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コマセマダイを極める!大物狙いにおすすめのリールと選び方

初心者でも手軽に大物を釣り上げることができるコマセマダイ釣り。仕掛けやロッドも大事ですが、一番はリールにこだわることです。初心者はもちろん、ベテランの人であればあるほど、リール選びにもこだわるものです。

コマセマダイ釣りに適したリール選び

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出典:FreeImages.com

初心者でも手軽に大物を狙うことができることから人気の高いコマセマダイ釣り。シンプルな仕掛けでありながらも、大物を釣り上げることができるため、初心者はもちろん、ベテランの釣り人からも人気が高いです。特に船釣りでのコマセマダイ釣りが人気であり、多くの釣り人がコマセマダイの船釣りを楽しんでいます。大物を釣り上げることができるため、タックルについても性能が良いものを求められることが多いのですが、特にリールは性能のよさが釣果を左右するほど重要といわれています。

リールといってもスピニングリールやペイトリールなどの種類がいくつかあり、大きさも異なれば、糸を巻くことができる量も大きく異なってきます。糸巻量が多ければ多いほど、船宿で指示されたタナが深いタナであっても対応することができます。そして手動か電動かで、釣りをするときの負担も大きく変わってきます。

リールは電動リールか両軸リールがおすすめ

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コマセマダイ釣りにおいては、ほとんどの人は電動リールを使用する人が多いですが、中には手動のリールを使うという人がいます。特にベテランの釣り人になると、あえて手巻きの両軸リールを使用するという人もいます。その理由は、ドラグ性能に優れており、大物を釣り上げるときにも、やり取りがスムーズに行くため扱いやすい、という理由であえて手動を利用する人が多いです。

電動リールというのはその名の通り、自動で糸を巻き上げてくれるリールのことであり、長時間の釣行でも疲れにくく、手返しが良くなるのが特徴です。コマセマダイ釣りというのは仕掛けの長さが長いため、電動リールの恩恵を最も受けやすいです。最近ではコマセマダイ釣りをする人の多くは電動リールを使うという人が多く、特に釣りの経験が浅い初心者にとっては、手返しの良さや負担の軽減のためにも、電動リールをおすすめする人が多いです。

リールは小型のものがベスト

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コマセマダイ釣りで使われるリールというのは、基本的に小型か中型の電動リールがメインとなります。基本的に道糸は細い物を使用するため、おのずと必要なリールサイズも小さくなっていくのです。特にコマセマダイの場合、ハリスが他の釣り方と比べてかなり長くなるため、長時間の釣行を考慮するのであれば、電動リールがおすすめです。リールのメーカーとしてはダイワかシマノがおすすめです。性能とデザイン両方欲張りたいという人はダイワ、パワーや耐久性などの性能重視で選びたい人は、シマノのリールを選ぶと良いでしょう。

リールサイズについては、ダイワの電動リールであれば、200番から500番の電動リールを、シマノの電動リールであれば200番から3000番の電動リールが、コマセマダイ釣りに適しているリールです。

コマセマダイ釣りのリールはドラグ性能が命

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コマセマダイ釣りに適したリールを選ぶ上で最も重要なポイントは、ドラグ性能です。糸を巻き上げるときの抵抗を抑えつつも、滑らかに糸を送り出すことができるドラグ性能を持っているリールは、コマセマダイ釣りにおいてはかなり重要です。大物のマダイを釣り上げる際、ロッドの性能よりもリールのドラグ性能が最も影響を及ぼすほど、リールのドラグ性能というのはコマセマダイ釣りの釣果を大きく左右するのです。

また、小型とはいえ、船宿の指示によっては深いタナを指定されることもあります。釣り場によっては水深が浅い釣り場もありますが、糸巻量が150mのリールサイズのものを選ぶと十分でしょう。水深が深い釣り場や船宿がメインとなる場合は、糸巻量が200mから300mほどのリールサイズのものであれば、十分対応することができます。

糸はPE3号を基準に200m用意しよう

コマセマダイ釣りに使用される道糸というのは、基本的にPE3号から5号を使用するのが一般的です。これはどの釣り場でも同じであり、基本はPE3号を基準に、釣り場や船宿ごとに異なってきます。長さに関しては釣り場によって異なりますが、水深が浅い場所がメインで使う場合であれば、PE3号の道糸150m巻いておくと十分です。リールサイズについてもそれなりのサイズのものを選ぶと良いでしょう。

しかしコマセマダイの釣り場によっては水深が深いところもあるため、水深が深い場所がメインの釣り場や、深いタナを狙うことが多いというときには、200mから300mほど巻いておくと十分です。もしも道糸について不安があるという場合は、あらかじめ船宿に確認しておくと良いでしょう。

コマセマダイリールにおすすめのリール

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ここからはこれからコマセマダイ釣りをする人におすすめのリールを紹介していきます。コマセマダイ釣りは電動リールを使用するという人が多いため、今回は電動リールを中心に紹介していきます。ここで紹介するリールは、ここまで紹介したコマセマダイ釣りに適したリールのスペックなどを兼ね備えたものばかりであるため、いずれもコマセマダイ釣りで効果を最大限に発揮します。

中には価格がかなり高い高級電動リールもありますが、その分大物のマダイでもしっかりとアシストしてくれるほどの性能を持ったものであるため、上級者にもおすすめです。

シンプルイズ大漁

シマノ プレミオ 3000 右ハンドル

メーカー名:シマノ
重さ:625g
ギア比:3.6
糸巻量:400m(PE4号の場合)
最大ドラグ力:10kg

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電動リールの中でも最安値であり、性能も十分確保されている入門者向けモデルです。
シンプルなデザインながらも性能や耐久性は十分に有しており、操作性についてもかなり良く、簡単にモードチェンジなどをすることができます。
初心者はもちろん、初めて電動リールを使うという釣り人にもおすすめのモデルです。

船釣りでもオールラウンドに

ダイワ レオブリッツ S500

メーカー名:ダイワ
重さ:740g
ギア比:2.8
糸巻量:350m(PE5号の場合)
最大ドラグ力:10kg

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ダイワの電動リールシリーズであるレオブリッツシリーズの中でも、特にオールラウンドな使い方ができる500番です。
値段も手ごろでありながらも性能はかなり良く、特にドラグ性能についてはかなり高いです。
値段も電動リールの中では手ごろな値段であり、さまざまな魚種に対応できる電動リールを探している人におすすめです。

電動ライトゲームのベーシックモデル

シマノ プレイズ 600

ギア比:5.5
最大ドラグ力(kg):5.0
自重(g):470
糸巻量:PE[タナトル](号-m) 2-300、3-200、4-150 / フロロ(号-m) 3-210、4-160
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):59

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シマノの小型電動リールであるプレイズシリーズです。
小型であるためライトゲームにおすすめです。
小型である割にさまざまな巻上げモードが付いているため、獲物にあわせたやり取りをすることができます。

親指だけで快適船釣り

ダイワ レオブリッツ 300J

標準自重:545g
ギア比:4.4
最大ドラグ力:10kg
PE糸巻量(号-m):3-400/4-300
最大巻上力:44kg ※スーパーリチウム使用時:49kg / 常用巻上速度(1kg負荷時 m/分):152 ※スーパーリチウム使用時:168m/分
JAFS基準巻上力:10kg / JAFS基準巻上速度:180m/分

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ダイワのレオブリッツシリーズです。
コンパクトさと十分なラインキャパシティを兼備した300サイズボディにワンハンドで快適操作の「JOGパワーレバー」を搭載しています。
魚の引きに応じてスムーズにテンションを変化させ、滑らかに効き続けるATDも搭載。

意のままの操作感が際立つ

シマノ フォースマスター 600

ギア比:5.1
最大ドラグ力(kg):8.0
自重(g):495
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):53
糸巻量:PE[タナトル](号-m) 2-300、3-200 / フロロ(号-m) 3-210、4-160
スプール下巻ライン PE(号-m):2-200、3-100

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親指の押圧で31段階のスペード調整ができるタッチドライブ搭載でアングラーの意のままに巻き上げを操ることができます。
軽量であるためライトゲームでも疲れにくく、パワーもあるため、大物でも容易に釣り上げることができます。

柔でも剛でも制する怪物リール

ダイワ シーボーグ 200J

標準自重(g):475
ギヤー比:4.8
最大ドラグ力(kg):8
標準巻糸量:ブライト(号-m) 2-300、3-200 / ナイロン(号-m) 3-250、4-170
最大巻上力(kg):38
常用巻上速度 1kg負荷時(m/分):152(168)
JAFS基準巻上力(kg):9
JAFS基準巻上速度(m/分):190

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ダイワのライトタックル用の電動リールです。
ライトタックルとはいえ、モーターは通常タイプの電動リールでも用いられているモーターを使用しているため、パワーも絶大です。
オートマチックドラグシステムが、大物とのやり取りを手助けしてくれます。

スマートな船釣りをする人へ

シマノ フォースマスター800

メーカー名:シマノ
重さ:540g
ギア比:4.4
糸巻量:300m(PE3号)
最大ドラグ力:11.5kg

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通常タイプのリールですが、ライトゲーム用の電動リールに用いられていたスマートダイヤルを搭載しているため、片手での操作も容易になっています。
モーターにも最強のモーターを搭載しているため、大物をスマートに釣り上げたいという釣り人におすすめのリールです。

荒れ狂うコンディションでも快適に

ダイワ シーボーグ 300J

ギア比:5.1
自重(g):560
最大ドラグ力(kg):16
標準巻糸量(号-m):PE(棚センサーブライト) 3-400、4-300、5-230 / ナイロン 5-280、6-200
最大巻上力(kg):59 (スーパーリチウム使用:65)

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ダイワの人気リールシリーズであるシーボーグシリーズ。
小型電動に求められる軽量でコンパクト、ハイパワー、快適操作を徹底的に追及したモデルです。
自重はなんと560g!
MAGMAXモーターを搭載し、トルクと瞬発力を両立しています。

力強さ+繊細さ=心強さ

シマノ フォースマスター 1000

ギア比:5.3
最大ドラグ力(kg):15.0
自重(g):680
PE[タナトル]糸巻量(号-m):2-600、3-400、4-300、5-200 / フロロ糸巻量(号-m):5-250、6-200
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):70

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シマノのフォースマスター1000は、1000番リールでありながらも、そのパワーは3000番クラスにも匹敵するほどのパワーを持っています。
それでいてドラグ性能についても繊細でスムーズな仕組みとなっているため、大物が釣れることが多いコマセマダイ釣りでも非常に心強いリールとなっています。

進化する伝説

ダイワ シーボーグ 300MJ

ギア比:4.4
自重(g):670
最大ドラグ力(kg):13
標準巻糸量 PE(ブライト)(号-m):3-400、4-300
標準巻糸量 ナイロン(号-m):5-280、6-200

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電動リールの元祖とも言われるシーボーグ300MJです。
サイズに関してはコマセマダイ釣りに最も適しているサイズであり、パワーもドラグ性能もまさに一級品の性能を持っています。
ダイワの最新テクノロジーがすべて使われているこちらのリールは、まさに現在進行形で進化している伝説のリールです。

リールにこだわる人はコマセマダイ釣りを極める人

いかがでしたか。今回はコマセマダイ釣りでのリールの選び方、そして初心者から上級者までのおすすめのリールを紹介しました。コマセマダイ釣りはロッドの性能も重要ですが、実はロッドよりもリールの性能が最も大事なのです。釣り人の中にはリールのドラグ性能はコマセマダイ釣りにおいて生命線だと考える人も多いほどです。

コマセマダイ釣りのリールで良いものを選ぶこともおすすめですが、何より一番はリールのアフターケアをしっかりとすることです。定期的にリールのメンテナンスをするだけでも長持ちさせることができるため、もしコマセマダイ釣りを極めたいという人は、リールの選び方やリールのアフターケアにこだわりましょう。

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