作成:2018.11.24 更新:2023.7.4
ワームで狙うロックフィッシュを解説!選び方やおすすめワーム!
岩礁地帯や堤防のブロック部分に生息するロックフィッシュと呼ばれる根魚はワームで狙うと釣れる魚です。ではどんなワームを選べばいいの?ということになります。そこでロックフィッシュで使うワームを、対象魚やフィールドに合わせ徹底解説いたします。
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目次
ロックフィッシュで使うワームとはどんなもの?

出典:photo-ac
ロックフィッシュで使用するワームは、ポリ塩化ビニールという素材でできた、海中に生息する生き物に似せた疑似餌、つまりルアーです。更にワームには添加物や塩化ナトリウム、アミノ酸などの味付けが施され、活きた餌に似せて食わせるパターンに加え、ワームを咥えた時、魚に味を感じさせ離さないようにする工夫もされています。
ロックフィッシュ用のワームにはホッグ系・クロー系・グラブ系・シャッド系の4種類がある!

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ロックフィッシュ用にのワームには基本形があり、それぞれ特徴があります。その日の状況や、釣れる魚によってワームの変更が必要なため、基本形を知ることで状況判断に役立ちます。
甲殻類から進化したホッグ系ワーム

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ホッグ系ワームとは、基本形は甲殻類ですが、よく見ると実際こんな生き物はいないよという形状です。簡単にいうとド派手に着飾った甲殻類みたいなものです。特徴は形状から水の抵抗が大きく海底付近でゆったりをした動きをします。大きくリフトしても動きが鈍い為、魚に取ってアタックしやすくなります。またフォールもゆっくり落ちるので効果的です。
短所は遠投が効かないということです。ワーム自体が大きくなるので、良型狙いに適してします。
甲殻類に似せたクロー系ワーム

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ロックフィッシュに多く使われるのがクロー系ワームです。クロー系は甲殻類そのもので、エビやカニに似せたワームです。
特徴はリフト、フォール、スイミングなどのアクション時に、爪や脚が動き、根魚にアピールします。水の抵抗が大きくかかるため動きはゆっくりします。
短所は遠投が効かないことです。
大型から小型まであり、幅広く使えます。
カーリーテールが特徴のグラブ系ワーム

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大きくカールしたテールが特徴のワームです。
ワームを移動させるたびに、テールがスパイラルするようなアクションが目立ちリトリーブやスイミングに威力を発揮します。
泳がすと小魚に見え、海底付近では甲殻類に見えるいわば万能のワームで、ロックフィッシュ以外にも青物が外道で食ってきます。
短所は小さい魚にテールをすぐ食いちぎられることです。これによって本来の機能が失われます。
水の抵抗をテールで受けるシャッド系ワーム

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テールが平たくなっているのが特徴で、水の抵抗をテールで受け、小魚が泳ぐように見えるワームです。ダートやリトリーブに威力を発揮し、ワームも小さいことから色な魚がヒットします。更に遠投が効き、広範囲に探れます。
小さい魚にかじられ、ワームがすぐボロボロになるのが欠点です。
ロックフィッシュのワーム選びは状況に合わせることが重要

出典:photo-ac
ワームには色々な形状に加え、大きさやカラーも多種多様です。そこで大きさの基本と、どんな状況でどんなカラーが良いのかを解説しましょう。
ワームの大きさを選ぶコツ
ワームの多くは2インチ~3インチのサイズです。ハタ系であれば小型でも食らいついてくれます。しかしカサゴやメバルなどの小型が多い場合は、アタリがあっても針掛かりしない場合があります。そこで登場するのが1インチサイズの小型です。当然のことながらワームを小型にする場合は、ハリのサイズも落とさなければなりません。
つまり基本は2~3インチのサイズで始め、食いが悪いと判断した時は1インチサイズほどの小型に落とすという事です。
ワームのカラーはその日の状況に合わすのが基本
ワームの形状は自分の攻め方のアクションで決めることが出来ますが、一番頭を悩ますのがワームのカラーです。カラー別にわかりやすく解説しましょう。
強烈にアピールするレッド、オレンジ系
ロックフィッシュにとって一番釣れると言われるのがこのカラーで、実際に良く釣れます。特に水深の深いポイントや、濁りのあるポイントでは強烈にアピールし、離れた場所からでも飛びついてくるという抜群の威力を発揮します。ラメ入りもありますが特に食いには大差はありません。
このカラーさえ持っていればOKか?というとそうではありません。魚が見慣れてくると見抜かれて釣れなくなります。
自然の色に近いグリーン系
グリーン系は実際に生息するエビやカニ、小魚などの色に似せたカラーです。レッドやオレンジを見抜かれて、スレてしまった魚たちにとってグリーン系は遠くからのアピールは弱いながら自然なカラーの為、違和感なく食いついてくれます。
レッドやオレンジ系で食わなくなった時などの効果的なカラーです。
透明度が高く晴天時に活躍するクリア系
クリア系、つまり透明系のカラーは透明度の高いポイントの晴天時に威力を発揮します。太陽光線がクリアカラーに差し込み、他のワームではアタリすらない時に釣れる場合があります。一番状況判断のいるカラーです。
ナイトに活躍するホワイト系
ホワイト系カラーは昼間でも釣れますが、基本はナイトゲームに使用します。特に、常夜灯が無い場所や、闇夜に威力を発揮します。昼間に使う場合は、ほかのカラーで当たりが無い時などに試してみましょう。かといって昼間にホワイトにこだわるのはリスクがあります。
月夜や常夜灯の明かりのあるナイト向けのブラック系
ブラック系はこんな色で釣れるの?と思われがちです。特に威力を発揮するのがナイトゲームで、月夜や常夜灯の明かりがある時です。魚から見て明るい水面に黒いシルエットが鮮明に見えます。こんな時が狙い目です。
昼間ではほかのカラーで食わない時などに試してみるとヒットしたりしますが、深追いは禁物です。
ワームにあったジグヘッドは?

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オカッパリからは根掛かりの少ない場所はジグヘッドが有利です。ホッグ系やクロー系の抵抗の多いワームには10g前後のシンカー付きを、グラブ系やシャッド系には7g前後が適していますが、根掛かりの多い場所ではシンカーとオフセットフックをセットしたテキサスリグ仕掛けが有利です。
船から狙う場合は、テキサスリグやジカリグが適し、シンカーは20g前後を使いましょう。
ロックフィッシュに使うお勧めワーム

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ロクフィッシュに適したお勧めワームをタイプ別に紹介いたします。特に釣れると評判のワームばかりです。
ホッグ系お勧めワームの紹介
クロー系から進化した派手な形状のホッグ系ワームのお勧めを順番に紹介しましょう。
小型~良型まで狙える人気ワーム
2.8インチの定番サイズで、大きな爪とヒゲで根魚にアピールします。
カラーも豊富な上、価格もリーズナブルで、常備しておきたいワームです。
巨大なアームが強烈にアピール
巨大なアームがパタパタして良型の根魚にアピールします。
ボリュームもアピール力もあるため、良型狙いに適しています。
小型タイプであらゆる魚が対象
1.5インチサイズで、小型狙いに適しています。
ハタ以外にもあらゆる根魚が対象になり、ユーザーの評価の高いワームです。
安定した釣果を誇るシャコエビタイプ
活性の悪い時に威力を発揮する、シャコエビタイプの3インチサイズです。
ニューカラーも出て狙い目です。
大型ロックフィッシュに実績のある人気ワーム
3インチサイズで、特に大型ハタ系の実績の高く、人気のワームです。
クロー系お勧めワームの紹介
ロックフィッシュといえば定番のクロー系ワームのお勧めの紹介です。
メジャークラフトの人気ワーム
サイズが2.4インチと手頃で、ユラユラする爪が特徴の人気ワームです。
イカエビフォーミュラーを配合し、匂いでも誘うタイプです。
大きな爪が特徴の4インチワーム
大きな爪が特徴の大型サイズで、フォール時に爪がパタパタと揺れ、強烈にアピールします。
フラッシング効果が魅力のクローワーム
爪部分にアルミを内蔵していて、アクション時のフラッシングで遠くまでアピールしてくれます。
テキサスリグやフリーリグ、ラバージグのトレーラーに最適です。
複合アクションが根魚を誘う
詰めの先に付けたカーリーが独特の動きを出す2.8インチワームです。
エビそっくりの形状に複雑な動きを出すことによって、根魚を誘い出します。
全身波動ワーム
1.5インチの小型ながら、全身に節をつけることによって、全身波動を実現したワーム。
食い渋る時や、小型が多い時に威力を発揮します。
グラブ系お勧めワームの紹介
カーリーテールが特徴の人気のグラブ系お勧めワームを紹介しましょう。
フォールに重点を置いたイカタイプ
1.5インチの小型で、イカに似せた形状とカラーで、フォールに重点を置いたワームです。
小型が多い時や、食い渋る時に効果が出ます。
バス界の人気ワームのロックフィッシュ版
バストーナメントでの人気ワームをロックフィッシュ用に改良したのがこのワームです。
メリハリの効いたアクションと、早い食いつきが特徴です。
名の通り狙いはキジハタ
名前のとおりキジハタ狙い用に開発されたグラブワームで、ハタ類全般に適しています。
味と匂いでもアピールしてくれます。
小魚に似せたグラブはこれ
あるようでなかったのが小魚に似せたグラブワームです。
DAIWAから発売され一気に人気上昇しました。
イワシやアジ特有の微妙な色合いをラメ入りで表わしていて、ワンランク上のグラブワームといえます。
キジハタ狙いに特化したワーム
キジハタ狙いに特化させたグラブワームです。
キジハタ以外にもハタ全般、カサゴにも抜群のアピールを見せます。
シャッド系お勧めワームの紹介
小型の魚にも抜群の威力を発揮するシャッド系お勧めワームの紹介です。
全色揃うお買い得セット
初めてのロックフィッシュにはもってこいの10色セットです。
各2本ずつ入っていて、状況に合わせた変更が簡単に出来ます。
大型から小型まで狙える1.5インチサイズ
小さいシャッドワームは小型用?と思われがちですが、大型も食ってきます。
大型から小型まで狙える1.5インチサイズのワームでポイントの魚の状況を探るのにもってこいです。
ふっくらしたボディで独特の動きが特徴
シャッド系ながらボディはふっくらし、独特の泳ぎとアクションを出します。
食いが悪くなった時など、一発で食ってくることもあるスレた魚にはもってこいです。
実績充分!ハゼ系シャッドテール
ベイトブレスのBeTanCoスリムはロックフィッシュでの実績が高いシャッドテール系ワーム。
スイム姿勢が安定するのでフッキング率が高いです。
ハゼ系のベイトフィッシュにシルエットが似ているのでボトムでのスイミングやズル引きで誘うのがおすすめ。
小魚タイプのシャッド系はこれです
ハタ系にターゲットを絞った、小魚タイプの大型ワームです。
6インチのほかに4インチ、3.5インチもあり、ハタのサイズによって使い分けましょう。
ロックフィッシュのワームはフィールドと魚の状況によって使い分ける

出典:photo-ac
ロックフィッシュ用のワームの解説はいかがでしたか。ワームには形状、サイズ、カラーが沢山あることがお分かりいただけたと思います。釣り場の海況や、魚の活性度合などにより、ワームを使い分けることが重要です。今回の記事を参考にすれば、ロックフィッシュを見事ゲットできること間違いないでしょう!
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