作成:2018.10.13 更新:2023.6.5
マルイカ釣りの仕掛けはこれで完璧!3種類の仕掛けを徹底解説!
クイッというイカのアタリが楽しいマルイカ釣り。ケンサキイカとも呼ばれるマルイカは、直結・直ブラ・ブランコの3種類の仕掛けで狙うことができます。今回の記事では、そんなマルイカ釣りの仕掛けについて徹底解説します!
目次
マルイカ釣りは3種類【直結・直ブラ・ブランコ】

出典:photo-ac
イカの中でも非常に味が良いとされるマルイカですが、ケンサキイカと呼ばれることもあり、主に3種類の仕掛けで狙うことができます。
その仕掛けとは、「直結」・「直ブラ」・「ブランコ」の3種類で、いずれの方法もスッテと呼ばれる5cmくらいの小さな疑似餌を使って行われます。
マルイカは群れでいることも多く、1杯釣れると立て続けに釣れることもあり、数釣りも可能です。
さほど難しい釣りではないので釣り初心者でもできますが、たくさんのスッテ(ルアー)を使うので仕掛けが絡みやすく、狭い船の上での扱いには注意が必要です。
しかし、仕掛けの扱いに注意していれば初心者でも比較的簡単に釣ることができ、誰でも楽しめる釣りです!
マルイカ釣りで釣れる魚
マルイカ釣りで釣れる魚は、主にイカ・タコ系が多い傾向にあります。
具体的には、スルメイカ・アオリイカ・コウイカ・マダコなどで、どれもスッテやエギに強い興味を示します。
魚類がかからないこともないですが、マルイカ釣りに使われるスッテという疑似餌の特性上、カンナ(フック)に返しがついていないので、魚類がかかったとしても巻き上げてくる途中でバレてしまうことがほとんどなのです。
仕掛けによる釣れる魚の違いはなく、どの仕掛けでもかかってくる外道は基本的にイカ・タコ系になります。
【仕掛け1】マルイカ釣りの直結仕掛け

出典:pexels
それではここからは、マルイカ釣りの仕掛けについてご紹介していきます。
まずは「直結仕掛け」と呼ばれるもので、これは5本程度のスッテをまっすぐ一直線に繋いでいく仕掛けのことで、アタリが非常に出やすくベテランを中心に人気の釣り方です。
一方で、枝スがついていない分バラしの可能性もとても高く、釣り上げるまでは気が抜けません。
おすすめのマルイカ直結仕掛けスペック
- 道糸:PE0.8号〜1.0号
- リーダー:フロロ4号〜5号
- イカスナップ
- スッテ:5本
- オモリ:40号〜60号
こちらがマルイカの直結仕掛けにオススメのスペックになります。
道糸PE0.8号〜1.0号に4号〜5号のリーダーをつけ、そのさきにイカスナップでスッテを5本ほどつけます。
スッテの数があまり多すぎると仕掛けが扱いにくく、ライントラブルの原因になるので、5本くらいがちょうどいいです。
オモリは40号〜60号くらいのものを使いましょう。
スッテの数やオモリの重さは、船屋によっても変わることがあるので、事前に船頭さんに確認しておくと良いでしょう!
おすすめの直結仕掛け
釣り場についてすぐ釣れる!
大手釣り具メーカーのヤマシタから出ているイカの直結仕掛けで、スッテもセットになっている商品です。
スッテがセットになっているので、釣り場についてから仕掛けを作る必要もなく、すぐに釣りができるため、直結仕掛けで狙ってみたい初心者の人にもオススメの仕掛けになっています。
自分好みのスッテで釣るならコレ!
がまかつのマルイカ直結仕掛けで、スッテがついていないので自分好みのスッテを取り付けて釣ることができます。
スッテ取り付け部分にはスナップがついており、スッテの交換もスムーズに行えるのでとても便利です。
まるで本物の抱き心地!おっぱいスッテ
ヤマシタから出ているおっぱいスッテは、ボディーがとても柔らかくまるで本物のエサを抱いてるような自然な触感が特徴のスッテです。
イカがバレやすい直結仕掛けでも、おっぱいスッテがあればマルイカも抱いたらスッテを離さず、バラしを軽減できること間違いなしです!
【仕掛け2】マルイカ釣りの直ブラ仕掛け

出典:foter
枝スがついておらず絡みが少ないので、初心者にオススメの仕掛けです。
また、直結仕掛けに比べて遊びがあるので、イカをバラしにくくなっています。
おすすめのマルイカ直ブラ仕掛けスペック
- 道糸:PE0.8号〜1.0号
- リーダー:フロロ4号〜5号
- イカスナップ
- スッテ:5本
- 枝ス:フロロ3号〜4号(5mm〜数cm)
- オモリ:40号〜60号
こちらがマルイカ釣りの直ブラ仕掛けのスペックです。
基本的な仕掛けは直結仕掛けと変わりませんが、直ブラ仕掛けではスッテを遊ばせるため、5mm〜数cmほど枝スを取る必要があります。
枝スにはフロロカーボンの3号〜4号のハリスを使うといいでしょう。
仕掛けに遊びがある分絡まりやすく、投入器を使う場合がほとんどです。
おすすめの直ブラ仕掛け
6本仕掛け・5本仕掛けを好みに応じて選べる!
ヤマシタのマルイカ釣り直ブラ仕掛けのリーダーです。
5本仕掛けタイプと6本仕掛けタイプがあり、潮の流れやイカの活性の状況に応じて好みで選べるのがうれしいアイテムです。
臨機応変に対応できるように両方持って行きたい商品です!
スッテが大きく動いてイカにアピール!
がまかつの直ブラ仕掛けで、直ブラ仕掛けでありながらブランコ仕掛けにも引けを取らない可動域が特徴の仕掛けです。
しゃくったときにスッテが大きく動いて、イカの食いを誘います。
デイゲームで絶大効果のケイムラ!
ダイワから出ているこちらのスッテは、ケイムラボディーになっているので紫外線発光しイカにアピールします。
デイゲームには欠かせないケイムラカラーのスッテは、必ずカラーローテーションにいれておきたいマストアイテムです。
【仕掛け3】マルイカ釣りのブランコ仕掛け

出典:pixabay
おすすめのマルイカブランコ仕掛けスペック
- 道糸:PE0.8号〜1.0号
- リーダー:フロロ4号〜5号
- イカスナップ
- スッテ:5本
- 枝ス:フロロ3号〜4号(約15cm)
- オモリ:40号〜60号
こちらがブランコ仕掛けのスペックです。
基本仕掛けは直結・直ブラ仕掛けと変わりありませんが、ブランコ仕掛けでは枝スの長さが15cmと長くなります。
このことにより、イカがより違和感を抱かずにスッテを離しにくかったり、大きくスッテが揺れるのでアピール力も高いです。
イカの警戒心が強かったり活性が低いときなんかは、この違和感の無さとアピール力が有効と言えるでしょう。
直ブラ同様枝スを使っているので、隣の人とまつらないためにも、投入・巻き上げの時は投入器を使うのが一般的です。
おすすめのブランコ仕掛け
ブランコ仕掛けはヤマシタがおすすめ
ヤマシタから出ているブランコ仕掛けで、枝スと枝スの間を100cmってあるのでスッテ同士も絡みにくく扱いやすくなっています。
ブランコ仕掛けにすると、ゆらゆら揺れてマルイカに自然なアピールができますし、抱いた後も違和感を与えにくくバラシが激減します!
状況に応じて仕掛けを切り替えられるので、これ一つで万能なマルイカ仕掛けです。
船釣り用PEならコレ!
船釣りようPEのど定番、YGKのPEラインです。
200mと十分な長さがあり、一定の長さごとにマーキングされているので、誰でもタナ取りが簡単にできます。
どのPEラインを買うか悩んだら、これに決まりです!
水色に溶け込む色の船釣り専用ハリス
バリバスの潮色に溶け込むグリーンのフロロカーボンハリスの4号です。
船仕掛けに適したしなやかさ、安定した直線強度と結節強度を合わせ持っています。
マルイカ釣りにはフジワラのおもり
船釣りオモリの定番フジワラのスカリーは、マルイカ釣りにもぴったりのオモリです。
値段も非常にリーズナブルなので、根掛かりでロストした時のために、予備のオモリも持って行きましょう!
状況に合わせた仕掛けでマルイカを爆釣!

出典:foter
いかがだったでしょうか?
3種類の仕掛けがあり、それぞれにメリットがあるマルイカ釣りの3つの仕掛け。
直結・直ブラ・ブランコ仕掛けの利点をしっかりと理解して、状況に応じた仕掛けチョイスすることが、マルイカ釣りで釣果を伸ばす一番のコツです。
3つの仕掛けを駆使して、ぜひみなさんもマルイカ釣りで爆釣してください!