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アイナメ釣りのエサを徹底解説!エサを工夫して上達を目指そう!

アイナメ釣りでのエサは何を選べば良いかわからないと迷っていませんか?テトラなどの岩場に生息している魚種アイナメは、色んなエサを食べます。今回はその中から5つを紹介!特徴と付け方をそれぞれ解説します。

意外と雑食!アイナメが食べるエサとその特徴

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出典:visualhunt

アイナメは日本各地に生息している浅瀬の岩場を好む魚種です。トップシーズンは産卵期の秋から冬にかけてです。産卵期は接岸してきて、エサを荒食いすることが多いですが、産卵期が終わる真冬には沖にいってしまうため、シーズンを逃さなければ初心者でも釣ることができます。

上述の通り、アイナメは堤防の壁際やテトラ、岩陰などに身を潜めていることが多いため、虫や小型の甲殻類、小魚などのエサを好んで食べる傾向にあります。ヘチ釣りやブラクリを使って釣ることができます。アイナメの釣り方やおすすめのタックルについては、以下記事でまとめていますので参照してみてください。

アイナメ釣りのエサは大きく分けて2種類!

ここではアイナメ釣りに使うエサの種類を紹介します。アイナメは岩場が多い場所やテトラのある場所にいることが多いため、その近くに住んでいる甲殻類などをエサとします。

今回は虫系のエサであるアオイソメ、岩イソメと、甲殻類系のエサであるシラサエビ、カニ、イガイの5種類について解説します。もし、近くの岩場やテトラなどに今回紹介するエサがいる場合は、収穫しておくと良いでしょう。

意外と食べる!?虫系のエサ

出典:photo-ac

アオイソメ

アオイソメは海釣りで最もメジャーなエサです。ミミズのような虫で、釣具屋で50グラム500円程度と安価に購入することができます。普段は岩や砂の中で生息していることが多いため、岩場を好むアイナメなどのロックフィッシュが喰いつきやすいエサとなります。生命力も強いため、冷蔵庫などの低温環境で保管しておけば数日間生かしておくことができます。

岩イソメ

岩イソメもアオイソメ同様、様々な魚種が喰いつくため、万能なエサとして人気ですが、特にアイナメがよく釣れるといわれています。アオイソメで釣果が渋かったのに、岩イソメに変えたらすぐ釣れたということや、アオイソメより大型の魚が釣れたという実績も多く聞かれます。関西ではマムシやホンムシとも呼ばれています。50g900~1,000円とアオイソメよりも少し価格は高いですが、太くて硬いので、ハリに付けやすいのが特徴です。こちらも冷蔵庫で保管すれば数日間生きます。

岩場にいるからよく食べる!甲殻類のエサ

シラサエビ

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出典:visualhunt

シラサエビはテナガエビの仲間で、釣具屋で活きエビとして販売されている人気のエサです。モエビやスジエビとも呼ばれています。淡水にいるエビですが、海水でも数時間は生きることができます。価格は50匹で800~1,000円前後と少々高いですが、活きエビを使うことでエサが自然な動きをするため、魚の喰いつきが良いため、ベテランには人気のエサとなっています。

カニ

出典:pixabay

釣れたアイナメの胃からカニが良く出てくるほど、捕食されているエサです。カニは近くのゴロタで拾っても良いですし、釣具屋で販売していれば1匹25円程度で購入することもできます。できる限り小さい岩ガニを選びましょう。

イガイ(カラス貝)

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出典:visualhunt

イガイは岩場やテトラによくくっついている黒い貝です。カラス貝とも呼ばれています。イガイのむき身をエサにすることで、大型のアイナメが狙えます。むき身は釣具屋で1杯300~500円程度で販売しています。アイナメ以外にもクロダイが釣れるので、一度は試してみて欲しいエサです。

アイナメ釣りで使うエサの付け方

ここではエサの付け方について解説します。付け方次第でアイナメの釣果が変わってきますので、しっかりとコツを抑えておきましょう。

アオイソメの付け方

アオイソメの口、または頭の横からハリを入れ、奥まで刺しこみます。カーブになっている部分を胴体から出し、ハリに対してアオイソメが真っすぐ刺さっている状態がベストです。はみ出した部分が長すぎる場合は、切り落とすことで、バラシが少なくなります。喰いが渋い場合は、切り落とさずそのまま垂らしておくことで魚を引き寄せ、アタリを狙うことができます。まずは切り落として使い、状況に応じて付け方を変えてみましょう。

岩イソメの付け方

岩イソメの頭をカットして、そこからハリを刺していきます。アオイソメ同様、ハリに対してエサが真っすぐつくよう意識してください。はみ出た部分はある程度余裕を持たせて切ると良いです。1匹で数回付けることができるので、切った部分は残しておきましょう。アオイソメと同じく、

シラサエビの付け方

シラサエビを付ける際は、エビを殺さないように注意することがポイントです。付け方は大きく分けて2種類あります。1つが尻尾部分にハリを通すチョン掛けです。尻尾の硬い部分にハリを刺すことでエビが取れにくくなります。しかし、エビは尻尾を動かして泳ぐため、水中での動きを良くしたい場合は、ホホ掛けがおすすめです。頭と脳みその間(鼻の部分)にハリを通します。この付け方は、場所によってエビを殺してしまったり、外れやすかったりするため、難易度が高いですが、マスターすると釣果が変わってきます。

カニの付け方

カニエサは、お尻の部分からハリを通し、足の横からハリ先を出す付け方が一般的です。カニが歩ける程度にハリを刺すことによって、水中でカニが動き、アイナメを引き寄せることができます。逆に足の横からハリを刺して、お尻からハリ先を出す方法もありますが、どちらもカニが動けるように付けることを意識しましょう。

イガイの付け方

イガイの基本的な付け方は、貝の根本部分(貝ひもと逆の方)の横からハリを刺し、そのまま貫通させます。ハリ先を出しておくことがポイントです。喰いつきが渋い場合は、逆向きにつけると釣果が出てきたりすることもあるので、状況に合わせて付け方を変えてみるのも良いでしょう。

あると便利なグッズ

ナカジマ 虫エサセッター

アオイソメや岩イソメなどは、ヌルヌルしていて、ハリに付ける際、失敗してしまったりなど、手間取ることがあります。そんな時におすすめなのが、エサを掴むエサセッターです。虫エサを触りたくないという人もこれを使えば付けることができます。

ナカジマ虫エサセッターNo.2750

品番:No.2750
材質:ABS樹脂/ステンレス

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マルキュー 投げ釣りパウダー

こちらも先ほどの商品同様、虫エサのヌメリを抑えてくれる道具です。粉上になっており、イソメに振りかけて使用します。エサセッターと比べて、虫が弱ってしまうという難点はありますが、集魚効果がありますので、釣果が変わってくるかもしれません。

マルキュー(MARUKYU)投げ釣りパウダー

内容量:15g×6
分包6袋

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おすすめのエサは岩イソメ!

出典:pixabay

初心者におすすめのエサは岩イソメです。アオイソメはヌルヌルしていて付けにくいのですが、岩イソメは大きくて硬いので比較的簡単に付けることが可能です。また、岩イソメはアイナメの好物ともいわれており、他のエサと比べて釣果を得やすいということもメリットです。

活きエビやカニ、貝なども付け方が難しいので、まずは岩イソメを使ってアイナメを狙い、慣れてきたら挑戦することをおすすめします。

自分の釣り方に合ったエサを見つけよう

今回はアイナメを釣るために必要なエサの種類とその付け方について紹介しました。岩場を好むアイナメは色んな種類のエサを食べます。初めてアイナメを狙う方は岩イソメを、虫系のエサを使ったことがある人は、使ったことの無い甲殻類系のエサに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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