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カワハギ釣り大会で腕試し!達人からお子様までみんなで楽しもう!

船釣りの中でも、特に腕の差が非常に出るカワハギ釣り。その為競技としての人気が高く、各メーカーなどの主催でカワハギ釣りの大会が開催されています。本格的な大会だけでなく、気軽に出場できる大会もあるので、是非当記事でチェックしてみて下さいね!

数だけの勝負じゃない!カワハギの釣り大会とは?

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出典:visual hunt

カワハギの釣り大会と一言に言っても、釣った数を競う数釣りと長寸や重さの合計を競う大きさ勝負の釣りがあります。
数釣りの場合は純粋な実力・技術などが競われ、大会自体も本格的な物が多いです。
一方個体の大きさを競う大会は基本的には3匹程の合計重量などで競われます。少ない釣果でも勝負できる事から、初心者でも参加しやすいワイワイとした雰囲気の大会が多いです。

本格的な腕試し!カワハギの数釣り大会について

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出典:visual hunt

主な数釣りの大会は、大手釣り具メーカーが主催する本格的な大会が多いです。特にダイワとシマノの2大メーカーが主催する大会は日本の最高峰の大会となってり、決勝大会へ行くためには厳しい予選大会を勝ち抜かなくてはなりません。
しかし一方でビギナーからベテランまで垣根なく参加できる大会もあり、それらは初心者でも気軽に参加する事が出来るでしょう。
どの大会も基本的にはルールは横取り方式です。
釣り座は抽選で行われ、リリースするカワハギも釣果に入ります。ただし、審判の承諾を得なければならないので、しっかり確認をとってからリリースしましょう。
数釣りの大会では個体の大きさは関係なく、どんな小さな個体やスレかかりであっても1枚としてカウントされます。
今回は主に2018年度開催大会について解説していきます。

ダイワカワハギオープン(2018年度予選・決勝概要)

ダイワカワハギオープンとは、グローブライド株式会社(ダイワ)が主催する横取り方式カワハギ釣り大会です。
DKOの愛称ともして知られ、大手釣り具会社であるダイワが主催と言う事も有り、数ある船釣り大会の中でも最高峰として名高い大会となっています。
その人気は言わずもがなで、予選地区によっては一日経たずに募集規定人数に達する事も有り、参加するだけでも大変です。
尚、メーカー主催の大会としては珍しく、使用タックル等について制限が無いので、自分のお気に入りのタックルで出場する事が出来ます。

ダイワカワハギオープン!腕利きたちとワザを競おう!

2018年におけるダイワカワハギオープンでは、1次予選が関東2地区ABCD会場、関西、東海の各6地区で予選が行われ、勝ち抜いた方々のみ2次予選に進出します。その後2次予選である関東大会と関西・東海大会にて、合計17名の方が決勝大会へと進出となり、昨年優勝者と合わせて計18名で争われます。
参加資格は16歳以上で、高校生でも参加可能です。ただし20歳未満の方は保護者の承諾書が必要となります。
最少年チャンプは22歳の若さで、2017年大会においては高校生のファイナリストも誕生しています。
出場者は2018年は640名+昨年の優勝者、入賞者であるシード選手です。昨年入賞者は1次予選、昨年優勝者は予選大会すべてが免除されます。
決勝に進めるのは約3%弱で、出場者は腕利きのアングラーの中の非常に厳しい競争を勝ち抜かなくてはなりません。
出場選手全員に参加証として「DKOキャップ」&「DKOステッカー」と「DKOオリジナル参加賞」が配布されたり、大会限定のパーカーも販売されています。

ステファーノグランプリ(2018年度大会概要)

ダイワと並ぶ釣り具大手株式会社シマノが主催する横取り方式カワハギ釣り大会です。
公式ホームページでもカワハギ釣りの頂点を決めると銘打っており、DKOにも負けず劣らない規模の大会となっています。
勝山大会、久比里大会、剱埼・松輪A・B大会と4つの予選大会があり、勝ち抜いた選手が決勝大会へ進出します。因みに決勝大会の会場は勝山→久比里→剣崎と1年毎にローテーションを行っています。
出場申し込みはwebでのみ受け付けているので、応募の際は公式ホームページの投稿フォームより申し込んで下さい。
出場要項の注意点としてタックルには竿、リールのいずれかにシマノ製の製品が使われている事があります。出場前にシマノ製品を使いこなせるようにしておいて下さい。
DKOと同じく20歳以下の選手には保護者の承諾が必要です。

ステファーノグランプリは特典も豪華!

参加者には特典として大会限定のキャップ、ステッカー、マグネットが配布され、特にマグネットは針置きとして有用です。
更にもし決勝大会で1~3位に入賞できれば来年度の同大会のシード権を獲得、そしてなんとStephanoリール、ロッドの1年間の貸出の権利が与えられます。

がまかつカワハギ大会(2018年度大会概要)

株式会社がまかつと地区内のがまかつフィッシングロッド販売契約店が主催、GAMAKATSU PTE LTDが共催の横取り方式カワハギ釣り大会です。
約130名で争われる大会で、予選大会はないのでその会場で優勝者が決まります。会場は関東の久比里で開催されています。
参加資格として、竿・仕掛け・鈎・ウエア・サングラス等のいずれかでがまかつ製品が使用されている事があるので注意して下さい。
この大会は親睦や釣りマナーの向上が目的な事も有り、出場年齢は特に制限をありません。ですので上記の2大会と比べ気楽に参加できる大会となっています。

新米杯

Facebookにてエントリーを募集している、有志によるカワハギ釣り大会です。
「楽しく真剣に」をモットーとしており、純粋に釣りを楽しむ為の大会と言えるでしょう。しかし参加者は年々増えており、2017年大会においては360名もの参加者募集がありました。
新米杯の名前の通り、賞品として新米が送られます。2018年度の大会においても、優勝者には30キロ、大会全体では2500キロもの新米が飛び賞を含めた各入賞者に送られます。

大きさを競え!カワハギの長寸勝負の大会

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東京湾カワハギバトルは上記の大会とは違い、カワハギの長寸、つまり大きさを競う大会です。
以下でその詳細を解説します。

東京湾カワハギバトル(2018年度大会概要)

ダイワカワハギオープンと同じく、グローブライド株式会社(ダイワ)が主催する1day方式の釣り大会です。通称はTKBです。
3枚のカワハギ合計長寸で順位を決定し、各船宿ごとで競うチームバトル、船内の順位を競う船別個人、参加者全体で見る総合個人、早掛けの4要素で争われます。
こちらの大会はダイワカワハギオープンと違い出場年齢に制限はありませんが、中学生以下は必ず保護者同伴が必要です。又、使用できるタックルはダイワ製品のみとなっているので注意して下さい。

まだまだ開催してます!人気のカワハギ釣り大会(2018年度大会データ)

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上州屋大会

上州屋アウトドアワールド、キャンベル、マリンコンパニオン等を経営する株式会社上州屋が主催のカワハギ釣り大会です。主に東京湾や久比里で開催されています。
2018年時点で17回目の開催を数え、約100名強の参加者によって争われます。
ルールは釣り上げたカワハギ3枚の重量を合計した値で勝負し、1~6位の方までが入賞となります。
それだけではなく、一番の大きいカワハギを釣った方には大物賞、各船毎にのカワハギの総数を乗船人数で割った数で競う大漁賞といった賞もあります。

キャスティングの大会

こちらは株式会社ワールドスポーツが経営する釣り具小売店、キャスティングが経営するカワハギ釣り大会です。こちらもカワハギ3匹の総重量で争われ、1~10位までが入賞となります。
他にもレディース賞があったり、カップルや親子等は隣席に対応していたりと、誰でも気軽に参加できる試みが為されています。

各船宿の大会

上記で紹介したメーカー主催の大会や有名な有志による大会以外にも、各地域の船宿で開催されるカワハギ釣り大会も多数あります。
大きな大会はほとんど関東の開催となっていますが、船宿主催の大会であれば九州などでも開催されており、賞品や参加証も船宿独自の豪華景品である事が多いです。
まずは地方の船宿の大会で雰囲気に慣れたり、腕試しを行うのも良いでしょう。

まとめ

各メーカー主催のトップレベルの大会もあれば、気軽に参加できる大会も多くあり、ビギナーからベテランまで楽しむ事の出来るカワハギ釣り大会。
自分の腕試しが出来るだけでなく、仲間との出会いがあったり、ベテランアングラーの優れた技術や考え方に直に触れられたり出来るチャンスでもあります。
是非一度大会に出場されてはいかがでしょうか?

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