作成:2018.9.30 更新:2023.7.4
キンメの仕掛けを解説します!キンメのおすすめ仕掛けもご紹介!
キンメは基本的に仕掛け釣りで釣ることができます。また、キンメダイは、深海を好む魚であるため、船での沖釣りでないと釣ることが難しい魚です。
そこで、キンメダイを釣るための仕掛けについてご紹介させていただきます。
キンメダイは仕掛けを使った沖釣りが主流!

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キンメダイは、深海を好み潜んでいます。そのため、船を用いた沖釣りでないと釣ることが難しい魚です。水深200m~300mのキンメダイを釣るためには中型電動リールでの釣りになります。更に深い300m以上になると大型の電動リールでの釣りになります。キンメダイを釣るための仕掛けは、トローリングスナップ、ヨリトリリング、親子サルカン、枝ハリス、針、おもりを用いた仕掛けとなります。
キンメを仕掛け釣りで狙うと意外と色々な魚が釣れる!

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キンメダイを狙って釣れる魚は、意外にも多くいます。その魚とは、キンメの他にクロムツ、メダイ、ユメカサゴ、シロムツ、スミヤキ、アカムツなどです。これらは、キンメと同じく深海に潜んでおり、キンメと同じ釣り方で釣ることができます。また、深海に潜んでいるため目が大きいのが特徴の魚になります。目が大きいため、一見怖いですが、刺身や煮つけで食べると非常に美味しい魚です。
胴付き仕掛けでキンメを沖から釣ろう!

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キンメは、基本的に船からの胴付き仕掛けで釣ることができます。胴付き仕掛けとは、胴となる糸におもりを結び、おもりを結んだ糸に針が付いた糸を数か所に結んだ仕掛けをいいます。この数か所に結んだ糸の針にサバやイカの切り身やカタクチイワシを取り付け海底を探ることで釣ることができます。
この仕掛けを作るにあたりおすすめのセッティングは以下になります。
アイテム | 大きさ |
---|---|
幹糸 | 14号~16号 |
ヨリトリリング | 7号or9号 |
パワーステン親子サルカン | 4×5 |
ハリス | 12号60cm5~8本 |
ムツバリ | 17号~18号 |
捨て糸 | 10~12号 |
おもり | 150号~200号 |
キンメを釣る仕掛けは5~8本針仕掛けがおすすめ!

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初心者がキンメを釣るためには5~8本針仕掛けがおすすめです。なぜおすすめなのかというと、絡まりや回収時の引っ掛かりがしにくいため手返しが良い仕掛けだからです。5~8本針仕掛けでは、中型電動リールを使用し、電動リールには3号~4号のPEラインを巻きます。そして、幹糸は14号~16号でその幹糸にヨリトリリングを取り付け、販売されているキンメ用の仕掛けの捨て糸に150号のおもりをつるすと良いでしょう。
おすすめの5~8本針キンメ胴付き仕掛け4選
キンメを釣るためのおすすめ胴付き仕掛けを4つほど紹介させていただきます。
1.親子サルカンによりパワー負けしない仕掛け!
ハヤブサ(Hayabusa)深場用胴突深場五目キンメ・ムツ7本鈎SD83017-8-12
製品形態:船 胴突式/全長10.1m
鈎(号):16
ハリス(号):7
幹糸(号):10
鈎種/色:ムツ/白
深場用胴突深場五目キンメ・ムツ7本鈎は、ハヤブサ(Hayabusa)の商品です。この商品の特徴としては、キンメに負けない強度を持つパワー親子サルカンを使用しており、狙った一尾の魚とのやり取りをサポートしてくれる仕掛けです。
また、初心者にはうれしい糸のトラブルも未然に防いでくれる仕様になっています。船からの仕掛投入時に起こりやすい、ハリス絡みを防ぐため深海結びを採用を採用しており、ハリスでのトラブルを解消してくれます。
2.小型キンメが多いときはこの仕掛けがおすすめ!
ヤマシタ(YAMASHITA)中深場五目仕掛5本針1組18-10-14592-375
針(号):18
ハリス(号):10
幹糸(号):14
先針・枝針:ムツ針 ひねり無 銀針
中深場五目仕掛5本針は、ヤマシタ(YAMASHITA)の商品です。この商品の特徴は、仕掛け投入時や取り込み時の扱いやすさを最優先に設計されており、小型キンメが多いときなどは手返しが良いため、おすすめです。また、針を特殊にすることで餌が回転し面倒なトラブルも解消することができます。
3.細ハリス&細地バリにより狙った魚を逃さない!
ミヤLT深海キンメ&アカムツ仕掛け8本バリは、ミヤエポックの商品です。この商品の特徴としては、パワー親子サルカンを高強度を誇り、糸絡みのトラブルを低減でき細ハリス&細地バリを使用することにより本命の食いにこだわっています。また、初心者にも扱い易い「8本バリ仕様」となっています。
4.針にはケイムラコートを使用し、ハイアピール!
ライト中深場五目仕掛(5本)は、がまかつ(Gamakatsu)の商品です。この商品の特徴としては、針に特殊コーティングを施してあり、紫外線を照射させるとひかるため、キンメにアピールすることができます。更に、ハリスにはフロロカーボンが使用されているため、高強度になります。5本針により仕掛け投入や取り込みがスムーズにできるため、初心者にはおすすめの仕掛けになります。
キンメを胴付き仕掛けで釣るために!
キンメの仕掛けについて説明してきましたがご理解いただけましたでしょうか。キンメは沖釣りからの胴付き仕掛けを用いて釣るのが一般的になります。この釣りは、初心者には難しいと思うかもしれませんが、5~8本針の仕掛けを用いることで、仕掛けを船から投入する際や仕掛けの取り込み時に起こるラインやハリスのトラブルを軽減させることができます。ぜひ、5~8本針の胴付き仕掛けでキンメを1匹釣りあげてみましょう。