作成:2018.8.6 更新:2023.3.29
ネオプレーン素材のウェーダーが寒い時期の釣りにおすすめな理由
寒い時期、水に浸りながらの釣りに欠かせないのがネオプレーン素材のウェーダー。今回は、ネオプレーンウェーダーの詳しい特徴や選び方、どんな釣り場で活用できるかをご紹介します。着用時や保管時の注意点、おすすめ商品5選も必見です!
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ネオプレーン素材のウェーダーの特徴やメリット・デメリット

出典:visualhunt
他の素材より保温性に優れる
ウェーダーの素材は、ネオプレーン・ナイロン・透湿素材と大きく分けて3種類。この中でも、他の素材に比べて保温性に優れ防寒に最適なのがネオプレーンです。ネオプレーンとは、主にクロロプレンを含む合成ゴムのことで、代表的なもの言えばスキューバダイビングのウェットスーツに使われています。生地が厚くとても丈夫な上に、水も風も通さないので、寒い時期でも暖かくして釣りを楽しむことができます。その反面、ネオプレーンウェーダーを着ていると保温効果があるゆえに汗をかいて内部が蒸れ、その蒸気が結露して体を冷やしてしまうというデメリットがあります。
冬だけでなく、春・秋でも重宝
保温性の高いネオプレーンウェーダーは、冷たい水の中でも暖かく防寒対策もできるため、冬のウェーディングで一番活躍します。北海道などの寒冷地などでも欠かせません。また、寒暖差が激しい春や川・湖の水温が下がる秋にも、ネオプレーンウェーダーが重宝する場面は多くあります。蒸れやすく熱がこもるため暑い夏には不向きと言えます。このように、ネオプレーンウェーダーは夏以外の季節に使えるアイテムで、様々な釣り場でのウェーディングに挑戦することができるので、1着持っておくことをおすすめします。
流れの激しい本流での釣りで活躍
寒い季節に必須のネオプレーンウェーダーは、どういった釣り場で活躍するのでしょうか。例えば、本流でのバス釣りやマス釣りです。流れが激しく、水深の深い本流ではチェストハイのネオプレーンウェーダーが活躍します。また、足場の悪い渓流でのイワナ・ニジマス・ヤマメ・アマゴなどのルアー釣りにはストッキングタイプのネオプレーンウェーダーを、ヒラメやシーバスなどを狙ったサーフでの釣りにはチェストハイのネオプレーンウェーダーを選ぶと良いでしょう。釣り場や水深の深さに合った丈のネオプレーンウェーダーを選択すれば、厳しい寒さや冷たい水の中でも気持ちよく釣りを楽しむことができます。
通気性の悪さ・着脱のしにくさはデメリット
フロント部分にファスナーが付いたフロントオープンタイプは、ファスナーを開ければすぐに通気を良くすることができるので、体を冷やすこともありません。せっかく保温性の高いネオプレーンウェーダーを着ていても、体が冷えたら元も子もありません。デメリットを考えると保温性の高さだけでなく、通気性を考えた工夫がされているか、着脱はしやすいかなども加味してネオプレーンウェーダーを選ぶことをおすすめします。お気に入りの1着が見つかれば、より快適に釣りに集中することができるので釣り果が上がることにも繋がります。また、ネオプレーン素材を使ったアイテムはウェーダーだけでなく、グローブやウェーダーのインナーに着用するソックスなどもあります。使用するシーンによってアイテムを組み合わせましょう。
ネオプレーンウェーダー着用時に抑えておきたい注意点

出典:ダイワ
ネオプレーンウェーダーは、釣りのフィールドや移動範囲を広げ、寒い時期にも快適に過ごせる便利なアイテムです。しかし、素材ゆえの注意すべき点があります。注意点をしっかりおさえて、安全にウェーディングを楽しみましょう。
ライフジャケット・ナイフ装備で安全対策を!
生地が分厚く丈夫なネオプレーンウェーダーですが、着用しているネオプレーンウェーダーに何らかの原因で傷がついたり穴が開いてしまったり、長年使用して劣化している場合には、そこから水が侵入することがあります。水深の深い場所で水が侵入すると体を浮かせることが難しく、溺れる危険性が高まります。そういった危険を回避するために、水深の深い場所に入る場合にはネオプレーンウェーダーと一緒に必ずライフジャケット(救命胴衣)を着用しましょう。また、水深の浅い場所でも転倒した際にウェーダー内に水が侵入すると、水の重みで思うように動けなくなることがあります。そういった場合にはウェーダーを脱いだり手で引き裂く事は困難になるので、ウェーダーをアウトドアナイフなどで切り裂くことが必要です。ネオプレーンウェーダーを使用する際には、浅い場所でも万が一に備えて必ずライフジャケットとナイフを装備した上で釣りを始めましょう。
長持ちするお手入れ方法
ウェーダーはゴム製品の消耗品です。ネオプレーンウェーダーも日頃の手入れを丁寧に行うことで長持ちさせることができます。使用後には、しっかりと水洗いをし、日の当たらない場所でハンガーにかけて保管することをおすすめします。特にネオプレーンウェーダーは、折り曲げた状態で保管するとクセが付いて小さな傷ができやすく、水に入った時にその部分から水が入りやすくなってしまうので保管方法には十分に気をつけましょう。
おすすめのネオプレーンウェーダー5選
1. 保温性抜群の3Dインナー
保温性抜群の3Dインナー、ウォームロック&ウォーターガードのW2マテリアルを採用していて防寒・防水機能に優れています。
ウエストには、転倒した際の水の侵入を防ぐウエストベルトが装備され、ハンドウォーマーにもなる大型ポケットやコケのついた石の上や河川を歩くのに便利なフェルトソールが付いています。
2. フェルトスパイク仕様
4mmの厚さの保温性の高いネオプレーン素材を使用しています。
冬など寒さの厳しい季節や釣り場に適しています。
磯などのソルトシーンに対応するフェルトスパイクソール仕様です。
3. 抜群の保温力!
双進 RBB クロロプレンウェイダー No.8823 グレー LL
サイズ: LL
対応身長(cm): 175-180
総丈(cm): 138
股上(cm): 52/ 股下(cm): 86
胴回り(cm): 109
裾囲(cm): 44
対応足サイズ(cm): 27.5
5mm厚のクロロプレーンを使用していて保温力が抜群。
ブーツのホールド感も魅力です。
つま先部分を特殊補強しており、水圧によるつま先への負担を軽減してくれます。
4. 柔軟性と耐久性に定評あり
ブルーストーム ネオプレンソックスウェーダー グレー BSJ-SWD2 Mサイズ
生地:Fabric / ナイロン BARREL? GP 加工 + CORDURA?
耐水圧:Waterproof / 15,000mm
透湿度:Moisture permeability / 6,000g/24h(A1)
サイズ:Size / S , M , L , XL
透湿防水3層生地を使用し、柔軟性と耐久性の両方を備えたチェストハイウェーダー。
ソックスタイプです。
独自の立体裁断で、屈伸する際にもストレスがかからず使い心地や着脱のしやすさも特徴です。
5. ローコストでストレッチ性も抜群。
マズメ ネオプレーンウェイダー MZBF-431 Mサイズ
サイズスペック(単位㎝): M:チェスト100、ウエスト98、ヒップ100、太腿56、股上56、股下76、足25.5
保温性に優れた4mm厚のネオプレーンウェーダー。
保温力が高く、集中力が持続します。
価格も18000円ほどなので、本格的なネオプレンウェーダーを履いてみたいという方にピッタリです。
まとめ

出典:visualhunt
ネオプレーンウェーダーを着ると寒い時期でも暖かく快適で、釣りに集中することができます。普段は入れない冷たい水の中にも入っていけるので、自然との一体感を存分に感じられるところも大きな魅力です。お気に入りの1着を身につければ、モチベーションや釣果にも良い影響を与えてくれるはず!釣り場や自分に合ったネオプレーンウェーダーを選び、しっかりと安全装備をした上で、寒い時期のウェーディングを楽しみましょう。
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