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【完全版】各フィールドおすすめのネイティブトラウトロッド9選

渓流、本流、湖。さまざまなフィールドで楽しめるネイティブトラウト。全国的に楽しまれている淡水でのルアーフィッシングの一つで、各メーカーからはさまざまなトラウトロッドが販売されています。今回はおすすめのトラウトロッドについて見ていきます。

ネイティブトラウトは淡水の定番ルアーフィッシング

出典:photoAC

ネイティブトラウトフィッシングはニジマス、ヤマメ、イワナなどのトラウトを自然の河川で狙うルアーフィッシングの一つ。
全国の河川で気軽に楽しめる釣りであることから、古くから非常に人気が高く淡水のルアーフィシングの中ではバスフィッシングに並ぶ人気を誇ります。

トラウトフィッシングには人工的に作られた管理釣り堀や川の中で釣りを楽しむエリアトラウトフィッシングも存在しますが、使用するルアーやラインがことなるためロッドも別物と考えて問題ありません。

ネイティブトラウトロッドはフィールドに合わせて選ぼう!

出典:photoAC

ネイティブトラウトにおすすめのロッドを選ぶためにはフィールドに合わせた長さやルアーウエイトが非常に大切です。
ここではそんなロッドを選ぶ際のポイントについて詳しく見ていきます。

はじめてネイティブトラウトに挑戦するためのロッドを探している方は必読ですよ!

フィールドに合わせた長さ選びが非常に大切!

ネイティブトラウトゲームでは山岳部の渓流、河川の中流から本流、湖の3種類が主なフィールドとして人気を集めています。
そのため各メーカーから販売されているロッドもこれらの3種類に大分することができます。

ネイティブトラウト用のロッド一つとってもさまざまな長さがあるため、購入する際は自分の使うフィールドに合わせた長さのモデルを選びましょう。

渓流におすすめの長さは5フィート前後

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山岳部などの渓流でのネイティブトラウトフィッシングは短めのロッドが主流。
木などの障害物が多いフィールドがほとんどであるため、取り回しのしやすさを重視したいです。

またエントリーの際の藪漕ぎも多いため、短ければ短いほどエントリーの際に邪魔にならないメリットもあります。

一般的には5フィート前後のモデルがもっとも扱いやすく、ラインナップの多い渓流ロッドです。

本流におすすめの長さは6から7フィート

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渓流に比べると川幅が広い本流でのネイティブトラウトフィッシング。
川幅によっては遠投性能が求められるポイントも多く、6から7フィートの長めのものがおすすめ。

また大型のトラウトがヒットしやすいフィールドでもあるため、湖用の長めのモデルを流用するアングラーも珍しくありません。

湖におすすめの長さは7フィート以上

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ネイティブトラウトが狙えるもっとも広大なフィールドである湖。
狙える魚のサイズが大きいことはもちろん、遠投が前提の釣りになるため7フィート以上のロングロッドがおすすめです。

ロッドの種類が豊富であることからシーバスロッドなどを流用するアングラーも多いですが、近年はネイティブトラウト専用の湖用ロッドも増えているため専用ロッドを選びましょう。

フィールドやルアーに合わせたウエイト選び

ネイティブトラウトフィッシングではミノー、スプーン、スピナーなどのさまざまなルアーが使われます。
これらはそれぞれのフィールドによってウエイトが大きく異なるため、ロッドもそれぞれのフィールドで使いたいルアーに合わせたものを選ぶ必要があります。

一般的には渓流で1から5グラム前後、本流で3から10グラム前後、湖で10から30グラム前後がルアーウエイトの基準とされていることが多く、川の流れが強いエリアや遠投性能が求められるフィールドでは重めのルアーが定番です。

もちろんそれぞれのスタイルによって、使用するルアーは異なるため、自分がどのフィールドでどんなルアーを使いたいかというビジョンはロッドを購入する前にしっかりと考えておくことも大切です。

初心者にはスピニングロッドがおすすめ

ネイティブトラウトロッドは定番のスピニングロッド以外にもベイトロッドが多く販売されています。
そのため購入する際にどっちのモデルをチョイスすれば良いか迷ってしまう方も多いと思います。

ベイトロッドはスピニングロッドに比べると手返しがよく、テンポの良い釣りが求められる渓流などのフィールドでは人気が高いです。
近年はベイトフィネスリールの性能も上がってきているため、トラブルも少ないことから渓流のベテランアングラーの中では定番のアイテムにもなりつつあります。

しかしベイトロッドはネイティブトラウトロッドをはじめて購入する方にはやや扱いにくく、初心者の方にはスピニングロッドがおすすめ。
バスフィッシングなどの他の釣りでベイトロッドやベイトリールの扱いに慣れている方ははじめからベイトロッドを使用しても問題ありません。

おすすめの渓流向きネイティブトラウトロッド

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ネイティブトラウトロッドの中でもっともラインナップの多い渓流用ロッド。
価格も5000円前後の安価なものから5万円を超える高価なものまで幅広いです。

はじめて購入する方は安価なものの中から選ぶことになると思いますが、1万円以上のやや高価な価格帯のものを購入すればより長く本格的なネイティブトラウトフィッシングが楽しめます。

ここではそれぞれ価格帯の異なる3モデルを見ていきます。

シマノ トラウトライズ

シマノ トラウトライズ S60SUL

全長(m):1.83
継数(本):2
仕舞寸法(cm):93.9
対象魚:トラウト
自重(g):77
適合ルアーウェイト(g):0.6~6
適合ライン:ナイロン(lb) 1.5~4 / PE(号) 0.2~0.6

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シマノから販売されている渓流トラウトロッドのエントリーモデル。
大手釣具メーカーの中でもシマノはトラウトロッドに非常に力をいれており、エントリーモデルの品質も高いおすすめメーカーの一つです。

トラウトライズは1万円前後の価格帯であるため、ガイドや素材などは上位モデルに比べるとやや劣るものの、はじめてトラウトフィッシングに挑戦する方にぴったりのハイコストパフォーマンスモデルとなっています。

アブガルシア(Abu Garcia) Troutin Marquis Nano

アブガルシア(AbuGarcia)トラウトロッドスピニングTroutinMarquisNanoTMNS-532UL-KR

長(ft/cm):5'3/160
仕舞(cm):82.8
先径(mm)/元径(mm):1.25/7.3
標準自重(g):75
ルアー(oz):1.5~6 / ライン(lb):3~6
使用材料:カーボン95%,グラス5% / 製法:チューブラーパワー:UL/ウルトラライトテーパー/アクション:R/レギュラー

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アブガルシアから販売されている渓流用トラウトロッドのスタンダードモデル。

ナノカーボンブランクスやトルザイドガイドなど他メーカーの上位機種に搭載される素材を多く取り入れており1万円台という価格帯ながらエントリーモデルとは違ったハイレベルな釣りが楽しめるロッドとなっています。

アブガルシアのロッドはデザイン性も高く、グリップにもオリジナルのものが採用されているなど所有感も満たされること間違いなしの一本です。

スミス トラウティンスピン

スミス トラウティンスピン マルチュース TRMK-504UL

Length: 5ft
Weight: 70g
Lure: 1-5g
Line: 1-4lb
Power: UL.Light
Action: ModerateFast

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トラウトロッドの人気メーカーとして知られているスミスの高価格帯渓流用ネイティブトラウトロッド。

スミスはAR-SやDコンタクトなどの渓流での定番ルアーを多数販売しており、こちらのモデルはそれらの使用に特化したベテランアングラーも納得のスペシャルロッドです。

価格帯はやや高価なものの、使うルアーやスタイルがしっかりと決まっている方であれば絶対に満足できるおすすめのアイテムです。

おすすめの本流向きネイティブトラウトロッド

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渓流ロッドに比べるとややラインナップが少ないものの、フィールドを問わず扱えるロッドも多い本流用のネイティブトラウトロッド。

扱うルアーがやや重くなることや、大型のトラウトがヒットすることも珍しくないためLからML前後のややパワーがあるモデルの人気も高いです。

専用モデルはやや価格が高価になりがちであるため、低予算でロッドを探したい方はエリアトラウトロッドを流用するのも面白いですよ。

ダイワ(Daiwa) トラウト X

ダイワ(Daiwa)トラウトロッドスピニングトラウトX68ML釣り竿

BRADING X

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ダイワから販売されているエリア用トラウトロッドのエントリーモデル。
価格は7000円前後と有名メーカーのトラウトロッドの中でも安価なロッドとなっておりネイティブトラウトゲームでの本流用として流用にもおすすめです。

ルアーウエイトが4から10グラムとなっており、本流で扱うルアーのウエイトにしっかりとはまり、MLというややややパワーのある硬さであるため、大型のトラウトがヒットした際も安心です。

トラウトフィッシングのメッカでもある北海道では釣具店でネイティブトラウトゲームのエントリーロッドとして推奨している店舗も多い人気のアイテムです。

メジャークラフト FINETAIL X

メジャークラフトFINETAILX渓流モデルFSX-782M

ルアー(g):4-15
フロロ(LB):5-12
PE:0.6-1.0
アクション:レギュラーファースト

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メジャークラフトから販売されているネイティブトラウト用ロッドのスタンダードモデル。
2万円前後の価格帯のロッドの中では3指に入るとも言われるファインテールシリーズは、初心者から中級者まで満足できるおすすめのロッドです。

こちらのモデルは本流用ロッドの中でも長めのレングスとなっており、川幅の広い河川や湖との兼用などにも使える汎用性の高いロングレングスモデルです。

ガイド、リールシート、グリップなどすべてが高次元でまとまっており、2万円という価格を出しても間違いなく満足できる一本です。

D-3カスタムルアーズ ブラキストン

D-3カスタムルアーズ ブラキストン BKT-611L

全長:6.1ft
ルアーウエイト:3~10g
ラインクラス:4~8lb
継数:2
チタンフレームKガイド

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D3カスタムルアーズから販売されている本流用ネイティブトラウトロッド。
ベテランアングラーからも人気の高いハンドメイドロッドとなっており、北海道を中心に全国各地で愛用されているおすすめのロッドです。

4万円を超える高価格帯のロッドであるため、初心者にはやや不向きですが、中級者以上のアングラーには価格に見合ったパフォーマンスを発揮してくれること間違いなしです。

おすすめの湖向きネイティブトラウトロッド

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湖という広大なフィールドでの使用が前提となっているため通常のネイティブトラウトロッドに比べるとやや特殊な湖用ロッド。

本流用ロッド同様、レングスが長く、パワーのあるロッドが多いため価格も高価になりがちです。

スタンダードモデルあっても2万円を超えるものがほとんどであるため、初心者の方は価格の安い人気メーカーのエントリーモデルがおすすめです。

メジャークラフト トラパラ ネイティブモデル

メジャークラフト トラパラ ネイティブ TXS-822MH

LURE: 5-23g
糸(lb)8-16LB
糸(PE)0.8-1.5

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メジャークラフトから販売されているネイティブトラウトロッドのエントリーモデル。
8000円台という価格帯ながら湖用として8.2フィートモデルが用意されており、大型のトラウトを狙ったロングキャストなどにも最適のモデルです。

ルアーフィッシングの経験者から見るとやや作りが気になる点もありますが、はじめて湖でのトラウトフィッシングに挑戦する方には充分満足できるコストパフォーマンスの高い一本です。

ダイワ(Daiwa) ワイズストリーム

ダイワ(Daiwa)ワイズストリーム86MH-3

全長(m):2.59
継数(本):3
仕舞寸法(cm):91
自重(g):169
先径/元径(mm):1.9(1.8)/10.4
適合ルアー(g):7-30
適合ライン(lb):8-25

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ダイワから販売されているネイティブトラウトロッドのスタンダードモデル。
8.6フィートという長めのレングスながら、3ピースのアイテムなっているため仕舞寸法が短く携帯性が良い珍しいロッドです。

湖でのトラウトゲームでは手付かずのポイントを探して藪漕ぎやフィールドを歩き回ることも珍しくないため、コンパクトに収納できるロングロッドを探している方におすすめです。

ルアーも30グラムまで対応しているためウエイトのあるルアーをしっかりと振り切ってキャストすることが可能です。

天龍(TENRYU) レイズ

天龍(TENRYU)ロッドレイズRZ87H

全長(フィート):8.7
継数(本):2
仕舞寸法(cm):134
適合ルアー(g):7~30
適合ライン(LB):8~16
先径(mm):2.0
元径(mm):10.2

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自社のブランクスにこだわった品質の高いロッドを販売しているテンリュウのネイティブトラウトロッド。レイズはその確かなクオリティでベテランアングラーを中心に非常に人気が高いです。

87Hはトラウトロッドでは珍しい硬めのロングロッドとなっており、湖や太い本流での大型のトラウトゲームに最適の一本です。

価格は高価なものの、その繊細な使用感はテンリュウのこだわりをしっかりと感じられる特別なロッドです。

まとめ

今回は渓流、本流、湖のネイティブトラウト用ロッドについて詳しく見ていきました。
ここで紹介したロッドは初心者から上級者まで絶対に満足できるアイテムが豊富に揃っています。
ネイティブトラウトロッドの購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

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