作成:2018.8.28 更新:2023.3.25
ショアジギングでブリを釣る!タックルや釣り方を徹底解説!
陸から手軽にブリなどの大型青物が釣れるショアジギング。始めてみたいと思っている方も多いと思います。でもどんなタックルで、どんなアクションで釣ればいいかわからないと悩んでいませんか?今回はショアジギングにおけるブリの釣り方を徹底解説します!
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目次
ショアジギングとは?

出典:Pexels
ショアジギングとはメタルジグと呼ばれるルアーを使ってショア(陸)からする釣りのことです。
船からするボートジギングとは違い、ショアジギングは船に乗る必要がないので、より気軽にできる釣りと言えます。
そのため、子どもや女性のアングラーの間でも、近年人気が高い釣りです。
手軽に始められる一方で、ブリなどの大型青物とのエキサイティングな釣りを楽しめます。
また、ルアーを使ったゲーム性の高さもショアジギングの魅力の一つでしょう。
ショアジギングでブリを狙うタックルを紹介!

出典:Visual Hunt
それでは、ショアジギングのタックルについて解説していきます!
ショアジギングはルアー釣りなので、仕掛けはとてもシンプルです。
ショアジギング用の竿(ロッド)
ショアジギングでは、9〜10フィートの竿を使います。
1フィートが約30.48cmなので、だいたい3m前後の竿ということになります。
他のルアーフィッシングではここまで長い竿を使うことはあまりありません。
しかし、ショアジギングでは少しでも遠くへルアーを投げないといけないので、長い竿のほうが有利なんです。
強度は50g〜100gのルアーに耐えられる竿がいいでしょう。
強度表示に関しては竿の持ち手あたりに”Lure:50g〜100g”という風に書かれています。
竿についてあまり詳しくないという方は、そちらを参考にしてみるといいですよ!
メジャークラフト釣り竿ショアジギングロッドスピニング3代目クロステージCRX-1062MH10'6"
全長:10.6ft.
ルアー:40〜80g
PE:1.0〜3.0号
メジャークラフトから出ているロッド。コスパがよく、初心者〜上級者までこれ1本で、さまざまな状況に対応できる優れ者です。
ショアジギング用のリール
リールは4000番〜5000番のものを使います!
この番号はメーカーによっても違いますが、だいたい2.0号の糸が200〜300mは巻けるリールが理想的です。
ショアジギングではブリと力勝負になることが多いので、大きくてにぎりやすいハンドルのものがおすすめです。
また、竿をふり続けるのでリールや竿が重いとすぐに疲れてしまいます。
できるだけ軽いものを選ぶほうが、初心者の方などは快適に釣りを楽しめるでしょう。
シマノ ステラSW 5000HG
ギア比: 5.7
実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg): 10/ 13
自重(g): 420
ナイロン糸巻量(lb-m): 4-200、5-150、6-130
PE糸巻量(号-m): 2-350、3-240、4-170
最大巻上長(cm/ハンドル1回転): 97
ショアジギング用の糸(ライン)
糸はPEラインを使います。
ポリエチレン繊維を編み込んで作っているため、伸びが少なくロッドのアクションがよりルアーに伝わりやすいです。
号数は1.5〜2.5号のものを使い、200m〜300mは巻いておきます。
ショアジギングでは遠投をする必要がある上に、大きな魚を相手にするので、糸が100m以上出ていくことはよくあります。
糸がなくなって切れちゃった...なんてことにならないように十分な量の糸を巻いておきましょう。
リーダーには、フロロカーボンの30〜50ポンドのものを使います。
長さは2ヒロ程度取ります。
一般的に、ナイロン製のものよりフロロカーボン製の方が擦れに強いです。
大型魚とファイトするショアジギングでは、岩などに糸が擦れる恐れがあるので、擦れに強いものがおすすめです。
ルアー(メタルジグ)
ショアジギングで使うルアーはメタルジグです。
メタルジグは鉛などの金属でできており、他のルアーに比べて比重が重いのが特徴です。
その分キャストした時に、飛距離が出やすく、遠投を必要とされるショアジギングには最適のルアーと言えるでしょう。
メタルジグにはたくさんの重さやカラーのものがあります。
ブリをショアから狙う場合、40g〜100gのものを使うことが多いです。
流れがゆるやかな場所では軽いものを使用し、流れが急な場所では重いものを使用するなどして使い分けます。
ルアーを選ぶときは、ベイト(餌)となっている小魚の大きさに合わせることも重要です。
これを「マッチ・ザ・ベイト」といいます。
その日によって釣れるルアーが変わることは良くあります。
たくさん試してその日のヒットルアーを見つけて見てくださいね!
ブリを釣るならここを狙え!ショアジギングの場所

出典:Visual Hunt
ここではショアジギングでブリが釣れるポイント(場所)をご紹介いたします。
大きく分けて3つのポイントがあります。
「どこを狙えばいいか分からない」っていう人も、お近くで釣り場を探されるときの参考にして見てください。
ズバリこれ!潮通しのいい場所!
ブリを狙うにあたって、潮通しの良さは最重要項目といっても過言ではありません。
基本的にブリは流れのある場所を好みます。
潮通しがいいということはある程度流れがあって、ブリも集まりやすいということです。
また、ブリは流れのあるところを泳いで回遊しています。
潮通しが悪く流れもなければ、ブリが近寄ってくることは少ないです。
潮通しのいいところを狙う方が、ブリが釣れる可能性が格段に上がります!
沖に出た堤防や磯など、できるだけ潮通しの良いポイントを狙うようにしましょう。
水深のある場所!
水深も大事な要素の一つです。
大型の魚であるブリは、水深がある程度ないと身動きが取れません。
浅いところはブリがいない訳ではありませんが、サイズは小さい(ハマチ・メジロサイズ)ものが多いです。
そのため、ブリを狙う場所は水深のあるところである必要があります。
できれば10m以上の水深がある場所が理想的でしょう。
変化のあるポイントを攻めろ!
最後は、変化がある場所です。
変化がある場所というのは以下のようなところです。
- 沖に魚礁など小魚の集まるところ
- 潮と潮がぶつかるところ
- 磯の岩などに潮があたるところ
こういったポイントにはプランクトンが集まりやすく、それをえさに小魚が集まります。
小魚が集まれば、それを追ってブリも集まります。
ショアジギングをされるときは、まず海の状況をチェックしてみるといいですよ!
ブリが釣れる時間帯はここ!朝マヅメ!

出典:Visual Hunt
1日の中でいちばんブリが釣りやすいのが朝マヅメ。
朝マヅメとは、日がのぼる前後の薄暗い時間帯のことをいいます。
この時間がいちばんブリの活性が上がります。
釣り人の間では、この朝マヅメが1日の中でいちばんブリの捕食量が多いと言われています。
ナブラ・鳥山が起きている場所は激アツ!
朝マヅメに多いのが、ナブラと鳥山です。
ナブラとは、イワシなどの小魚をブリが追いかけて、水面がバシャバシャなっている状態のことを言います。
また鳥山は、ブリなどの大型魚に水面に追いやられた小魚を、鳥がたくさん集まって狙っている状態のことです。
ナブラか鳥山ができているということは、水中でブリが小魚を捕食しているということです。
このときはほぼ100%釣れます!
ナブラを狙うときは、ナブラのちょっと先にルアーを落として表層を引いてくるだけでオッケーです!
ショアジギングの3つのルアーアクション!

出典:Visual Hunt
ここではブリを釣るためのルアーアクションをご紹介します。
大きく分けてジャーク・ただ巻き・フォールの3つのアクションがあります。
ひとつのアクションだけでなく、3つを組み合わせてルアーと動かすと、ブリにより有効的です。
ジャーク
ジャークとは竿を上下しながらルアーを引いてくるアクションのこととです。
竿を上げた時にリールを半回転させ、竿を戻した時にさらに半回転させます。
このスピードによって名前がいろいろあります。
ワンピッチジャーク
いちばん基本となるジャークで、速くなく遅くなく普通のスピードでルアーを引いてきます。
ジャカジャカ巻き
ワンピッチジャークを早くしたもので、活性が高い時やアクションで食わせたい時に有効です。
スロージャーク
ワンピッチジャークを遅くしたもので、活性の低い魚を攻略する時に有効です。
ただ巻き(リトリーブ)
その名の通り、ただ巻いてくるだけのアクションです。
誰にでもできるので、初心者の人やルアーを動かすのが苦手という人にも簡単にできちゃいます。
フォール
ルアーを落とすことをフォールといい、2種類のフォールあります。
フリーフォール
糸を張らずにジグを落とすフォールのことで、ひらひらと木の葉が落ちるようにフォールしていきます。
テンションフォール
糸を張ってジグを落とすフォールのことで、横にスライドするようにスーッスーッとフォールして行きます。
フォールに変化をつけたい時にオススメです。
超簡単!ライトショアジギングとは?

出典:Visual Hunt
ブリは釣りたいけど...
「初心者だからそんなに難しいのはちょっと...」
「タックルそろえるの大変そう」
って思ったことはないですか?
そんな方にオススメなのがライトショアジギングです。
ライトショアジギングは、もっと気楽にジギングを始めようと広まったジャンルで、エギングやシーバスなどのライトタックルをそのまま使ってブリを釣ります!
今もっているタックルをそのまま使えるとあって人気は急増中です!
メタルジグも30gほどのものを使い、竿なんかも安くで売っているシーバスセットで十分楽しめます。
ライトタックルで釣るので、釣れる魚の大きさは少し小さくなりますが、ブリ系青物の独特の引きがお手軽に楽しめます。
竿もそんなに重くないので、初心者の方にもオススメです!
「大きなタックルを扱うのはちょっと...」
という方はぜひ試してみはいかがですか?
まとめ

出典:PhotoAC
いかがだったでしょうか?
手軽にブリが釣れてしまうショアジギング!
初心者でも簡単にエキサイティング釣りができます。
いくつかのポイントを押さえて釣るだけで、誰でもブリは釣れちゃうんです!
今度の休みの日にふらっと出かけてみては?
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