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サバ釣りのシーズンをご紹介!釣り方・コツをおさえて楽しもう!

食卓でもお馴染みのサバ。初心者でも子供でもとても釣りやすい魚ですが、釣り期やコツがわかればもっと楽しめます。ここではサバがよく釣れるトップシーズンをはじめ、生態や釣り方について解説します!ぜひ参考にしてみてください!

サバ釣りのトップシーズンは9月〜10月!

出典:Visual Hunt

日本でよく食べられているサバには、マサバ・ゴマサバ・ノルウェーサバ(タイセイヨウサバ)の3種類がありますが、ここで言うサバとは釣りのターゲットとして最もポピュラーなマサバのことを指します。

サバ釣りのトップシーズンは9月〜10月までです。4月〜12月までよく釣れますが、9月〜10月は1年で最も数釣りが楽しめるのでこの時期がトップシーズンとなります。中サバ・大サバがよく釣れるので、手応えのある釣りができます。
回遊に当たれば初心者や子供でも入れ食い状態が楽しめます。

この時期がトップシーズンなのはなぜ?

回遊魚のサバは春先に産卵を終えると、4月~6月頃にかけてエサを求めて北上し、脂を蓄えながら9月には南下し始めます。
地域によってズレはありますが、9月~10月にはバランスよく脂を蓄え身の引き締まった美味しいサバに成長し、1年で最も数釣りが楽しめる時期となるのでこの時期がトップシーズンとなります。

トップシーズンは美味なサバの数釣りができる!

サバの旬は秋と冬の2シーズンあり、長く楽しめる魚です。
9月になると、栄養をとる食いの良いサバは身と皮の間にも脂がたっぷりのり、身が引き締まってきます。

トップシーズンの9月~10月はサバのサイズも大きくなり、20cm〜40cmほどの中サバ・大サバがよく釣れる絶好機です。数釣りを楽しみたい!という方には特におすすめの時期です。回遊に当たると面白いほど釣ることができます。

その年や日の状況によっては回遊しないこともあるので、釣具屋や釣果情報を載せているサイトなどで釣り場や回遊情報をチェックするとよいでしょう。
効率よく釣果を伸ばして、サバ釣りを楽しみましょう!

サバの生態と釣り方を知ろう

出典:Foter

サバが回遊するのは潮通しの良い場所

サバは背に黒色の波状紋があり、お腹が白く尾ビレが黄色いのが特徴です。
日本では、太平洋・日本海・東シナ海の沿岸を回遊していて、奄美大島南西の海をのぞいて北海道南部以南の各地で釣ることができます。14~17℃の低い水温を好み、成魚になると表層で大きな群れをなして回遊し、イワシやアジの幼魚やイカ類、動物プランクトンなどを捕食しています。

釣れる場所は防波堤や漁港、磯、水深が急に深くなっている砂浜など。潮が流れている場所で回遊する姿が見られます。
全長は大きいもので50㎝前後、釣りのターゲットとなるのは30㎝前後のものが多いです。

サバの旬は秋と冬の2シーズンあります。10月~11月のものは「秋サバ」、12月から翌2月頃までのものは「寒サバ」と呼ばれ、脂がよくのり栄養満点でとても美味です。
濃厚な旨みと脂を持つサバはしめ鯖、味噌煮、塩焼きなど色々な料理で食べられ、最もポピュラーな魚のひとつです。比較的釣りやすいので初心者も始めやすく、子供でも手軽に釣れて楽しめます。

サバはこの釣り方で狙おう!

おすすめのサバの釣り方を3つご紹介します。

サビキ釣り

仕掛けやエサの交換も簡単なサビキ釣りは、初心者も子供も始めやすく、家族での釣りにもぴったりです。
防波堤や漁港に回遊してくる全長20㎝以下の小サバを狙います。
道糸にコマセ袋を取り付けアミエビを入れてから、海中に落として上下に振って誘う釣り方です。
回遊する群れを確認して、小サバに適した小さめの針の仕掛けを使うと、入れ食いで釣果も伸ばすことができます。初心者も子供も始めやすく、家族での釣りにもぴったりです。
船からのサビキ釣りは、40cm前後の大サバが狙えます。

また、サビキ釣りの仕掛けにウキを付けたウキサビキ釣りは、サビキ釣りより広い範囲が狙え大サバを狙うことができます。サバのサイズに合わせた太ハリスを使うとよいでしょう。

カゴ釣り

岸から、沖を回遊する大サバを狙うならカゴ釣りもおすすめです。
サビキ釣りより遠くまで狙え、40cm前後のサイズがかかることもあります。
天秤カゴに寄せエサのアミエビを入れ、付けエサにオキアミを使います。サバがいるポイントにキャストしてしばらくアタリを待ち、反応が無ければ回収、これを繰り返します。
中通しの遠投ウキや天秤付きの遠投カゴを使えば、糸が絡むことも防げます。

ルアー釣り

サバはルアーでも釣ることができます。中でも初心者も気軽に始められるライトショアジギングがおすすめです。群れが来れば岸から大サバの数釣りも楽しめます。

20~30gぐらいの小さなメタルジグやミノー、ペンシルベイトなどを使って狙います。
軽量タックルで、サビキ釣りやカゴ釣りのようにコマセを入れる手間もありません。

傷みやすいサバは釣った後が大事!

「鯖の生き腐れ」と云われるようにサバは非常に傷みやすく、アニサキスという寄生虫が潜んでいることも多いので、食あたりを起こす危険性があります。
釣ったサバを持ち帰る場合は必ず、すぐに首を折り(鯖折り)、エラを切り取り血抜きをして氷の入ったクーラーボックスで冷やして保管すること、そしてしっかりと加熱してから調理することが大切です。

シーズンごとのサバの釣り方とコツ

出典:Visual Hunt

サバ釣りのトップシーズンは9月〜10月ですが、釣り期は4月〜12月と長く楽しめます。
ここでは、サバ釣りのシーズンごとの釣り方とちょっとしたコツもご紹介します。

4月~5月シーズンスタート

4月~5月にサバ釣りのシーズンが始まります。
この時期から20cm以下の小サバが釣れるようになります。防波堤からサビキ釣りで狙ってみましょう。小サバはまだ身も脂も少ないですが、唐揚げなどの揚げ物にすれば美味しく食べられます。

数釣りが楽しめる6月〜8月

この時期の前半は小サバ、後半になると中サバ・大サバがよく釣れるようになります。
サビキ釣りでも楽しめますし、メタルジグなどを使ったルアー釣りなら50cmクラスのサバが上がることもあります。

9月~10月がトップシーズン!

トップシーズンの9月~10月は、20cm~40cm前後の中サバ・大サバの数釣りが楽しめます。
この時期は水面からも大きな群れをよく見ることができます。特にサバの活性が上がり捕食する朝マズメと夕マズメの時間帯を狙えば、入れ食いも楽しめるでしょう。日の入り、日の出の前後1時間ぐらいが目安です。
朝マズメと夕マズメに岸からサビキ釣り、カゴ釣り、ルアー釣りで釣果を伸ばしましょう!

船釣りで狙う11月~12月

比較的大サバがよく釣れます。この時期の前半は1年の中でも脂がたっぷりのって最も美味しい時期になります。船釣りで大サバを狙いましょう。

1月~3月はオフシーズン

この時期の前半は脂のりがよく味の良い大サバも釣ることはできますが、数は釣れません。3月になると脂が減り、味も落ちてしまいます。

まとめ

出典:Visual Hunt

サバは初心者や子供でも釣りやすい魚です。しかし、シーズンや時間帯を間違えるといくら待っていても釣れないことがあります。
ここで紹介したサバ釣りのシーズンや時間帯、コツをおさえれば、効率よくサバ釣りが楽しめます。一人で没頭するもよし、家族でわいわい楽しむもよし。参考にしてぜひ挑戦してみてくださいね!

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