作成:2018.11.20 更新:2023.7.3
スルメイカのおすすめ仕掛け!釣り方ごとにスペックやアイテム紹介
スルメイカの仕掛けについて詳しく解説していきます。船釣りの直結仕掛けと、ブランコ仕掛け。おかっぱりのウキ釣りまで、スルメイカ釣りの仕掛けを全て紹介していきます。おすすめ商品も紹介しますので初心者必見です。
目次
釣って楽しい!食べて美味しい!スルメイカ

出典:Foter
スルメイカは北海道から九州まで日本全国に生息する、アオリイカやヤリイカと並ぶ美味なイカの代表選手です。若い個体はムギイカの名前で呼ばれています。
主に外洋に生息していますので、船釣りがメインとなりますが、初夏から冬に掛けてはおかっぱりからも釣ることもできます。
船からプラヅノを使った「直結仕掛け」と「ブランコ仕掛け」の2つが主流で、おかっぱりからはウキ釣りで釣ることができます。
また、最近はエギングでも人気のターゲットの1つとなっています。性格が結構獰猛ですので、アオリイカやヤリイカとはまた違った楽しさがあり人気を集めています。
様々なゲストも釣れるスルメイカ釣り
アオリイカ、コウイカ、ケンサキイカ、ヤリイカなど、イカは生態が似ているので、スルメイカ狙いでも様々な種類のイカを釣ることができます。また、船釣りではサバもよく掛ることがあります。サバはイカ釣りでは代表的な外道で、多い時にはイカの釣果を邪魔をする厄介な存在となります。
船からスルメイカの大漁を狙うなら「船の直結仕掛け」!

出典:Foter
直接仕掛けは手返しが早いメリットがあるので、イカの乗りが良い時には最も釣果が期待できる仕掛けです。ただ、取り込む時にバラしやすい特徴があるので扱いが難しく、慣れた上級者向けの釣りとなります。
プラヅノを直接連結していく直結仕掛け
直接仕掛けはプラヅノのカンナに直接ハリス(幹糸)を繋げ、さらにそのハリスにまたプラヅノを付け、数個を直線で連結させていく仕掛けです。
プラヅノのサイズは、18cm〜14cmくらいの大きさのものが使われ、イカのサイズに合わせるのが最適です。様々なカラーがありますが、反応が良いものはその日その日で違いますので、複数用意しておくのがおすすめです。
幹糸のサイズは10号〜6号を使い、仕掛けの下に行くほど号数を下げていくのがベストですが、難しければ同じものを使っても大丈夫です。8号を基準に選びましょう。
プラヅノの個数は、10個以上を使って釣果を狙う人もいますが、扱いが難しくなるので6本くらいがバランスが良くておすすめです。
オモリは120号〜150号くらいのサイズを使います。ポイントや海のコンディションによって異なりますので、船長さんの指示に従いましょう。
直結仕掛けのおすすめ商品!
評判が良くて釣果が期待できるおすすめの直結仕掛けとスッテを紹介します。
釣果を狙うならこれ!8本針直結仕掛け
8本のプラヅノが連結された直結仕掛けです。プラヅノの数が多くなるほど長くなり扱いは難しくなりますが、釣果を狙うには多い方が有利になります。直結仕掛けの扱いに慣れている人におすすめです。
大物にも対応!6本針直結仕掛け
18cmのプラヅノを使用していますので、大型のスルメイカが釣れている時におすすめの仕掛けです。プラヅノもアピール力の強い数種類のカラーが用意されているので期待度も高いです。数も6本で扱いやすさとのバランスが優れます。
ケイムラカラーでアピール抜群!
プラヅノは予備を用意しておいて、その日の反応の良いカラーに取り替えるなどすると効率良く釣ることができます。
発光するケイムラはスルメイカの反応も良いので、活躍の場面は多くあるでしょう。
「船のブランコ仕掛け」スルメイカ釣り初心者におすすめ!

出典:Foter
ブランコ仕掛けは直結仕掛けよりもバラしづらいので、初めてイカ釣りに挑戦する人でも釣りやすい仕掛けです。ただ、手前マツリしやすいなど、手返しの面では劣ってしまいます。また、水中でプラヅノが自然な動きをするので、イカに対してのアピール力が強く、活性の低い時にも有効な仕掛けとなります。
枝スにプラヅノを付けるブランコ仕掛け
ブランコ仕掛けは幹糸から5本〜8本の枝スを伸ばし、その枝スの先にプラヅノを取り付ける仕掛けです。構造的には胴付仕掛けのような形となります。
幹糸は6号〜8号、枝スは4号〜6号くらいのサイズを使用します。枝スの間隔は120cm、枝ス長さは5〜10cmくらいが基準となります。
プラヅノは直結仕掛けと同じものを使用します。14cm〜18cmくらいでイカのサイズに合わせて使います。
オモリも直結仕掛けと同じ様に、120号〜150号のサイズをポイントやコンディションに合わせて使用します。
ブランコ仕掛けのおすすめ商品!
評判が良くて釣果が期待できるブランコ仕掛けを紹介します。特にスルメイカに対して効果的なおすすめ仕掛けです。
初心者にもおすすめ!5本針ブランコ仕掛け
プラヅノ5本仕様のブランコ完成仕掛けです。仕掛け全長が長くなく、プラヅノの個数も多くないので初めてイカ釣りをする人でも扱いやすいでしょう。
大型の時にはこれ!18cmプラヅノ ブランコ仕掛け
ダイワ 快適イカ仕掛け ミラー SS 18cm
角サイズ(cm):18
タイプ:スタンダード
全長(m):10.4
幹糸(号):8
ハリス(号):6
針:0.8mm 5本立て
ツノ配列:ピンクケイムラ/ブルー/ケイムラ/ピンク/ライトブルー/ケイムラ/ピンクケイムラ
18cmのプラヅノと8号の幹糸を使用しているので、大型のスルメイカがたくさん釣れる時にも安心して使うことができる仕掛けです。
直結仕掛けの反応が悪い時にも期待できますので、1つタックルボックスに備えておくと面白いでしょう。
仕掛けの自作におすすめ!イアプロリーダー
プラヅノや枝スの長さ、太さを自分で好きなように作りたい人には、このイカプロリーダーをおすすめします。幹糸についている回転ビーズにハリスを結んで、自分で好きなプラヅノを使うことができます。
「おかっぱりのウキ釣り仕掛け!」夏は堤防からスルメイカを狙おう!

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6月〜8月頃はスルメイカは岸に寄ってくるのでおかっぱりから狙うことができます。おかっぱりの代表的なスルメイカ釣りといえば餌巻きテーラーを使ったウキ釣りです。メインは夜釣りで、魚釣りとは一味違う楽しさが魅力です。
餌巻きテーラーを使ったウキ釣り仕掛け
スルメイカのウキ釣りの仕掛けは、道糸に電気ウキを付け、道糸の先にハリスを伸ばして餌巻きテーラーをセットする仕掛け構成です。
餌巻きテーラーは、エサを取り付けるためのワイヤーが付属していて、そこにトリササミなどのエサを取り付けてスルメイカを誘います。サイズは3号くらいが一般的です。
ウキは電池式で光る電気ウキを使用します。自立式の電気ウキは視認性も高く、繊細なアタリもわかりやすいので、特に初心者の方におすすめです。テーラーのサイズに合わせた浮力のものを使いましょう。
ハリスは4〜5号くらいのサイズで、1.5mくらいを使います。1本針仕様か、途中に枝スを伸ばし、もう一つテーラーを付ける2本針が一般的です。
スルメイカのウキ釣り仕掛けのおすすめ商品!
スルメイカのウキ釣り仕掛けに必要な、餌巻きテーラー、電気ウキ、ハリスの実績あるおすめ商品を紹介します。
餌巻き用ワイヤー付属!発光餌巻きテーラー
エサを巻くためにワイヤーが付属してくる餌巻きテーラーです。ワイヤーストッパーもあるので使いやすくておすすめです。また、発光タイプですので、アピール力も高いので高い釣果が期待できます。
自立式でアタリがわかりやすい!涙型電気ウキ
大きめのサイズでイカ釣りでも見やすい電気ウキです。自立式は小さなアタリもわかりやすいので、イカ釣りの定番アイテムです。
細くても強度抜群!フロロカーボンハリス
ハリスには品質の高いフロロカーボンがおすすめです。夜釣りは視界が悪いので、誤ってコンクリートや岩などに擦ることも多いので、丈夫なハリスを仕様しましょう。
釣れる仕掛けでスルメイカをたくさん釣ろう!

出典:Foter
スルメイカ釣りの3種類の仕掛けについて解説しました。船でもおかっぱりでも釣れるスルメイカですが、それぞれ釣り方が全く異なり、どちらもとても楽しく爆釣も期待できるので、是非両方挑戦して欲しいです。どんな食べ方をしても美味しいスルメイカを、是非今回紹介した仕掛けを参考にたくさん釣り上げましょう!