タイラバ釣りのキモといえば等速巻き。早巻き、スロー巻き、いずれにしてもスピードは常に一定に保つことが求められます。巻くスピードが変化するとヒットの伸びは期待できなくなります。この釣りの特徴を的確におさえ、タイラバ釣りを追求した専用のロッドシリーズがシマノの炎月シリーズです。初心者も気軽にはじめてみたくなるコスパの高いものから、ベテランアングラーの期待をも上回るスペックまで、さまざまなニーズにこたえるためきめ細やかににシリーズを展開しています。

タイラバにはタイラバ専用ロッドを選ぶのが主流です。選び方としては、おおまかなポイントとして、長さ、ティップ、適合ウェイトに注視します。長さは、6フィートを目安にスキル、釣り場や潮目の状況によっては7フィートあたりまでになります。マダイとの違和感なきコンタクトのために6：4調子のものにします。また、ティップとしては穂先の柔らかいソリッドティップがおすすめです。硬いものだと、食い渋りやバラシが多くなりがちです。そして、釣り場、フィールド、潮目の状況などをあらかじめ想定したうえで、その条件にあったウェイト選びます。そのウェイトに適合するかどうかの確認を行います。ほかには、ベイトかスピニングなどのチェックも必要です。

以下ではシマノのタイラバロッドを紹介します。
価格としては1万円台から7万円近くのものまで、あらゆるアングラーに対応するアイテムがそろっています。どの価格帯のものでも、一貫したシマノのタイラバロッドに対するコンセプト、等速巻きにこだわる技術がこめられているので安心してセレクトできます。どの1本でもまちがいのないクオリティでゲームを楽しめる、それがシマノのタイラバロッドなのです。

初心者におすすめな炎月BBは、シマノのタイラバロッドのベーシックかつスタンダードモデルです。ノリ調子として設計されたブランクスで柔軟な操作、安定した等速巻きを実感できるロッド。上級アグラーからも納得されるスペックとなっています。

炎月シリーズの中でもコスパが高いタイラバロッドです。
30-100グラムまでのウェイトに対応するので初心者におすすめです。
ノリ調子をアシストするタフテックαロングソリッドティップがアタリ感をはずしません。
軽さと粘りある動きでアングラーのパワーダウンを防ぎます。

繊細にしてわずかなアタリものがさないレスポンスの良さと柔らかさが特長のロッド。
50センチ級ターゲットとのファイトにも底力ある強さを見せます。
ティップの柔らかさも定評でアタリをはじかず、安定した等速巻きを約束してくれる1本です。

細身・軽量で先端が見やすいので、タイラバエントリーやタイラバ専用をお考えならこのロッドです。
スパイラルガイドを採用し、ロッドが大きく曲がってもラインとブランクスの接触を防ぎ等速巻きを援護します。
80センチクラスのターゲットにも対応する優れもの。

しなやかでスムーズな曲がりを追求したエンゲツXR。
中堅アングラーのファイティングをじゃましない、集中したゲーム展開を約束するロッドです。

乗せ調子のスタンダードモデルならこのスペック。
水深20〜80メートル、ベーシックにそして臨機応変に対応するユーティリティロッド。
スパイラルガイド、チタンフレームSiCガイド、低弾性カーボンを採用しています。

こちらはフルソリッドモデルです。
しなやかさとトルクを兼ね備えています。
フルソリッド特有の粘りが魅力で、外洋の大型魚も曲げて獲ることが出来ます。

こちらは掛け調子のモデル。
アタリがあったら即フッキングするスタイルにマッチします。
フォールタイラバでの攻略やショートバイトが多発するときに重宝します。

シマノのタイラバロッドの最高峰が炎月リミテッド。
Hi-Power XやSPIRAL-Xコアを搭載し、シマノがノウハウとテクノロジーを集約したタイラバロッドのフラッグシップモデルです

乗せ調子の610ML-Sは、炎月シリーズのなかで中心的存在ともいえるスタンダードモデルです。
30g~100g超の鯛ラバに対応するしなやかなブランクスは、浅場をメインに平均的なマダイ釣り場を1本でカバーすることが可能です。

610ML-Sと同じくロングソリッドティップを採用した乗せ調子にワンランク上のパワーをもたせたロッドです。
深場や速潮にも対応するブランクの粘り強さは、大鯛とのやり取りにも余力を持って対処が可能です。

繊細さよりもパワーを重視してレスポンス性を高めたロッドです。
強靭なブランクスは潮の速い状況やディープレンジでも大鯛のアタリを的確にキャッチし、しっかりとフッキングすることが可能です。

種類も価格帯も豊富なアイテムぞろいのシマノのタイラバロッドを紹介してみました。価格にかかわらず、タイラバの鉄板、等速巻きをはずさない一貫したクオリティは、シマノはまちがいなしとアングラーの声が多いのも納得です。タイラバロッド選びで迷ったら、まずはシマノの炎月シリーズから！