作成:2018.7.15 更新:2023.3.19
ウキ釣りで絶対必要なセットからあれば便利な物まで完全網羅します!
陸地での釣りの基本といえばウキ釣り。ウキと呼ばれる、オレンジと黒の物体で魚のあたりを視覚で確認していく釣り方法です。ここでは、ウキ釣りに最低限必要な竿・リール・ウキ以外に必要なセットを紹介します。
目次
これがなきゃもはやウキ釣りではない!!必要最低限の道具

釣り初心者の方が釣りと聞いて思い浮かべるのは、人が釣竿を掴み、その糸の先に海面に浮かんでいるオレンジと黒の物体が浮かんでいる、そんな姿を思い浮かべるでしょう。それはウキ釣りと言います。陸地で行う一番基本の釣りスタイルなのです。
竿はリールが不要な延べ竿で、長さは4.5m程度がおすすめ。慣れてきたら、磯竿とスピニングリール(5.3m・1~1.5号)の組み合わせもおすすめ。エサはアミコマセがおすすめ。
1.ウキ
このウキがなければもはやウキ釣りではありません。なので一番先に紹介させていただきます。
ウキには様々な種類があります。5号や6号の数字は浮力を表していて、1号と2号が浮力が高く初心者でも簡単に扱えます。後に紹介するシモリ玉(シモリペット)やスイベルが最初からついている場合もあります。
2.オモリ
オモリには、魚が多くいるタナに仕掛けを動かす役目があります。1号のウキには1号の重りを使用します。
といったように、ウキと重りは同じ号数を使用するのが普通です。ウキ釣りで使う重りは、こちらのガン玉や水中ウキを使用します。
3.クーラーボックス
いくつ魚を釣ろうが、暑い季節だと魚が腐ってしまいます。なので、釣った魚を冷凍保存しておくクーラーボックスは釣竿やウキと同じぐらい必須。
暑い季節なら飲み物を冷やしておく事もおすすめ。その場合、下に紹介する釣り用バケツも用意しましょう。
堤防釣りでウキ釣りをする場合は15リットル前後がおすすめ。堤防で釣れる少し大きいものを釣りたい場合、30リットル前後もおすすめです。
④釣り用バケツ
ダイワ 活かし水汲みバケツ M 23CM(H)
サイズ:約23×23×25cm
カラー:ネイビー/ホワイト/レッド
カラマンホルダー付8mロープ付き
素材:EVA
サビに強いステンレスフレーム採用
水汲み・手洗い・エサ入れ・釣った魚入れ・道具入れ・釣り椅子の汚れ落とすなど、釣りの何から何まで使える万能アイテム。
これがないと、手が汚いまま・エサはクーラーボックスに入れたまま・釣った魚もすぐクーラーボックスに入れる事になり、飲み物に臭いがうつる・道具がかさばるなど、何一ついい事がありません。
なので、できるだけ釣り用バケツを用意しましょう。
これがなきゃダメ!!必要度Sのアイテム

この段階で紹介するアイテムは、全てウキ釣り(ウキ釣り関係なく必要な物もあります)を行うにあたって絶対といっていいほど必要なアイテムです。
1.ライフジャケット

出典:DAIWA
ライフジャケットは、ウキ釣りだろうが船釣りだろうが関係なく絶対必須な道具。
初心者の方は、釣りといえば若干の危険があるものの堤防釣りなど防波堤で行う釣りの場合はそこまで危険でない印象があるでしょう。しかし、毎年釣りで命を落としてしまっている方が一定数いるのです。なので、このライフジャケットの着用は必須。
ライフジャケットには、浮力体式と膨張式の2種類があり、さらに膨張式は腰巻タイプと肩掛けタイプがあります。
浮力体式
膨張式(腰巻タイプ)
ダイワ(Daiwa)ライフジャケットウォッシャブルウエストタイプ手動・自動膨脹式ブラックDF-2207フリーサイズ
膨張式は、自動で膨らんでくれます。もし膨らまなかったとしても、腰の紐を引くと膨らみます。とてもコンパクトで持ち運びができるので、自転車で来るときにおすすめ。
膨張式(肩掛け)
シマノ シマノ ラフトエアジャケット VF-051K
カラー:カーキチャコール
サイズ:フリー (胴回り最大/130cm)
素材/外側:ナイロン100% 気室:ナイロン100%(ポリウレタン加工) 浮力性能(膨脹時)74N/24時間以上
2.ウキ止め
ウキが道糸内を動く遊動ウキ仕掛けの場合、ウキ止めがなければ道糸が引っ張られてしまい根掛かりになったり、ウキがどんどん沈んで行ってしまいます。ウキ自体を固定させる固定ウキ仕掛けでも、タナ(魚が多くいる所という意味です)を変えやすくなるメリットがあるので、是非とも用意しておきましょう。
ウキ止めゴムは初心者におすすめですが、装着位置に注意しないとガイト(釣竿の先端にある、釣り糸を通す穴の事です)に引っ掛かりやすいです。
下記に、ウキ止めの結び方を書いておきます。
ウキ止めの結び方
①折り曲げたハリスを道糸の下に用意
②ハリスを折り曲げ出来た輪に端を通す
③端を引っ張り輪をゆっくりと締める
④道糸を巻きつけ出来た輪の中に端を通す
⑤最後にハリスをゆっくり引き、3から5ミリほど残しカットすれば完成です!ウキ止め糸の結び方
①ウキ止め糸を約10センチ用意し道糸に沿うような形で置く
②先端部分を手前から折り返し輪を作って画像②のような形にする
③ウキ止め糸の端を輪に通し道糸とウキ止めの直線部分を2~3回巻き付ける
④ウキ止め糸の両端を引く、ウキ止めを動かせるような強さにしておく
⑤ウキ止めの両端を3~4ミリ残して切れば完成!あとはタナに合わせて動かそう!スイベルへの結び方
出典:https://tsurihack.com/379
①スイベルの輪にラインを通し先端を画像のように4~5回巻き付ける
②巻き付けた糸をスイベル側のラインの輪に通す
③さらに大きくできた輪の中に通す
④輪に通したラインを引き軽く締め反対側の糸も同様に引き3~4mm残しラインをカットすれば完成!
3.カラマン棒
ウキに糸が絡んでしまうのを防いでくれます。ウキの長さだけオモリから上に付けるのがポイント。
できるだけあった方がいい!必要度Aのアイテム

この段階で紹介するアイテムは、絶対なくてはならない事はないが、できれば用意した方が良いアイテムです。
①ライン(釣り糸)を切るハサミ
ラインと呼ばれる釣り糸は、釣具屋などでまとまった長さで売っています。それを自分の釣り方に合わせてカットしていく必要があります。その時に、端を糸と結びます。この時長さが余っていると魚が警戒してしまうので、ラインを切るハサミが必要という事です。
しかしこのラインを切るハサミがないと、ラインを歯で切る事になり、周囲からの見た目が悪いだけでなく自身の歯にも負担がかかるのでお勧めしません。特にPEラインはとても強度が高く、自身の歯で切れるものではありません。なので、ラインを切るハサミは必要なのです。
②シモリ玉
これがないと、ウキがウキ止めを通り抜けてしまいます。なので、このシモリ玉は大事。
穴の小さい方はウキ止め側、穴の大きい方はウキ側にセットします。シモリペットも同様の役目をします。
③スイベル
ルアーが回転すると糸がねじれてしまいます(糸よれと言います)。
スイベルは、上下にある輪っかが回転する仕組みになっており、これが糸よれを防いでくれます。
あれば嬉しい。必要度Bのアイテム

ここでは、なくても何とかなるけどあれば便利なアイテムを紹介します。
①ブライヤー
ブライヤーとは、釣り針から釣った魚を外すアイテムです。
その他にもラインカッターとしての役割がありますが、釣り針を外す用途が主です。
釣り初心者は、釣り針から釣った魚を外す作業が「魚がぬるぬるしてて気持ち悪い」と感じるかもしれません。
そんな時、このブライヤーがあれば便利です。
使い方としては、針を掴み、その針を奥に押し込むと取れます。
魚に触りたくないという方は、次に紹介するタオルを使いましょう。
魚の目を覆うと魚がおとなしくなります。
②タオル
タオルは、魚が気持ち悪くて触りたくないという方の強い味方。
釣った魚は、目を覆うとおとなしくなるのは先程書きましたが、その他にも毒のある魚や棘のある魚を釣った際に使えます。できれば上記にあるフィッシングタオルを使いましょう。
③アウトドアチェア
DesertFox アウトドアチェア 折りたたみ
重量:約2.2kg
耐荷重:150kg
使用時サイズ:(約)幅55cm×奥行40cm×高さ90cm
収納時サイズ:(約)43cm×13cm×13cm
堤防釣りで行うウキ釣りの場合、ウキを見ながらずっと立ったままになります。そうすると足が疲れますね。そういった時にこのアウトドアチェアがあると、足が疲れずとても楽です。
ウキ釣りで必要なアイテムまとめ
ここまでウキ釣りで必要なアイテムについて紹介しました。ウキ釣りは初心者が釣りの世界に入りやすい釣り方法です。初心者の方は、この記事を参考に必要なアイテムを揃え、楽しい釣りを満喫してください。