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カワハギを堤防から釣ろう!生態から学ぶカワハギ釣りの基本

カワハギを堤防から釣ってみませんか?船で釣れるイメージが強い魚ですが、もちろん堤防からでも釣ることができます。エサ取り名人の異名を持つカワハギの生態を知れば釣果が出ます。今回は釣りに必要な生態を中心にポイントや釣り方を解説していきます。

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カワハギを堤防から釣る前に知っておきたい生態とは

カワハギ釣りは少し難易度の高い釣りだといわれています。確かに、やみくもに合わせてもかかることはありません。
そんなカワハギ釣りを攻略するには捕食シーンが想像できるかということが重要になってきます。これはどの釣りでも同じですね。しかし、カワハギはエサ取り名人と呼ばれるほどのエサ取り技術です。ぜひ今回の記事で生態を熟知してカワハギ釣りをマスターしてください。

ではまず、カワハギに関する生態からご紹介していきましょう。

出典:PhotoAC

カワハギの特徴と捕食について

カワハギはエサ取り名人として有名です。コツコツあたるけど合わせられないし、あたらなくなったらエサがない!よくある話ですが、堤防からの釣りでは同じようなエサ取り上級者がいますよね。
そう!フグです。
カワハギは大きく分けるとそのフグの仲間になります。硬い歯や自由自在に泳げるところは、なんとなくフグに似ています。といっても、毒性があるわけではありませんので安心してください。
カワハギは肉食で虫類や甲殻類、ウニや貝類を食べます。砂地では水鉄砲のように水を吐き、砂を舞い上げて虫類などを捕食します。岩場ではウニや貝の殻をその頑丈な歯を使って砕いています。口はとても小さく、最初はエサをついばんだり離したりしながら食べて、小さくなった所を口に入れてしまいます。

実際に捕食シーンがありますので、ぜひ参考にされてください!

カワハギの生息域と行動について

では次に、カワハギの生息域についてです。
北海道での水揚げはほとんどありませんが、南に行くにつれて生息が多くなっています。岩礁と砂地が入り交ざっているところに住んでいることが多く、地域によりますが初夏に産卵期を迎えます。

孵化した稚魚は海草の多い岩礁エリアへ移動します。流れの穏やかな場所を好むため港内に入ることもしばしばあるようです。成長に伴いエサの豊富な沖合いへ進出し水深30m前後の岩礁地帯で生活。群れで行動し、産卵期になるとまた浅場へと移動します。

このように産卵のため浅い海域に近寄るので、ポイントさえ押さえれば堤防から釣ることができます。

堤防からカワハギが釣りやすい時期は8月!

出典:PhotoAC

カワハギの生態が分かったところで、今度は釣りやすい時期についてお話します。
1年を通して釣ることはできますが、冬場の浅いところではあまり釣れないので船釣りをおすすめします。

6月から7月にかけて産卵のため浅場に戻ってきますが、梅雨で海水が濁り水温が安定しないため釣果は望めないでしょう。梅雨が明けてからがシーズン本番となります。冬に釣れる肝の大きいカワハギは期待できませんが、良型は期待できそうです。

ただ、沖合で禁漁期間を設けている地域もあるくらい人気の釣りです。お腹が大きいものや10センチに満たないものは今後の釣りライフのためにリリースをお願いします。

カワハギが好む!堤防周辺のポイント3選

ではここから、カワハギが好むポイントをご紹介します。
その前に一つ補足なのですが、カワハギは夜になると藻などに噛みついて眠っています。ですので、夜の釣果は期待できません。
明るい時間の釣りですので、海中を眺めながら紹介するポイントを探してみてくださいね!

出典:PhotoAC

1. 港内に生け簀などの網がある所

生態の項目でお伝えしたように、カワハギの稚魚は比較的流れの緩やかな場所を好んで港内で成長することもあります。型は小さいかもしれませんが、その姿が目に見えることもあるので捕食や泳ぎを観察するにはとてもいい機会かもしれません。
年数の経った生け簀やロープには、貝やエビなどカワハギのエサになるものがたくさんあります。また藻が生えているところは寝床にもなりますので、少し小型なカワハギが群れを作って生息していることが多いでしょう。

2. ヘチに貝がついている所

またヘチも生け簀やロープのようにカワハギが生息しやすい環境です。
特に堤防の先端から沖に向かってのヘチは流れがあり、貝などの大きさも大きくなってきます。少し成長したカワハギが沖に向けて港内から出てくるので、ヘチではあたりを楽しむことができるでしょう。

3. 船釣りのポイントが近い所

最後に外せないポイントは、船釣りポイントの近くです。
堤防の近くに船釣りポイントがある場合、その周辺は同じような海底環境が広がっています。堤防付近を産卵場所にしている可能性もありますので、時期によっては浅瀬にカワハギが戻ってきています。また海流の関係で、堤防や港内の近くに寄ってくることもあります。沖からくるカワハギは型もよく、駆け引きある釣りを楽しむことができるでしょう。

堤防からの釣り方

出典:PhotoAC

では最後に、カワハギの釣り方についてご説明します。
前の項目でお話ししたポイントでは、落とし込みや胴突きといった足元釣りが効果的です。ですがカワハギは同じ場所や方法で一日中あたりがあるわけではありません。そういった場合効果的なのが投げ釣りになります。

投げ釣り

堤防から投げる場合は、砂地に粒根が点在するポイントを狙いましょう。
海底の状態が分からない場合は、仕掛け長の短い胴突き仕掛けやそれに似た根がかりしにくい仕掛けで海底の地形を探ることをおすすめします。ポイントが絞れて来たら同じ仕掛けで攻めてもいいですし、距離がある場合は遊動式の天秤仕掛けを使ってもいいでしょう。

ちょい投げで探り釣りをしたい場合は、磯竿の1.5~2号またはルアーロッドを使うとよいでしょう。船用のカワハギ竿を使っても構いません。
ラインには感度のいいPEラインの1~1.5号を使い、リールは2000番くらいのスピニングリールを使います。

天秤を使って沖に投げたい場合は、20~30号の投げ竿(4m)を使用し中型のスピニングリールをおすすめします。3号程度のPEラインを使い力糸と使用してください。
投げ竿は長いので、必をず周囲の確認をしてから投げてくださいね。

がまかつ(Gamakatsu) 簡単堤防ちょい投げカワハギ仕掛HD108 1-2.

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スタンダードな胴突きの仕掛けです。赤いオモリがカワハギの好奇心をくすぐりアタックしてきます。仕掛けが短く扱いやすいのでちょい投げにもってこいの商品です。

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がまかつ(Gamakatsu) 投カワハギ仕掛 天秤2本 NS102 4号-ハリス3. 45648-4-3-07

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遠投に使う仕掛けになります。針についた装飾でカワハギを誘います。包装時の糸クセが少なく飛びもいいと評判です。

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足元の釣り

足元でカワハギを狙う場合は、少し水深のある堤防を選ぶと良型に出会えるかもしれません。
堤防の中でも流れのある所では仕掛け長の短い胴突き仕掛けがおすすめです。オモリでアピールしたり、流れを気にすることなくピンポイントでカワハギを狙えます。
また港内など流れが穏やかな浅場では、落とし込みが面白いでしょう。ヘチ釣りの要領で仕掛けを用いて、カワハギとの駆け引きを楽しんでみてはいかかでしょうか?

タックルは、動作が分かりやすいものが最適です。ロッドは穂先の柔らかい2m程度のアジングロッドを。リールは底がとりやすい小型の両軸リールを。ラインはあたりがとりやすいPEラインが最適です。PEラインは0.4~1.5号を使い、0.7号よりも細いラインの時はリーダーが必要です。リーダーは、フロロカーボンの1.25~1.75号を使うとよいでしょう。

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足元釣りのスタンダードな胴突き仕掛けです。仕掛け長が短いのでエサのアピール力が違います。またあたりも取りやすい長さになっています。(オモリのサイズは釣り場によって異なりますので、参考としてお考え下さい。)

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こちらは仕掛け長が長く、水深のある堤防で使うと効果が発揮されます。何番目に食いついたかでカワハギの位置も確認できるので重宝する仕掛けセットです。6号程度のオモリと組み合わせるとよいでしょう。

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じっくりとカワハギを知るには堤防が一番!

いかがでしたか?
カワハギは堤防からでも大いに楽しむことができます。大切なのは、捕食の特徴と浅瀬に寄る時期です。
堤防から肝の大きなカワハギにお目にかかれることは少ないですが、大切なことを逃さなければきっと良型に出会えることができます。
また堤防は足場が良く、船に比べて風や波の危険も多くはありません。少し難易度の高い釣りだからこそ、堤防からじっくり研究してみるのもいいでしょう。

カワハギは夜釣れる可能性が限りなくゼロの魚です。そして近年は猛暑が続いています。熱中症や日焼けの対策を怠らず楽しく安全な釣りにしましょう。

ではみなさま、楽しい釣りライフを!

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