作成:2018.7.6 更新:2021.3.5
大人気のアジングにぴったり!おすすめのクーラーボックスは?
アジング。堤防から手軽に美味しいアジが釣れると人気の釣法です!今回はアジングするにはもってこいの、おすすめクーラーボックスをご紹介します。釣り用のクーラーは一般的なレジャー用に比べ、かなり進化していて、種類も豊富です。
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目次
アジングで使うクーラーボックス

出典:PEXELS
海のルアー釣りの中で大注目の「アジング」。食べておいしい鯵をジグ、ワームといったルアーで釣ることです。釣りファンからは親しみを込めて、鯵+fishing=「アジング」と呼ばれ、ひとつのジャンルとして定着しつつあります。
そんな「アジング」の魅力のひとつが“手軽さ”。食べておいしいのもさることながら、道具の準備が簡単、手軽です。ソフトルアーをセットするためのフック付きのおもり“ジグヘッド”にワームを1つセットしたシンプルな仕掛けで楽しめます。
あれこれと準備や装備がいらないからこそ、使う道具にはこだわりたいところ。ゲットした新鮮な鯵を持ち帰るクーラーボックスもそのひとつです。ここでは、アジングに持っていきたい、クーラーボックスの選び方とおすすめボックスをご紹介します。
サイズの違いによる選び方
鯵のサイズはだいたい20㎝、大きくても30㎝程度。ということは、“アジング向け”のクーラーボックスのサイズの目安は、10リットル前後、8リットルから12リットルあたりがベストです。
クーラーボックスには、釣った鯵だけでなく、飲み物や氷、釣り餌なども収納することも考慮し、サイズを選ぶのが良いでしょう。
ただし、アジングは、釣り場を移動する機動力が必要ば釣りでもあるので、“大は小をかねる”的な発想で、大きすぎるものを購入すると足手まといになりかねないのでご注意を!
8リットルサイズ
8リットルサイズは、500mlペットボトルが6本収納できるサイズ。20cm程の鯵なら20匹ほどはストック可能。小型である分、持ち運びしやすく、携帯性は高いです。
10リットルサイズ
10リットルサイズは、500mlペットボトルが8本収納できるサイズ。20cm程の鯵なら保冷のための氷のスペースを考えても、30匹はストックできます。大きすぎず、小さすぎず、持ち運びにストレスがなく、初心者でも安心なのがこのサイズです。ですが、30cmオーバーのアジ、通称“尺アジ”を狙いに行く方には、少々小さく感じるかもしれません。
12リットルサイズ
12リットルサイズは、500mlペットボトルが10本収納できるサイズ。10リットル同様、携帯性と容量のバランスもちょうどいいサイズのひとつです。30匹以上は余裕でストック可能なので、腕に自信のある方はこれくらいの大きさを選ぶのも良いでしょう。“尺アジ”もストックできます。
保冷力・断熱の違いによる選び方

出典:Foter
一般に、クーラーボックスの保冷力は、ポリエチレンなどでできたボディと内側との間に入れられた断熱材によって変わります。主な断熱材は、「発泡スチロール 」「発泡ウレタン」「真空断熱パネル 」の3種類。
保冷力の高さをランク付けすると1位「真空断熱パネル」、2位「発泡ウレタン」、3位「発泡スチロール」となります。
真空断熱パネル
シマノ(SHIMANO)クーラーボックスフィクセル・プレミアム120 ZF-012R 170×320×235
• 容量12L
• 重量3.0kg
• サイズ 外寸法(本体のみ)236×436×309 mm
• 素材 発泡ウレタン+5面真空パネル
クーラーボックスの中で最も保冷力に優れている「真空断熱パネル」。釣り用のクーラーボックスとして人気です。パネルの内部を真空状態にすることで、外気温を伝えにくくする最高クラスの断熱材。その分お値段も高め。1か所破損すると密閉性が失われ、同時に保冷効果も失われてしまうので、注意も必要です。パネルの枚数分だけ重さもあるので、機動性の必要なアジングでは、購入する際、重さの確認も忘れずにしましょう。
また、真空断熱パネルのクーラーボックスの中には、底面だけが真空パネル、蓋以外の5面が真空パネルなど、他の断熱材と組み合わせたクーラーボックスもあります。底面だけでも真空パネルであれば、底から伝わる熱を遮断できので、堤防や磯、船など、足元から熱が伝わってくるような釣り場で使うのに最適です。
発泡ウレタン
クーラーボックスの定番素材。ボックス内部の隅々まで断熱材が入っていて、保冷力を期待できます。厚みが増すほど保冷力もUP。6cmほどの厚みがあれば、真空断熱パネルと同等の断熱効果が得られます。
使用頻度に対して真空断熱パネルではコストが高すぎると感じる人や、アジングなど持ち運びを重視する人には、発泡ウレタン素材のクーラーボックスが良いでしょう。
発泡スチロール
シマノ クーラーボックス 小型 12L フィクセルライト120LF-012N
• 12L
• 重量2.5kg
• 外寸法236×436×309mm
• 素材 PP+発泡ポリスチレン
発泡スチロールを断熱材にしたクーラーボックスのメリットは“軽くて、安い”ということ。デメリットは保冷力ということになりますが、釣具メーカーが出しているスチロール断熱材のクーラーボックスなら、短時間の釣り程度は安心して使えます。
“使い勝手のよさ”での選び方

出典:Foter
“使い勝手のよさ”は、物を選ぶときの最重要項目のひとつ。アジングをストレスなく楽しむためにも、クーラーボックスの付属機能は要チェックです。
両開きの蓋
使い勝手の良さを考えたら、両開きの蓋は必須。蓋の開く方向を常に気にしてクーラーボックスを置く必要がなくなります。ましてや、移動するアジングでは移動するたびにいちいち気にしていられません。さらに、“ワンプッシュ”で開閉できる蓋であればいうことなしです。また、使い終わった後のお手入れも、両開きなら洗うのも楽々。
蓋に付いた小さな投入口
大きな蓋を鯵が釣れるたびに開けたり、閉めたりしていたら、クーラーボックスの冷気はどんどん逃げてしまいます。夏場によく釣れる鯵は、もたもたしていたらあっという間に傷んでしまいます。
そんな時、蓋に小さな投入口のついたクーラーボックスなら、開け閉めを極力減らせ、冷気が漏れにくく、保冷力を保てます。
水を抜く水栓
地味ですが、水抜き部分も要チェック。水栓があると手軽に水が抜けて便利です。ですが、ネジ式の栓の場合、開けづらかったり、水が漏れやすかったり、栓を紛失してしまったりとストレスを感じがち。その点、一体型で、置いたまま側面のレバーからワンタッチで水が抜けるタイプは、お手入れの面でも使い勝手は◎。
アジングでおすすめなクーラーボックス4選
1. ダイワ クールライン アルファ GU1000X ライトソルト
ダイワクーラーボックスクールラインαGU1000Xライトソルト
• 容量10L
• 自重2.4kg
• 外寸法25×37×29cm
• 断熱材HPウレタン
• 竿立て2個、小物入れ1個、ショルダーベルト1個付属
ダイワが、アジングなどの積極的にポイントを移動する“ランガン”スタイルの釣り用に販売している10Lのクーラーボックス。
メリットは、全部取り外して洗える両開きの蓋、蓋の開閉を減らせる投入口付き。断熱材にHPウレタンを使用し、高水準保冷力が確保されている点。デメリットは、蓋をしっかり押さえつけないと閉まりづらい点。ですが、しっかり閉まるということは冷気を逃さない密閉度が高いともいえます。
2. シマノ フィクセル・ライト ゲームスペシャル 120
シマノ クーラーボックス 小型 12L フィクセルライトゲームスペシャル 120 LF-L12N
• 容量12L
• 重量3.1kg
• 保冷時間(目安)30時間(クーラー容量の20%分の氷を外気温31度で持続する保冷時間)
• 外寸法236×436×309mm
• 素材 PP+発泡ポリスチレン
シマノのランガンスタイル用のクーラーボックス。容量12L。一番のメリットは、クーラー内容量の20%の氷を31℃の温度下で“30時間”キープできる保冷力が魅力。その他、両開きのフタ、手を放すだけでフタが閉まる自動ロック機能、ワンアクション水栓、投入口も付いています。デメリットは、ロッドホルダーのバランスが少々悪い点。
3. アステージ デンバーサーフ
デンバーサーフ#12
●容量12L
●質量2.2kg
●外寸法360×259×292mm
●断熱材 発泡スチロール、
●付属品 小物ケース×1、中トレー×1、ベルト×1、収納ポシェット×1
クーラーボックスに大きなポシェットが3つ、蓋には小物ケース、背面には三脚や竿立てを収納できるバンド...と、収納機能がたっぷりなのがメリット。容量は12L。断熱材は発泡スチロールですが、投入口があるので冷気を逃しにくくなっています。保冷力は夏場なら半日程度。デメリットは水抜き栓がないこと。コスパ的な満足度は高めです。
4. 秀和クーラーボックス ウレタンクーラー
秀和(SHU-WA)クーラーボックスウレタンクーラーUL1000LH10.4リットル
• 容量10.4L
• 重量1.9kg
• 外寸法328×228×284mm
• 断熱材 硬質ウレタンフォーム
クラシッカルなデザインでお馴染みの「秀和クーラーボックス ウレタンクーラー 」。最高級ウレタンを断熱材として使用したクーラーボックス。容量は、10.4リットル。注入発泡方式で断熱層にすみずみまで硬質ウレタンフォームを注入していて、保冷力抜群であり、かつ、軽いのがメリット。デメリットは水抜き栓が紛失する可能性が有ること。
アジングでおすすめな『ランガンバックタイプ』のクーラー4選
釣り場をアグレッシブに移動し、ポイントを見つけて釣りを行う、Run(走る)and Gun(銃)=“ランガン”には、腰などからぶら下げるバックタイプを利用するもアリ。
釣った魚を一時的にバックの中に保存し、ボックスタイプのクーラーボックスに移し替えて使います。ただし、長時間の保冷力は期待できないので、大漁の場合は頻繁にボックスタイプのクーラーボックスのもとへ移し替えに行かなければならないのが、デメリット。
1. DRESSランガンキープバッグ
ボックス型の肩から下げるタイプのバック。両手が自由に使え、軽量でコンパクトサイズなので、ランガンに最適です。バッグの内側には、保温効果のある断熱材が使われ、ある程度の保冷力も備えたセミハード保冷バッグタイプとなっています。
2. ダイワ ランガンキーパーS
ダイワランガンキーパーS30(A)ホワイト
• 本体外寸法約21×31×28cm
• スタイル ショルダーバッグ
• 重量 898g
• ロッド、プライヤー等が保持可能なマルチホルダー付き
ダイワの“ランガンしやすさ”にこだわったバッグ。釣った魚を活かして運べます。移動する時も水がこぼれにくい“水返し付き内蓋”、ロッドやプライヤー等が保持できるマルチホルダー、 エアポンプホルダー、チューブ穴が付いています。
3. ティムコ BOIL アジングバック
名前のとおり、アジングのためのバック。バックの中にはプラスティック製の箱が入っていて、釣れた魚をそのまま入れることができます。正面、サイド、背面にそれぞれポケットが付いていて、収納力も高いです。
4. FINA SW ランガンバッグ
FINAソルトウォーターブランドの腰から下げるタイプのランガンバッグ。ランガンスタイルで、アジやメバル、イカなどを効率的かつアグレッブに狙う時に便利。フタはワンタッチで手軽に出し入れが可能。内側にコンビニ袋を入れておけば、汚れを気にせず使えます。カラーもレッド、グリーン、ブルー、ブラックとあって、デザインもポップ。
まとめ

出典:PEXELS
保冷力のクーラーボックスか、それとも、動きやすいランガンバックタイプか?移動することがかなり多いアジングであれば、バックタイプをぶら下げ、ボックスを基点に釣りをし、ある程度魚が釣れたら、ボックスタイプに移し替えるのもよいでしょう。また、さほど移動しないアジングであれば、10リットル程度のクーラーボックスなら持ち運びもそれほど負担になりません。
ボックスタイプには保冷力や容量の広さ、バックタイプには機動力やスタイリッシュさがあり、利点はそれぞれ。あなたの“アジングスタイル”によって、効率よく使い分けることをおすすめします。もちろんダブル使いも良いでしょう。
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