては0.4号から0.6号を使うといいでしょう。
じゃあ、最初から全部PEラインにしちゃえばいいじゃん?となってしまいますがPEラインにはショックリーダーを結ぶ作業があるので準備に手間取ることとナイロンラインよりも高価という費用面のデメリットがあります。
ショックリーダーはフロロカーボンのラインが向いています。
それは水に沈むのが速く、根ずれに強いのでショックリーダーに向いています。
長さとしては60cmから75cm程(個人差と好みはあります)として、太さは6lbから10lbにしています。
注意して欲しいのはリーダーを太くすれば強度や大きい魚が来ても対処できると思って極端に太くしたらPEラインとバランスが悪くなるのでバランスも考えましょう。極端に細い糸と太い糸は結ぶのが大変です。
ショックリーダーの例外
先ほどではショックリーダーはフロロカーボンラインでいいということを述べましたが、例外として水面に浮くルアーを使ったり強度よりもバラしにくさを優先したい人はナイロンラインでショックリーダーを結ぶという方法があります。
PEラインがメインの海のルアー釣りでありますが昔では細いナイロンラインをメインラインにしてショックリーダーを太いナイロンラインにするという方法がありました。
また、ナイロンラインは伸びる素材なので魚をかけたらバラしにくいのがあるので確実なやり取りができますし、太さとしては6ldから8ldがいいでしょう。また、長さは60cmから75cm程です。
メッキのルアー釣りおすすめライン(筆者も実際に使っています)
PEラインに繋げよう!メッキのルアー釣りに向いているショックリーダー
ヤマトヨテグス(YAMATOYO)耐摩耗ナイロンショックリーダー30m-1.5号(6LB).
シーバス釣りでは使っている人も多いヤマトヨテグスのショックリーダーです。
トップ系のルアーやバラシにくさを優先したい人に向いているショックリーダーです。
また、フロロカーボンライン以外のショックリーダーを試してみたい、という人にもおススメです。
手を変え、品を変えて、魚を騙せ!メッキ釣りに適しているルアーの種類

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メッキのルアー釣りに向いているルアーは筆者としてはメタルジグのような沈む速度が速くて、遠くに投げれるルアーとフローティングミノーやシンキングミノーのような水面より少し深いところを泳ぐルアーと水面に浮いて動きや波動や音で誘うトップ系のルアーを使います。
イメージとしては水面に浮かせるルアーと水面より少し深いところを泳ぐルアーと底に沈めるルアーの3タイプを使っています。
使用するルアーの重さや大きさとしてはメバリング用や海の小物ルアー用やトラウト用って表示されているルアーなら選んでも大丈夫です。
重さの基準としては10gまでの範囲で選ぶといいでしょう。
トップ系ルアーの場合
どこで使えばいいの?
水面に浮くルアーなので、筆者としては最初に使います。
沈むことがないので水深が浅い場所に使えたり、堤防や河口や岩礁混じりの場所の間に通す等の使い方ができます。
ルアーのローテーションとしてはまずは水面等の上のレンジから魚がいるかを試すのが大事だったりするのでトップ系のルアーはそれに適しています。
トップ系ルアーの強みと楽しみ
トップ系のルアーの強みは活性が高くて、意識が水面にいっている魚は積極的に追いかけてきます。
合わせ方は他のルアーと違ってコツがいりますが、水面を割るようなアタリとルアーが沈むところのドキドキ感が一番楽しいと思います。
ウキ釣りのウキが消えていく、沈んでいく瞬間がたまらない、という感覚に似ています。
中にはトップ系のルアーのメッキのアタリが楽しいからあえてトップ系でしかやらないという人もいます。
水面より少し深いところを泳ぐルアー
どこで使えばいいの?
水面より少し深いところを泳ぐルアーはフローティングミノーやシンキングミノー等が該当します。
いわゆる、小魚の形をしたルアーなら認識しやすいです。
防波堤や河口や砂浜等で使うといいですし、トップ系のルアーに反応しない場合やメッキの餌や追いかけてる小魚が見えたらマッチザベイト(魚が食べようとしている餌に合わせることです)だな、という感覚で使うといいです。
特にフローティングミノーは潜る浅さが商品ごとに範囲が設定されているので使いやすいルアーです。
強みと楽しみ
フローティングミノーやシンキングミノー等のミノー系ルアーを使う釣りになるので、普通に引いてみたり、引くスピードを速くしたり、遅くしたりする。
また、少し引いて、一瞬止めてまた引く等の色々なアクションができることが強みであり、釣り人のやりたいことや釣り人の知識や引き出しの量が問われる釣りでもあります。
ミノーがルアーのスタンダードなので、ミノーでメッキがたくさん釣れると一気に魅力にはまってしまうのも楽しい所です。
底に沈めるルアー
どこで使えばいいの?
堤防にそのまま落としたり、砂浜なら思いきり投げたり、トップ系ルアーでもフローティングミノーやシンキングミノー等でも魚の反応がなかったりする時に使います。
遠くに飛ばしたい、速く沈めたい等他の2種類のルアーのタイプに比べたら極端な使い方です。
強みと楽しみ
沈下速度は圧倒的に速く、落ちている最中や巻き上げている最中に反応したりすることもあれば金属系ルアーなので光沢やカラーや水の中の光のフラッシング効果等で反応してしまうことがあります。
魚のリアクションを狙う釣りなのでデイゲームに向いています。
トップ系ルアーでメッキを狙え!切り込み役に持ってこいの先発ルアー達
メッキのルアー釣りにおすすめルアー5選(種類別)
クロダイ用だけど、メッキも守備範囲
メガバス(Megabass)ルアーPOPPINGDUCK(ポッピングダック)
クロダイ用のルアーだけど、メッキにも狙えるサイズです。水面を裂くアタリはトップ系ルアーの最大の魅力です。
メッキも狙いつつキビレやクロダイも狙えたらそれはそれで面白いです。
飛距離という弱点もカバー、広範囲に調べて先発に適している
釣り具チェーン店に売っているルアーなので在庫に困らないから揃えやすい
TAKAMIYA(タカミヤ)FALKENRCHUG68
神奈川県や九州の福岡県等で釣り具チェーン店をやっているポイントのルアーです。
淡水系のルアーですが大きさ等がメッキ狙いに適している大きさです。
ただし、フックが淡水系になっているのでサビやすいフックが嫌なら海水系ルアーのフックに替えるのがいいでしょう。
値段が安いのが魅力です。
変わったカラーリングでメッキが釣れたら楽しい、けど実力もあります
小さくて使いやすい、老舗ルアーブランドのライトゲームルアー
ラパラ(Rapala)ルアーストーム五目ポッパーF3g4cmイワシ
ルアーで世界的な有名なラパラのストームというブランドから出ているルアーです。
メッキはもちろん、カマスやクロダイも狙えますし、上州屋のような大手釣り具チェーン店に置いてあるのもいいところです。
水を噛んで引いているという手応えもわかりやすいルアーです。
フォルムが小魚っぽくてカッコイイ!水面より少し深いところを泳ぐルアー
定番のフローティングミノー、色々なアクションでメッキを刺激
重いので飛距離も出せるし、フローティングミノーよりも深いところを攻めれる
デュオミノーテトラワークストト42SマイイワシAHA0011ルアー
フローティングミノーは確かに根がかりしずらいし、沈む深さも浅くて使いやすいけどもう少し深いし、沈めて攻めてみたいという人にはシンキングミノーを使ってみてはいかかでしょうか?
カラーバリエーションも豊富でただ巻きも高速でリールを巻いてもルアーがしっかり動いてくれるのも魅力です。
小さいボディだけど深いところを潜ることができるダイバー系ミノー
デカいメッキとセイゴ等のメッキよりも大きめな外道も狙いたい欲張りかつチャレンジャーな人に
ヤマシタ フェイクベイツ F 70mm 3.8g アバロン・ケイムラ・ホロ
タイプ:フローティング
サイズ:70mm
重量:3.8g
カラー:アバロン・ケイムラ・ホロ ABKH
レンジ:0~60cm
緩急をつけて、メッキを騙す。小さいので小型のメッキも狙いやすい
ラパラ(Rapala)ミノーストーム五目2g3.5cmイワシルアー
ゆっくり動いて、漂わせたり、トゥイッチ等でアクションもできる緩急ができるルアーです。
このルアーも上州屋のような大手釣り具チェーン店で売っていますので購入しやすいルアーです。
投げて、沈める、底に沈めるルアー
メッキもカマスも狙える、万能型メタルジグ
Jackson(ジャクソン)メタルジグギャロップベイビー41mm7gゼブラグローピンクルアー
メッキやカマス等の海のライトルアー釣りに適しているメタルジグです。
ヒラヒラ系のボディなので落としている最中にヒラヒラ舞い落ちるように誘ったり、重いので飛距離もあります。
飛距離も出せて、フェザー付なのでアピール力が抜群
重い、飛距離だけがメタルジグではない変化球メタルジグ
DUO(デュオ)メタルジグテトラワークステトラジグ25mm1.5gブルピンゼブラグローPHA0040ルアー
変化球的なメタルジグです。
軽量で小さいメタルジグなので沈下速度も他のメタルジグより遅いので水深が浅い場所や真下に落としたいけどゆっくり誘いたいという時に使うといいでしょう。
沈下速度の遅さを利点に取って投げてすぐ巻き始めると表層や底よりも上のレンジを攻めるやり方もできます。
真下にいる魚を激しいアクションでリアクションバイト!投げると根がかりするので注意
ラパラ(Rapala)メタルジグルアージギングラップアイスジグ2cm4gゼブラグローブルピンW2
変化球的なルアーその2です。
使い方は真下に落とす、沈めてからロッドをチョンチョン上げると激しく動くのでリアクションを狙って魚を取るのに向いています。
浅いところならメッキも狙えるし、底ならカサゴも狙える、縦の水深に合わせていろんな魚が狙えます。
左右非対称ボディによる不規則アクションでメッキを狙う
ラパラ(Rapala)メタルジグルアーストーム五目3gブル-ピンクMCJ03-BLPK
左右非対称にあえてしているためによる不規則なアクションが魅力です。
巻いて使うのもいいし、激しく動かしても楽しいルアーです。
また、上州屋のような大手釣り具チェーン店でも売っているのも魅力です。
個人としてはよく使っています。
こんな所に奴はいる!メッキのルアー釣りのポイント

出典:Foter
メッキのルアー釣りのポイントは個人として行くのは漁港のような堤防と河口です。
漁港ならボートを出し入れするときに使うスロープや船と船の間や排水の流れ込みのあるところを狙います。
河口は餌が集まったりするので河口なら小さい河川や流れ込みの合流点や船が河川内に入らないように設置してあるブイの周辺や温排水のあるところを狙います。
また、回遊魚系の魚なので釣り新聞や釣具店の釣果情報やネット等の情報を見てから場所をある程度絞り込むのもいいです。
メッキのルアーでの釣り方を場所別に解説!!

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漁港や堤防のとき
トップ系やミノーの時
漁港に着いたら、まずはトップ系のルアーで魚がいるか試す時にトップ系のルアーから投げてみましょう。
ルアー釣りの定番でまずは上からだんだん下に攻めるというのが基本なので忘れないようにしましょう。
水面がざわついているようならその近くに表面を意識したメッキがいるのでトップ系のルアーで魚にヒットした場合は水を裂くようなアタリなので興奮間違いなしです。
それでも、反応がない場合はフローティングミノー等のミノー系で攻めてみましょう。
メバリングではゆっくり巻くが定番なのですがメッキは見切りが速いので速く巻く、止めて、巻く等のアクションのパターンを増やして、遅い動きにならないようにするのが重要です。
また、漁港は漁師や船関係の人が仕事しているので彼等の邪魔をしないのはもちろん、ロープや船等にルアーを引っかける等の行為はしないほうがいいです。
底まで沈めるルアーを使うとき
トップ系やミノーでも反応がないとき、または足もとに魚が見えたり、遠距離に排水口があってそれを狙いたい時はメタルジグ等の底を狙うルアーの出番です。
飛距離と沈下速度とリアクション性を持つメタルジグなので激しく動いて魚を飽きさせないコツが重要です。
なお、根がかりがしやすいのがネックなので漁港の関係者の道具や船等に特にひっかけないように攻めていきましょう。
河口のとき
トップ系やミノーの時
河口は潮の満ち引き等でメッキの餌になる小魚等が集まりやすく、海釣りなら餌でもルアー釣りでも河口はとりあえず攻めていこうよ、と言わんばかりのポイントになっています。
それはメッキのルアー釣りも河口はポイントになっています。
やはり、河口でも上から攻めていきたいのでトップ系のルアーから攻めていきます。
引いてみたり、少し止めたり、音や泡等出せるトップ系なら出して誘ったりしましょう。
メッキがいればすぐ反応しますが、実は意外とクロダイやキビレ等の外道が反応します。
さらに秋に近づけばエイもいたり、場所によっては鯉もいるのでライトルアー釣りと言いながらも結構外道は大きいターゲットがいるので特にエイと鯉は手ごわい外道なので見かけたらキャストしないのも大事です。
トップ系ルアーで反応しなかったらミノー系に変えるといいです。
漁港の時と同じように魚を飽きさせないアクションを心がけましょう。
しかし、河口といえども水深が1m未満の所もあるのでシンキングミノーを使ったらすぐ根がかりもあり得るので水深の把握が大事です。
底まで沈めるルアーを使うとき
水深が深い河口、もしくは砂浜に隣接する場合なら遠距離に投げてリアクションで魚を狙うならメタルジグの出番です。
小さい河口に温排水があればメッキは河口内にも来ますので水深が浅い場合は投げて、底に届いたらすぐに巻くといいでしょう。
さらにロッドを上げて巻けば平均レンジを上げれるので根がかり対策でロッドを上に上げてみるのも一つの手段だし、あえて軽いメタルジグを使うのもいいでしょう。
メッキのルアー釣りの基本はこれでカンペキ!あとは釣行あるのみ!
メバリング、アジングが海のライトルアーの二大人気ゲームですが、メッキのルアー釣りもスリリングでかつプラグに果敢にアタックしてくるのでプラグを使ったルアーゲームの入門に最適です。
色々なルアーを場所や水深や距離で選択しなければならないので、どれがメッキにヒットするのかを探すのが大変ですが釣った時の嬉しさは格別です。
小型の魚ですけど、ファイトも引きも強烈なので小さくても手ごわい魚なので釣ってしまったらメッキの魅力にハマってしまいます。