作成:2018.9.3 更新:2022.5.25
タチウオワインド釣りに適したロッド!おすすめワインドロッド10選
タチウオのワインド釣法が最近人気です。常にロッドをしゃくり続けるので、ゲームとしても楽しめるからでしょうか。
今回はワインドロッド選びのポイントと実際にどんなロッドが使えるのかについて解説します。
タチウオを引き寄せろ!ワインド釣法のすすめ

出典:Visual Hunt
ウインド釣法とは、ジグヘッドにワインドワームをつけてロッドをしゃくり、小魚を捕食するフィッシュイーターを狙う釣り方です。ゲーム性も高く最近とても人気のある釣法です。
シーバスロッドやエギングロッドで代用もできますが、常にしゃくり続ける必要があるため、合わないロッドを使い続けると手首を痛めることもあります。疲れにくく効果的にワームにアクションさせるロッドを選ぶことが重要になってきます。
ワインド釣法のロッド選び、やっぱり専用が最適

出典:DAIWA
まず、ワインド釣法で使うロッドについて簡単に解説します。
ワインド釣法は常にロッドを上下にしゃくり続ける釣り方です。ダートアクションが伝わりやすい適度な硬さが必要です。
長さも飛距離を産むためにはある程度欲しいのですが、軽さと操作性を考慮すると短い方が扱いやすくなります。実際に使われているのは7〜9フィートです。
また、ワインド専用ロッドはエギング用などに比べるとグリップが長く取ってあります。握った両こぶしの距離を開けて構えることで持ち重り感が減り操作性も良くなっています。
本格的に始めたい方には、断然ワインド専用ロッドがおすすめです。
ワインド釣用ロッドは長さ8フィート前後が使いやすい!
ワインド釣法はひたすらしゃくり続ける釣り方です。タチウオはあの見た目凶悪な歯を持ちながら捕食が下手です。かかってから合わせるまで時間をかける必要があります。
重量のあるロッドでは手首・腕への負担が大きくすぐ疲れてしまいます。
ある程度の飛距離を稼ぐため長さは欲しいのですが、なるべく軽くしたい。その最適な長さとして専用ロッドは7フィートから9フィートぐらいのラインナップになっています。シーバス・エギングロッドを代用する場合もそのくらいの長さから選びます。
使いやすいのは8フィート前後がおすすめです。
初心者で自信がない方、女性やお子さんはなるべく短くて軽いものを選びましょう。
タチウオに適したルアーウェイトのロッドを選ぼう!
ワインド釣法では専用のジグヘッドにワインドワームを取り付けたものを使用します。
ワインド用ロッドのルアーウェイトは、大体7g〜30g程度に設定されています。
タチウオは潮の状態などで集団で泳ぐ深さを変えます。アタリが悪いときはルアーの重さを変えると急にかかりだすときもあります。慣れた人は重さを変えて何種類かルアーを用意していき、状況に応じて付け替えます。
タチウオ用なら10g〜20gの程度で用意しておけばほぼ大丈夫です。
効果的なダートには硬めのロッドがおすすめ
ワインド釣りではロッドを上下にしゃくり、ルアーを上下左右に動かすのが基本です。
それには硬めのロッドが向いています。
ワインド専用ロッドは、適切な硬さに調整されています。シーバスロッドやエギングロッドを代用する場合は、M(ミドル)〜MH(ミドルヘビー)の硬めのロッドを選びます。

出典:Visual Hunt
タチウオのワインド釣りにおすすめのロッドご紹介

出典:Foter
お待たせしました。いよいよ具体的にオススメのロッドをご紹介していきます。
ダイワ ワインドX 83M
気軽に手を出せる値段ながら、基本性能は大満足のワインド釣法入門用ロッドです。
グリップは大型のフォアグリップで握りやすく疲れにくくなっています。
しなやかな穂先でダートアクションも制御しやすくできています。
コストパフォーマンスに優れた1本です。
アブガルシア クロスフィールド XRFS-904M-TE
持ち運びに便利なテレスコピック降り出しモデルです。
様々なフィールド・魚種・釣り方に対応するというコンセプトで作られているシリーズです。
中でもこのXRFS-904M-TEはタチウオのワインド釣りにも使いやすい1本です。
アブガルシア クロスフィールド XRFS-904M-TE
ロッドタイプ:スピニング
全長:2.74m
継数:4本
仕舞:78cm
自重:129g
ルアー荷重:5-28g
PEライン:0.8-1.5号
メジャークラフト ソルパラ ワインドモデル SPX-832MW
家族で楽しめるよう、ショートサイズからセミロングサイズまで揃えたタチウオワインド専用ロッドシリーズです。
気軽に手に取れるエントリー価格ながら、予期せずかかってしまう大物の引きにも負けないパワーを持っています。
シマノ ソルティーアドバンス タチウオワインド S86M
ソルティアドバンスシリーズは対象魚別に専用の設計を施しています。
このタチウオワインドはタチウオに効果的なワインド釣法にマッチさせたモデルです。
サゴシやマゴチ狙いにも活躍してくれます。
シマノ ソルティーアドバンス タチウオワインド S86M
全長(m): 2.59
仕舞寸法(cm): 133.3
継数(本): 2
主な対象魚種:シーバス ヒラメ マゴチ タチウオ マダイ
自重(g): 122
適合ルアーウェイト(g): 6~32
適合ライン PE(号): 0.6~1.5
メジャークラフト 三代目クロスステージ タチウオ CRX-832MW
コストパフォーマンスの良さで定評のあるメジャークラフトのワインドロッドのスタンダードモデルです。
始めてお試しで試してみたい方にも手の出しやすい価格設定ながら、投げやすく軽快に操れる操作性を実現しています。
まず、ワインド釣りを始めてみたいという方におすすめの1本です。
メジャークラフト 3代目クロステージ 太刀魚ワインド CRX-832MW
ロッドタイプ:スピニング
全長:2.51m
継数:2本
ルアー荷重:7-21g
PEライン:0.6-1.5号
シマノ ムーンショット S86ML
シーバス用ですが、幅広いルアーに対応する汎用性の広い1本です。
9フィートという長さで、タチウオのワインド釣りも含めて幅広く使えるので、海釣り初心者の方におすすめの1本です。
シマノ ムーンショット S90ML
全長(m):2.75
継数(本):2
仕舞寸法(cm):141.1
自重(g):136
ジグウェイト(g):MAX 38
プラグウェイト(g):6~32
適合ライン PE(号):0.6~1.5
メジャークラフト トリプルクロス タチウオ TCX-832MW
メジャークラフトのタチウオ ワインド用ロッドシリーズの「トリプルクロス タチウオ」の中でもレングス・パワー共に一番色々なシーンで使いやすいのがこの TCX-832MW です。
初心者から、経験者まで使いやすい1本です。
メジャークラフト トリプルクロス タチウオワインドモデル TCX-832MW
ロッドタイプ:スピニング
全長:2.51m
継数:2本
ルアー荷重:7-21g
PEライン:0.6-1.5号
ダイワ ジグキャスター ライト 93L
ライトショアジギング用のシリーズです。
中でも93L はシリーズ中最もしなやかでなタイプです。
長さはありますが、握力の弱い方でも投げやすく操作もしやすいのでタチウオのワインド釣法にも最適です。
ワインドもしたいけど汎用性も求める方におすすめです。
ダイワ ジグキャスターライト 93L
全長(m):2.82
継数(本):2
仕舞(cm):145
自重(g):160
ジグ重量(g):5~30
適合ライン:ナイロン(lb.) 6~16 / PE(号) 0.5~1.2
ヤマガブランクス アーリー・フォーロック 86MH
アーリーは国産にこだわるヤマガブランクスならではの軽く・よく飛び・強いという基本性能が充実したシリーズです。
このモデルはロックフィッシュ向きに開発されたロッドですが、ワインド釣法にも最適なロッドです。
アブガルシア ソルティースタイル ワインド STWS-892MH-KR
アブガルシアのワインド釣法専用ロッドです。
8.9フィートの長さがあるとは思えない快適なロッドワークが可能です。
パラボリックテーパーで柔軟性があり、最も重要な要素である鋭くキレのある"連続ダート″を継続して操作することができます。
アブガルシア ソルティースタイル ワインド STWS-892MH-KR
継数:2
全長(ft/m):8'9"/2.67
仕舞(cm):136.5
標準自重(g):181
ルアー:1/2-3/4oz
ライン(lb):~30 / PEライン(号):0.8~1.5
まとめーやはりワインド専用ロッドがおすすめです
ワインド釣法は常に手を動かし続けるので、退屈する暇がなく楽しめる釣りです。
しかし、長時間続けるとどうしても疲れやすく手首を痛めてしまうこともあります。
ワインド専用に設計されているロッドは、グリップ・硬さ・長さすべて計算されて作られているだけあって、圧倒的に楽です。
今後もワインド釣りに挑戦したいとお考えなら、専用ロッドが絶対おすすめです。